岡田克也
2016年07月01日
民進党・岡田代表が党首討論を求める公開質問状、断られる。
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民進党の岡田克也代表は30日、安倍晋三首相(自民党総裁)に送った参院選の争点に関する公開質問状に自民党が回答しない考えを明らかにしたことについて、「非礼だ」と反発した。
でも考えていただきたい。
公開質問状は、29日に提出し、翌日(30日)まで回答しろというものです。
今は、選挙中です。
昨日(30日)、萩生田光一官房副長官は、総理官邸の定例会見で、
「民進党の岡田代表が総理に対し、党首討論を求める公開質問状を出した。今日30日が期限だが、どう対応するのか。」という記者からの質問に
「そのような要望が出されていることは承知しているが、すでに選挙戦が始まっているし、候補者を擁立しているのは民進党だけではないから、今までさまざまな機会を通じて通常の選挙期間中に行うべき党首討論という形で、各党の皆様と意見交換をしてきた。
野党第一党とは言え、共産党とともに統一候補を擁立している実態もあるわけだから、民進党の代表とだけ党首討論をやるのは不公平であるとみなすので、そのような用意をする心づもりはないというふうに承知している。」と述べています。
また、自民党もフェイスブック(30日)で、以下のように述べています。
昨日、民進党・岡田代表から、質問状をいただきました。
自民党としては、回答しない旨を民進党に伝えました。
なお、共産党による「人を殺す予算」発言に、共産党と手を組む民進党として、どう考えるのか?という、私たちの問いかけには、「反論すること自身が土俵に乗りますから、無視ですね」と、岡田代表自らがおっしゃっているそうで、この論点にはあまり触れたくないようです。
民進党を始めとする野党各党は、党首討論を追加開催するよう求めていますが、自民党としての考えをお伝えします。
---------------------
民主党・菅政権の時代に実施された6年前の参議院選挙では党首討論は5回しか行われませんでしたが、今回は、これまでに7回の党首討論が実施されています。
更には、政調会長クラスの討論など、活発な議論が行われてきたと考えます。
そして今後も、幹事長クラスでの討論など様々な形で議論は続いていくと承知しております。
選挙とは本来、各党がそれぞれに国民の皆様に訴えるべき政策を、国民の皆様へ直接、堂々と訴えて判断と支持を求めるべきものであり、選挙公約や党首討論などにおいて各党の主張が明らかとなった今、街頭に出て国民の皆様に大いに訴え、審判を仰ぐべきものと考えます。
野党各党を含め、政党として信ずるところを大いに国民の皆様に訴えていこうではありませんか。
民進党・岡田代表は27日にも、安倍晋三首相(自民党総裁)に対し、参院選期間中に自民、民進両党の党首討論を行うよう書面で申し入れていました。
民進、共産、社民、生活の野党4党も27日、NHKと在京民放5社に対し、与野党党首によるテレビ討論を参院選期間中に再度行うよう書面で要請していました。
テレビ各局での党首討論は24日までに一巡。与党側は既に期日前投票が進んでいるとして、再実施されなくなりました。
二度断れた民進・岡田代表は、ただただ怒っていました。
民進・岡田代表「非礼」と反発 質問状不回答の自民に「ここまで落ちたか」(以下、産経新聞より)
民進党の岡田克也代表は30日、安倍晋三首相(自民党総裁)に送った参院選の争点に関する公開質問状に自民党が回答しない考えを明らかにしたことについて、「非礼だ」と反発した。参院選の応援で入った秋田市で記者団に語った。
岡田氏は「自民党はここまで落ちたか。それぞれ重要な質問なのに答えない。党として出しているものをいい加減に返してきた。もうちょっと真面目に考えてもらいたい。怒っている」と述べた。
民進党など野党が求めている党首討論会の追加開催に自民党が応じないことについても「そこまでして逃げたいか。あり得ないことが起こっている」とした。
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民進党の岡田克也代表は30日、安倍晋三首相(自民党総裁)に送った参院選の争点に関する公開質問状に自民党が回答しない考えを明らかにしたことについて、「非礼だ」と反発した。
でも考えていただきたい。
公開質問状は、29日に提出し、翌日(30日)まで回答しろというものです。
今は、選挙中です。
昨日(30日)、萩生田光一官房副長官は、総理官邸の定例会見で、
「民進党の岡田代表が総理に対し、党首討論を求める公開質問状を出した。今日30日が期限だが、どう対応するのか。」という記者からの質問に
「そのような要望が出されていることは承知しているが、すでに選挙戦が始まっているし、候補者を擁立しているのは民進党だけではないから、今までさまざまな機会を通じて通常の選挙期間中に行うべき党首討論という形で、各党の皆様と意見交換をしてきた。
野党第一党とは言え、共産党とともに統一候補を擁立している実態もあるわけだから、民進党の代表とだけ党首討論をやるのは不公平であるとみなすので、そのような用意をする心づもりはないというふうに承知している。」と述べています。
また、自民党もフェイスブック(30日)で、以下のように述べています。
昨日、民進党・岡田代表から、質問状をいただきました。
自民党としては、回答しない旨を民進党に伝えました。
なお、共産党による「人を殺す予算」発言に、共産党と手を組む民進党として、どう考えるのか?という、私たちの問いかけには、「反論すること自身が土俵に乗りますから、無視ですね」と、岡田代表自らがおっしゃっているそうで、この論点にはあまり触れたくないようです。
民進党を始めとする野党各党は、党首討論を追加開催するよう求めていますが、自民党としての考えをお伝えします。
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民主党・菅政権の時代に実施された6年前の参議院選挙では党首討論は5回しか行われませんでしたが、今回は、これまでに7回の党首討論が実施されています。
更には、政調会長クラスの討論など、活発な議論が行われてきたと考えます。
そして今後も、幹事長クラスでの討論など様々な形で議論は続いていくと承知しております。
選挙とは本来、各党がそれぞれに国民の皆様に訴えるべき政策を、国民の皆様へ直接、堂々と訴えて判断と支持を求めるべきものであり、選挙公約や党首討論などにおいて各党の主張が明らかとなった今、街頭に出て国民の皆様に大いに訴え、審判を仰ぐべきものと考えます。
野党各党を含め、政党として信ずるところを大いに国民の皆様に訴えていこうではありませんか。
民進党・岡田代表は27日にも、安倍晋三首相(自民党総裁)に対し、参院選期間中に自民、民進両党の党首討論を行うよう書面で申し入れていました。
民進、共産、社民、生活の野党4党も27日、NHKと在京民放5社に対し、与野党党首によるテレビ討論を参院選期間中に再度行うよう書面で要請していました。
テレビ各局での党首討論は24日までに一巡。与党側は既に期日前投票が進んでいるとして、再実施されなくなりました。
二度断れた民進・岡田代表は、ただただ怒っていました。
民進・岡田代表「非礼」と反発 質問状不回答の自民に「ここまで落ちたか」(以下、産経新聞より)
民進党の岡田克也代表は30日、安倍晋三首相(自民党総裁)に送った参院選の争点に関する公開質問状に自民党が回答しない考えを明らかにしたことについて、「非礼だ」と反発した。参院選の応援で入った秋田市で記者団に語った。
岡田氏は「自民党はここまで落ちたか。それぞれ重要な質問なのに答えない。党として出しているものをいい加減に返してきた。もうちょっと真面目に考えてもらいたい。怒っている」と述べた。
民進党など野党が求めている党首討論会の追加開催に自民党が応じないことについても「そこまでして逃げたいか。あり得ないことが起こっている」とした。
2016年06月28日
民進党・岡田代表の焦り
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最近の民進党・岡田代表の言動がおかしい。
そうとう、焦っているのでしょうね。
民進党・岡田代表は6月26日、地元の三重県で、参院選三重選挙区で「党の公認候補が敗れれば次の代表選に出馬しない」と発言したことで波紋が広がっています。
本来であれば、野党第一党の党首は、民進党としての目標議席を明確にすべきなのにしていません。
それは、民進党の敗北が予想され、その責任をとりたくないからでしょう。
これは、リーダーとして極めて無責任なことで、「参院選で大敗しても地元・三重選挙区で勝利すれば代表はやめない」ということです。
だから、党内から「地元で勝てばいいのか」「与党の過半数を阻止できなくても、三重で勝てば、代表に居座るのだろう」との批判がでるのも当然です。
この背景を、某ジャーナリストがFBで以下のように述べています。
「同僚議員からも、岡田さんは選挙知らん、イオンあるから選挙せんでええ、だから戦っているひとの気持ちわからん。
選挙応援きても暗いし、迷惑...やと言われとるほど。 代表なったらあかんひと。」
昨日、安倍総裁の神奈川県の総裁遊説を見ていきました。たくさんの聴衆でした。
そこで会った政治ジャーナリストは「岡田代表の時は、こんなに人が集まらない」と言っていました。
民進党の改選議席は45です。
前回選挙の議席が17でした。
民進党内部では、その中間議席の「30」前後を単独の勝敗ラインにしているようです。
ただ、今回の選挙は、野党候補の一本化したため、17が公認候補でないため、単独の目標を設定しづらい面もあります。
そこで、民進党の獲得議席は、民進党ポスターになるように改憲勢力3分の2を阻止としているのです。
改選議席は、121。
78が改憲勢力3分の2です。
それは、参議院で改憲勢力が3分の2となるには、自公で86議席必要ですが、改憲に前向きなおおさか維新の会と日本のこころを大切にする党と連携すれば、あと78議席となります。
ということは、121−78=43
野党4党で、43以上。
選挙プランナーの三浦博史氏の予測は、今回、共産党が躍進します。
護憲勢力の各党議席予想は、共産党は11、社民党1ですから、
民進党の目指す目標議席は、43−12=31となります。
これに無所属がどうなるか不明ですので、民進党単独の目標を設定しづらいこともあります。
昨日(28日)のBSのテレビで、民進党の安住国対委員長は、次期衆院選も「全ての小選挙区で1対1の構図に持ち込んだ方がいい」と共産党を含めた野党候補の一本化に言及しました。
これで、いよいよ民進党は共産党との一体化が進むことになります。
現在の民進党は、民主と維新の合流で党名を変更したもので、勢力拡大を狙う民主党と松野頼久・維新の党代表らが自ら国会議員として生き残るための思惑が一致したことでした。
当時マスコミは、民維新党について党名の公募の行方を大きく報道しましたが、政党の基本にせまる報道はありませんでした。
民主党政権は、「一度、民主党にやらせてみては」とのマスコミの大合唱の結果、誕生しました。その結果、民主党政権は、普天間移設につき迷走、近隣諸国とりわけ中国、韓国との外交関係を毀損し、その後の安倍晋三内閣は、日中韓首脳会談を3年半かけてようやく実現させたのです。
民進党に今、問われているのは、共産党の日米安保条約廃棄と自衛隊の解消という安全保障政策に同意するか否かです。これを曖昧にしたままでは、将来必ず禍根を残すことになるでしょ。
民進党が国民から信頼されないのは、民主党時代から政党の本質を真摯に考えずに、いい加減にしてきたことです。
つい最近も、民主党は、「民主党は嫌いだけど・・・」との自虐的なポスターを作りました。自らの政党も好きになれない人たちに期待はできないのです。
日本を嫌いな人が、日本を良くすることはできないのと同じことです。
だから、共産党と平気で協力できるのです。
岡田代表は、選挙中に自分だけ自民党の安倍総裁との党首討論を申し入れることしました。エゴイスト岡田氏の考えることで、不可能です。
そこで今度は、民進、共産、社民、生活の野党4党は27日、NHKと在京民放5社に対し、与野党党首によるテレビ討論を参院選期間中に再度行うよう書面で要請したとなるのです。
おおさか維新の会、日本のこころを大切にする党、新党改革を無視して実現不可能です。
各党の遊説日程は、ほぼ決まっています。
各党首を揃えてのテレビ討論も、それぞれの遊説日程があり、かなり前から事前調整して実現したものです。
これも岡田代表の焦りからです。
(参考) 岡田民進代表、安倍首相に党首討論申し入れ=4野党はテレビ各局に要請(時事通信より)
民進党の岡田克也代表は27日、安倍晋三首相(自民党総裁)に対し、参院選期間中に自民、民進両党の党首討論を行うよう書面で申し入れた。岡田氏はこの中で「議論すべき課題は山積している。経済と憲法を中心に1時間ないし2時間、徹底的に議論しよう」と提案。首相側が2党のみの開催に難色を示すなら、他党にも呼び掛ける考えを伝えた。
これに関し、民進、共産、社民、生活の野党4党は27日、NHKと在京民放5社に対し、与野党党首によるテレビ討論を参院選期間中に再度行うよう書面で要請した。英国の欧州連合(EU)離脱が決まったことに伴う政治・経済状況の変化などを理由に挙げている。
テレビ各局での党首討論は24日までに一巡。与党側は既に期日前投票が進んでいるとして、再実施には否定的だ。(2016/06/27-15:07)
2010年12月14日
小沢氏に会えない岡田幹事長
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昨日の民主党の役員会は約20分遅れて始まった。
これが今の民主党の実態だ。
役員会が遅れたのは、小沢氏の支持派議員が党本部で「政倫審は本人の申し出以外で開かれたことは一度もない」「裁判が近い」などと主張し、岡田幹事長に決議文を手渡し猛抗議したためだった。応酬は役員会の時間になっても終わらず、岡田幹事長は、一時”軟禁”状態になった。
岡田幹事長は当初、この役員会で政倫審への招致決議の方針を決める考えだったが、小沢氏支持派議員の反発が強かったため、決定を先送りし、多数決を取らなかった。
役員会は、賛成派と反対派で意見が対立し、輿石参院会長が「もう一度小沢氏と会ってはどうか」と提案し、その際の対応は岡田幹事長に一任するとのことで双方が歩み寄り、役員会は1時間で終了した。
岡田幹事長は、役員会終了後の記者会見で、
小沢氏の政倫審出席幹事長一任、処分想定せず(読売新聞 12月13日(月)15時26分)
民主党の岡田幹事長は、13日午後、同党の役員会後に記者会見し、小沢元代表の政治倫理審査会の出席を巡る扱いについて、「幹事長に一任された」と語った。(1)元代表には政倫審に自ら出席し、説明してもらいたい
(2)出席しない場合は党において出席を勧めることになる――との2点を踏まえ、幹事長自身が元代表と十分に話し合う方針であると語った。
また、元代表が政倫審出席を拒否した場合の離党勧告などの処分については、「想定していないし、考えていない」と述べた。
岡田幹事長は「国民が説明が不足していると言うから。だから、小沢氏に政倫審で説明を求めるのだ」とも述べた。
小沢氏の招致議決の方針決められず 反対論続出で 民主役員会
(産経13日15時20分)
岡田幹事長は党役員会で、政倫審への小沢元代表の出席を同政倫審で議決するよう提案した。しかし、出席者から反対論が相次ぎ、議決の方針は決まらなかった。岡田氏が引き続き、小沢氏に出席を説得する。
――というように、岡田幹事長が議決を先送りし、小沢氏と会うことになった。
岡田幹事長は、早速、党職員を通じて小沢氏に面会を申し入れが、実現できずにいる。
小沢氏は昨夜カラオケ店にいて忙しかったようだ。
岡田幹事長は、今日(14日)午前、
「本人が出て、説明していただくのが基本だ。それがかなわない時は、党として(招致議決の)決定を行わなければならなくなる。そのことを踏まえて党役員会で一任をいただいた」と述べ、政倫審に招致議決を求めることも含めて対応を一任されたと重ねて強調した。
小沢氏との会談については、「なるべく早く」「申し入れ中だ。早くお会いしたい」と述べ、小沢氏から返事が来ていないことをにじませた。
結論持ち越しを受けて小沢支持派は、今後、年内に両議院総会の開催を求める署名運動を開始、これは茨城県議選の敗北など、執行部の責任追及も兼ねてのことだ。
また、政倫審で議決された場合は小沢氏に近い政務3役が抗議の辞任する可能性もある。
今後の焦点は、小沢氏と岡田幹事長の会談が実現するか否かとなった。
会談が実現しても、小沢氏が出席を拒否した場合の対応など、先行きは不透明だ。
岡田幹事長が小沢氏に会いたいと言っても、会えないのが民主党だ。
産経新聞・主張は、「小沢氏招致要請 『茶番劇』としか映らない」と。
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昨日の民主党の役員会は約20分遅れて始まった。
これが今の民主党の実態だ。
役員会が遅れたのは、小沢氏の支持派議員が党本部で「政倫審は本人の申し出以外で開かれたことは一度もない」「裁判が近い」などと主張し、岡田幹事長に決議文を手渡し猛抗議したためだった。応酬は役員会の時間になっても終わらず、岡田幹事長は、一時”軟禁”状態になった。
岡田幹事長は当初、この役員会で政倫審への招致決議の方針を決める考えだったが、小沢氏支持派議員の反発が強かったため、決定を先送りし、多数決を取らなかった。
役員会は、賛成派と反対派で意見が対立し、輿石参院会長が「もう一度小沢氏と会ってはどうか」と提案し、その際の対応は岡田幹事長に一任するとのことで双方が歩み寄り、役員会は1時間で終了した。
岡田幹事長は、役員会終了後の記者会見で、
小沢氏の政倫審出席幹事長一任、処分想定せず(読売新聞 12月13日(月)15時26分)
民主党の岡田幹事長は、13日午後、同党の役員会後に記者会見し、小沢元代表の政治倫理審査会の出席を巡る扱いについて、「幹事長に一任された」と語った。(1)元代表には政倫審に自ら出席し、説明してもらいたい
(2)出席しない場合は党において出席を勧めることになる――との2点を踏まえ、幹事長自身が元代表と十分に話し合う方針であると語った。
また、元代表が政倫審出席を拒否した場合の離党勧告などの処分については、「想定していないし、考えていない」と述べた。
岡田幹事長は「国民が説明が不足していると言うから。だから、小沢氏に政倫審で説明を求めるのだ」とも述べた。
小沢氏の招致議決の方針決められず 反対論続出で 民主役員会
(産経13日15時20分)
岡田幹事長は党役員会で、政倫審への小沢元代表の出席を同政倫審で議決するよう提案した。しかし、出席者から反対論が相次ぎ、議決の方針は決まらなかった。岡田氏が引き続き、小沢氏に出席を説得する。
――というように、岡田幹事長が議決を先送りし、小沢氏と会うことになった。
岡田幹事長は、早速、党職員を通じて小沢氏に面会を申し入れが、実現できずにいる。
小沢氏は昨夜カラオケ店にいて忙しかったようだ。
岡田幹事長は、今日(14日)午前、
「本人が出て、説明していただくのが基本だ。それがかなわない時は、党として(招致議決の)決定を行わなければならなくなる。そのことを踏まえて党役員会で一任をいただいた」と述べ、政倫審に招致議決を求めることも含めて対応を一任されたと重ねて強調した。
小沢氏との会談については、「なるべく早く」「申し入れ中だ。早くお会いしたい」と述べ、小沢氏から返事が来ていないことをにじませた。
結論持ち越しを受けて小沢支持派は、今後、年内に両議院総会の開催を求める署名運動を開始、これは茨城県議選の敗北など、執行部の責任追及も兼ねてのことだ。
また、政倫審で議決された場合は小沢氏に近い政務3役が抗議の辞任する可能性もある。
今後の焦点は、小沢氏と岡田幹事長の会談が実現するか否かとなった。
会談が実現しても、小沢氏が出席を拒否した場合の対応など、先行きは不透明だ。
岡田幹事長が小沢氏に会いたいと言っても、会えないのが民主党だ。
産経新聞・主張は、「小沢氏招致要請 『茶番劇』としか映らない」と。
2010年03月17日
秘密をばらして誰が信用してくれるのか?(井上 政典)
大好評の「平河総合戦略研究所メルマガ■3月16日 NO.525号)☆☆甦れ美しい日本☆☆から「井上 政典氏の秘密をばらして誰が信用してくれるのか?」をお届けします。
私の友人の支那人は、自国の人間や朝鮮人を信じないと断言しました。でも、日本人は信じると言っていました。朝鮮人の友人が言いました、朝鮮人や支那人は信じれないが日本人は信じる。
二つの国とも日本が大嫌いのはずですが、商売をするのに日本人が間に入らないと支那人と朝鮮人同士では仕事が前に進まないことが多いとも言っておりました。
それほど、日本人は信用がある民族のようです。
しかし岡田外相は日米の秘密を勝手に暴いて公表してしまいました。公然の事実で既にみんなわかっていたことですが、それをわざわざ白日の下に晒すことはないことをです。
公然の仲の二人の秘め事を相手が突然公にしたらどんな修羅場が待っているかの想像力もないのでしょうか?一応秘密だから知らん振りしている奥方も証拠を目の前に証拠を突きつけられたら、何もしないわけにはいきません。一緒懸命に自分を抑えて家を守ろうとしていた努力が水の泡になってしまいます。
この岡田さん、夫婦でけんかもしないし、親友もいないのではないでしょうか?親友の秘密を勝手にしゃべれば相手が怒るということを知らないのでしょうか?そして一度秘密をばらされた相手を信用しないというのも知らないのでしょうか?
さらに聞いた人も、そうだそうだといっていますが内心秘密を暴露するような人を信用しないということを本当に理解していないのでしょうか?
もし、知らないのであれば、この人親友と呼べる人が皆無だということを証明したと同然です。だれとタッグを組んで日本を守ろうとしているのでしょう。
この秘密が明らかになればなるほど、佐藤栄作という総理大臣は苦悩を一人の胸にしまいこんで日本国のために仕事をしたんだなということが切々と伝わってきました。どんなに孤独でつらい決断をしなければならないかったのか、我々では想像も付かないほどです。
あの新聞記者を締め出してテレビカメラに向かって誰もいなくなった会見場で退任の言葉を寂しそうにしゃべっていた顔が思い出されました。あのときに「おれは日本の安全保障をどれだけ考えてこのような政治をしてきたか分かるか!」と叫びたかったに違いありません。それを抑えてあの当時として沖縄返還という大仕事をするために苦渋の決断もしたのだということが分かり、改めて佐藤総理を凄い人だと思いました。
鳩山首相よ、長たるものこんなに孤独でつらいものなんですよ。みんなに好かれようと八方美人では日本国の首相は務まりません。みんなに好かれたいのなら、即刻の退陣をお勧めします。するとみんなからとってもいい人だとほめられますよ。
(歴史ナビゲーター)
私の友人の支那人は、自国の人間や朝鮮人を信じないと断言しました。でも、日本人は信じると言っていました。朝鮮人の友人が言いました、朝鮮人や支那人は信じれないが日本人は信じる。
二つの国とも日本が大嫌いのはずですが、商売をするのに日本人が間に入らないと支那人と朝鮮人同士では仕事が前に進まないことが多いとも言っておりました。
それほど、日本人は信用がある民族のようです。
しかし岡田外相は日米の秘密を勝手に暴いて公表してしまいました。公然の事実で既にみんなわかっていたことですが、それをわざわざ白日の下に晒すことはないことをです。
公然の仲の二人の秘め事を相手が突然公にしたらどんな修羅場が待っているかの想像力もないのでしょうか?一応秘密だから知らん振りしている奥方も証拠を目の前に証拠を突きつけられたら、何もしないわけにはいきません。一緒懸命に自分を抑えて家を守ろうとしていた努力が水の泡になってしまいます。
この岡田さん、夫婦でけんかもしないし、親友もいないのではないでしょうか?親友の秘密を勝手にしゃべれば相手が怒るということを知らないのでしょうか?そして一度秘密をばらされた相手を信用しないというのも知らないのでしょうか?
さらに聞いた人も、そうだそうだといっていますが内心秘密を暴露するような人を信用しないということを本当に理解していないのでしょうか?
もし、知らないのであれば、この人親友と呼べる人が皆無だということを証明したと同然です。だれとタッグを組んで日本を守ろうとしているのでしょう。
この秘密が明らかになればなるほど、佐藤栄作という総理大臣は苦悩を一人の胸にしまいこんで日本国のために仕事をしたんだなということが切々と伝わってきました。どんなに孤独でつらい決断をしなければならないかったのか、我々では想像も付かないほどです。
あの新聞記者を締め出してテレビカメラに向かって誰もいなくなった会見場で退任の言葉を寂しそうにしゃべっていた顔が思い出されました。あのときに「おれは日本の安全保障をどれだけ考えてこのような政治をしてきたか分かるか!」と叫びたかったに違いありません。それを抑えてあの当時として沖縄返還という大仕事をするために苦渋の決断もしたのだということが分かり、改めて佐藤総理を凄い人だと思いました。
鳩山首相よ、長たるものこんなに孤独でつらいものなんですよ。みんなに好かれようと八方美人では日本国の首相は務まりません。みんなに好かれたいのなら、即刻の退陣をお勧めします。するとみんなからとってもいい人だとほめられますよ。
(歴史ナビゲーター)
2010年01月15日
日米外相会談について
ハワイで12日、日米外相会談が開かれた。
これは昨年、岡田外相が米国へ行って外相会談を望んだが、クリントン国務長官が拒否し、その後、藤崎駐米大使が国務長官に呼ばれた。
今年になって、薮中次官が訪米し、今回のハワイでの外相会談を実現させたのだった。
今日の自民党外交・国防合同部会で、外務省から報告を来たが、会談は日米関係については30分だけだった。
懸案事項は議論せずに、日米関係を表面的に取り繕うためにわざわざハワイまで出向いただけだった。
以下、読売社説を掲載する。
日米外相会談 同盟深化へまず普天間解決を(1月14日付・読売社説)
日米同盟を深化させる作業を実りあるものにするには、やはり米軍普天間飛行場の移設問題の早期解決が不可欠だ。
岡田外相がクリントン米国務長官と会談し、5月までに普天間問題に結論を出すとの政府方針を説明した。長官は、現行の移設案が「最善だ」として、「日本が約束を守るよう期待したい」と現行案の早期履行を求めた。
この問題は本来、昨年中に決着させるのが筋だった。政府が5月という期限を、さらに延ばすことは許されない。
米国と移設先の自治体の双方が了解するような新たな移設案を、わずか4か月で見つけるのは極めて困難だ。政府は、現行案こそが最も現実的な選択肢であることを認識すべきだろう。
懸念されるのは、政府・与党が、平野官房長官と社民、国民新両党幹部を中心に新たな移設先を選ぼうとしていることだ。さらなる問題の迷走につながらないか。
社民党は、米軍の抑止力や即応能力を無視し、国外・県外移設を主張し続けている。国民新党も、米空軍嘉手納基地への統合など、既に日米両政府が不可能と結論づけた案を持ち出している。
いくら政府・与党で新たな移設先に合意しても、米国と移設先の自治体が受け入れなければ、机上の空論にすぎない。
担当閣僚の岡田外相と北沢防衛相を外して作業を進めているのも問題だ。現行案を排除する狙いのようだが、結果的に非現実的な案ばかりを検討している。
「政治主導」という鳩山政権のスローガンで自縄自縛になるべきではない。本当に沖縄の負担軽減を早期に実現したいのなら、専門知識を持つ官僚組織をもっと有効活用することが大切だ。
安保条約改定50周年に合わせた同盟深化の協議開始に外相会談で合意したことは、歓迎したい。
協議の中核は無論、安全保障であるべきだ。在日米軍が日本とアジアの平和と安全に貢献してきたことについて、鳩山政権が米国と共通の認識を持たなければ、意味のある協議にはなるまい。
北朝鮮の核の脅威や中国の軍事大国化に、日米がどう共同対処するのか。自衛隊と米軍はどんな役割分担をするか。戦略的な対話を重ねることが重要だ。
同盟深化の協議は、地球温暖化や軍縮、途上国支援、貿易自由化など、広範な分野にも広げたい。日米両国が一連の課題に連携して取り組むことが、世界全体と両国の利益になろう。
(2010年1月14日01時21分 読売新聞)
これは昨年、岡田外相が米国へ行って外相会談を望んだが、クリントン国務長官が拒否し、その後、藤崎駐米大使が国務長官に呼ばれた。
今年になって、薮中次官が訪米し、今回のハワイでの外相会談を実現させたのだった。
今日の自民党外交・国防合同部会で、外務省から報告を来たが、会談は日米関係については30分だけだった。
懸案事項は議論せずに、日米関係を表面的に取り繕うためにわざわざハワイまで出向いただけだった。
以下、読売社説を掲載する。
日米外相会談 同盟深化へまず普天間解決を(1月14日付・読売社説)
日米同盟を深化させる作業を実りあるものにするには、やはり米軍普天間飛行場の移設問題の早期解決が不可欠だ。
岡田外相がクリントン米国務長官と会談し、5月までに普天間問題に結論を出すとの政府方針を説明した。長官は、現行の移設案が「最善だ」として、「日本が約束を守るよう期待したい」と現行案の早期履行を求めた。
この問題は本来、昨年中に決着させるのが筋だった。政府が5月という期限を、さらに延ばすことは許されない。
米国と移設先の自治体の双方が了解するような新たな移設案を、わずか4か月で見つけるのは極めて困難だ。政府は、現行案こそが最も現実的な選択肢であることを認識すべきだろう。
懸念されるのは、政府・与党が、平野官房長官と社民、国民新両党幹部を中心に新たな移設先を選ぼうとしていることだ。さらなる問題の迷走につながらないか。
社民党は、米軍の抑止力や即応能力を無視し、国外・県外移設を主張し続けている。国民新党も、米空軍嘉手納基地への統合など、既に日米両政府が不可能と結論づけた案を持ち出している。
いくら政府・与党で新たな移設先に合意しても、米国と移設先の自治体が受け入れなければ、机上の空論にすぎない。
担当閣僚の岡田外相と北沢防衛相を外して作業を進めているのも問題だ。現行案を排除する狙いのようだが、結果的に非現実的な案ばかりを検討している。
「政治主導」という鳩山政権のスローガンで自縄自縛になるべきではない。本当に沖縄の負担軽減を早期に実現したいのなら、専門知識を持つ官僚組織をもっと有効活用することが大切だ。
安保条約改定50周年に合わせた同盟深化の協議開始に外相会談で合意したことは、歓迎したい。
協議の中核は無論、安全保障であるべきだ。在日米軍が日本とアジアの平和と安全に貢献してきたことについて、鳩山政権が米国と共通の認識を持たなければ、意味のある協議にはなるまい。
北朝鮮の核の脅威や中国の軍事大国化に、日米がどう共同対処するのか。自衛隊と米軍はどんな役割分担をするか。戦略的な対話を重ねることが重要だ。
同盟深化の協議は、地球温暖化や軍縮、途上国支援、貿易自由化など、広範な分野にも広げたい。日米両国が一連の課題に連携して取り組むことが、世界全体と両国の利益になろう。
(2010年1月14日01時21分 読売新聞)
2009年12月07日
鳩山政権の普天間対応は日替わりメニュー
普天間移設問題をめぐっては、毎日くるくる変わる日替わりメニューのようだ。
ここにきてはっきりしたのは、問題を先延ばしすればするほど「決断できない、八方美人、優柔不断の鳩山首相」ということで、支持率もじわじわと低下するということだ。
岡田外相も、やっとわかったのか嘉手納統合案を断念し、沖縄訪問で、早く決めないと日米関係が可笑しくなるとの危機感をもったようだ。
こんなことは最初から分かっていたことで、当初、現職外相として無責任にも嘉手納統合案などをまじめに持ち出し、沖縄の国会議員は「県外及び国外」で当選したなどと米側に強く迫って、問題を混乱させた責任は大きい。
現行案(一部手直しを含む)では、社民党や沖縄が反発するし、普天間基地を「県外及び国外」ということで現行案をチャラにすれば、米軍再編はすべて振り出しにもどり、日米関係は悪化する。
鳩山首相は、どっちに決断しても批判されることになる。
普天間方針、米に提示へ=「考え方今決める時」−首相
(12月7日10時40分配信 時事通信)
鳩山由紀夫首相は7日午前、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題について「政府としての考え方をいよいよ最終的にどういうふうに米国に対して申し上げるかを決める時だと思っている」と述べ、政府として意思統一を急ぎ、基本方針を米側に提示する考えを明らかにした。首相公邸前で記者団に語った。
普天間問題をめぐっては、社民党が現行計画に基づくキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市辺野古)への移設に公然と反対する一方、米側が結論の遅れに反発。岡田克也外相は日米合意を白紙に戻せば両国の同盟関係に深刻な影響が及ぶとの認識を示している。首相は、こうした状況を踏まえ、政権内の混乱の収拾を急ぐ必要があると判断したとみられる。
首相は6日、首相公邸で沖縄を訪問した岡田外相と会談した。これについて、首相は記者団に対し、「政府の考え方を米国に申し上げる時が来たから、その打ち合わせをした」と説明。年内決着が念頭にあるのかとの質問には、「すべてを考えながら、今何を申し上げるか決めなければならない時だ」と強調した。
米国が現行計画の早期履行を求めていることに関しては「連立政権もあるし、沖縄の皆さんの期待感もあるから、そう簡単ではない」と語った。
ここにきてはっきりしたのは、問題を先延ばしすればするほど「決断できない、八方美人、優柔不断の鳩山首相」ということで、支持率もじわじわと低下するということだ。
岡田外相も、やっとわかったのか嘉手納統合案を断念し、沖縄訪問で、早く決めないと日米関係が可笑しくなるとの危機感をもったようだ。
こんなことは最初から分かっていたことで、当初、現職外相として無責任にも嘉手納統合案などをまじめに持ち出し、沖縄の国会議員は「県外及び国外」で当選したなどと米側に強く迫って、問題を混乱させた責任は大きい。
現行案(一部手直しを含む)では、社民党や沖縄が反発するし、普天間基地を「県外及び国外」ということで現行案をチャラにすれば、米軍再編はすべて振り出しにもどり、日米関係は悪化する。
鳩山首相は、どっちに決断しても批判されることになる。
普天間方針、米に提示へ=「考え方今決める時」−首相
(12月7日10時40分配信 時事通信)
鳩山由紀夫首相は7日午前、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題について「政府としての考え方をいよいよ最終的にどういうふうに米国に対して申し上げるかを決める時だと思っている」と述べ、政府として意思統一を急ぎ、基本方針を米側に提示する考えを明らかにした。首相公邸前で記者団に語った。
普天間問題をめぐっては、社民党が現行計画に基づくキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市辺野古)への移設に公然と反対する一方、米側が結論の遅れに反発。岡田克也外相は日米合意を白紙に戻せば両国の同盟関係に深刻な影響が及ぶとの認識を示している。首相は、こうした状況を踏まえ、政権内の混乱の収拾を急ぐ必要があると判断したとみられる。
首相は6日、首相公邸で沖縄を訪問した岡田外相と会談した。これについて、首相は記者団に対し、「政府の考え方を米国に申し上げる時が来たから、その打ち合わせをした」と説明。年内決着が念頭にあるのかとの質問には、「すべてを考えながら、今何を申し上げるか決めなければならない時だ」と強調した。
米国が現行計画の早期履行を求めていることに関しては「連立政権もあるし、沖縄の皆さんの期待感もあるから、そう簡単ではない」と語った。
2009年10月13日
鳩山政権、海自撤収、給油活動中断か
岡田外相が10月11日、アフガニスタン電撃訪問し、日本の得意分野の民生支援で積極貢献をアピールした。テレビでも大きく報じられた。
カルザイ大統領は、心得たもので、給油活動には触れず、電力、高等教育、農業などの支援を要請した。
ところが、(日本時間12日未明)、パキスタンで、ギラニ首相と会談したが、そこでは、インド洋における海上自衛隊の給油活動を継続するよう求められた。
鳩山政権は、インド洋での海上自衛隊の給油活動の継続問題で苦慮している。
こうした様子を産経新聞が、以下のように解説している。
岡田外相 海自撤収、給油活動一時中断もやむなし
(10月13日0時30分配信 産経新聞)
【イスラマバード=笠原健】岡田克也外相は12日午後(日本時間同日夜)、イスラマバード市内のセレナホテルで、記者団の取材に応じ、来年1月に根拠法の期限が切れるインド洋における海上自衛隊の給油活動について、活動継続のための新法を臨時国会に提出するかどうかについて「われわれは単純延長しないと言ってきたが、それ以上、それ以下でもない。
ただ、現実問題として国会日程は窮屈だ。臨時国会でというのは、いろいろ調整が必要になる。現実には難しい問題だ」と述べ、新法を制定するにしても臨時国会への提出は困難だとの認識を示した。
岡田氏は給油活動継続について「絶対ノーとは言っていない」と含みを持たせたことがあったが、臨時国会への新法提出が困難との見解表明は、根拠法の期限が切れる来年1月以降は一時的に海自を撤収して給油活動を中断することもやむを得ないとの認識を示したものだ。
給油活動をめぐっては、長島昭久防衛政務官が、国会の事前承認を求める法改正を経て給油継続を図る必要があるとの見解を表明していた。
岡田氏は記者団に対して、12日のパキスタンのクレーシ外相との会談で給油活動に関して(1)延長には新法が必要(2)民主党は従来、国会で反対してきた(3)連立与党の中で社民党が強く反対している−ことを説明したことを紹介。
給油活動とアフガニスタンやパキスタンへの支援策との関連について、「日本のマスコミは給油活動が好きだが、それと切り離して、もう少し世界的な視野でみれば、テロの温床になっているパキスタンとアフガニスタンの国境地帯にどう働きかけをしていくのか。どう支援をしていくのかということは世界的な関心事だと改めて感じだ」と述べ、給油活動とアフガンやパキスタンとの支援問題は切り離して考えていくべきだとの認識を示した。
カルザイ大統領は、心得たもので、給油活動には触れず、電力、高等教育、農業などの支援を要請した。
ところが、(日本時間12日未明)、パキスタンで、ギラニ首相と会談したが、そこでは、インド洋における海上自衛隊の給油活動を継続するよう求められた。
鳩山政権は、インド洋での海上自衛隊の給油活動の継続問題で苦慮している。
こうした様子を産経新聞が、以下のように解説している。
岡田外相 海自撤収、給油活動一時中断もやむなし
(10月13日0時30分配信 産経新聞)
【イスラマバード=笠原健】岡田克也外相は12日午後(日本時間同日夜)、イスラマバード市内のセレナホテルで、記者団の取材に応じ、来年1月に根拠法の期限が切れるインド洋における海上自衛隊の給油活動について、活動継続のための新法を臨時国会に提出するかどうかについて「われわれは単純延長しないと言ってきたが、それ以上、それ以下でもない。
ただ、現実問題として国会日程は窮屈だ。臨時国会でというのは、いろいろ調整が必要になる。現実には難しい問題だ」と述べ、新法を制定するにしても臨時国会への提出は困難だとの認識を示した。
岡田氏は給油活動継続について「絶対ノーとは言っていない」と含みを持たせたことがあったが、臨時国会への新法提出が困難との見解表明は、根拠法の期限が切れる来年1月以降は一時的に海自を撤収して給油活動を中断することもやむを得ないとの認識を示したものだ。
給油活動をめぐっては、長島昭久防衛政務官が、国会の事前承認を求める法改正を経て給油継続を図る必要があるとの見解を表明していた。
岡田氏は記者団に対して、12日のパキスタンのクレーシ外相との会談で給油活動に関して(1)延長には新法が必要(2)民主党は従来、国会で反対してきた(3)連立与党の中で社民党が強く反対している−ことを説明したことを紹介。
給油活動とアフガニスタンやパキスタンへの支援策との関連について、「日本のマスコミは給油活動が好きだが、それと切り離して、もう少し世界的な視野でみれば、テロの温床になっているパキスタンとアフガニスタンの国境地帯にどう働きかけをしていくのか。どう支援をしていくのかということは世界的な関心事だと改めて感じだ」と述べ、給油活動とアフガンやパキスタンとの支援問題は切り離して考えていくべきだとの認識を示した。
2009年10月08日
気は確かか?岡田外相 「国滅んでイオン残る」
今朝の産経新聞を見て、これはコメントしないといけないと思っていましたが、軍事評論家=佐藤守のブログ日記がズバリ、指摘してあったのでそれを転載しました。
気は確かか?岡田外相
2009年10月08日12時03分 / 提供:軍事評論家=佐藤守のブログ日記
当地は台風の余波も少なく一安心。ポストから新聞を取って、第一面に岡田外相が「村山談話『言葉より行動』」「東アジア共同体・米加えず」という見出しに驚いた。
「驚いた」というよりも「やっぱり・・・」というのが実感だが、とにかく内容が支離滅裂で理解に苦しむ。しかも外国特派員協会での講演だという。外国人記者たちにどんな誤解を与えたか心配である。
産経によると岡田外相は、村山談話(平成七年)について「(アジアに)まだ納得できない人が一定範囲いることは事実だ。それ以上に言葉よりも行動だ」といい、日中間の歴史教科書問題では「将来の理想は(日中間)共通の教科書を作ることだ」というのだから狂ったとしか思えない。
東アジア共同体には「日本、中国、韓国、東南アジア諸国連合(ASEAN)、インド、オーストラリア、ニュージランドの範囲で(構成を)考えたい」というのだから、つまり『米国抜き』の「大東亜共栄圏」なのである。
そのくせ「日米同盟は安全保障に不可欠でそれを変える選択肢は持っていない」とした上で『日本には日本の国益、米国には米国の国益がある。米国との関係を心配する声もあるが、NAFTA(欧州連合)に入っていないからといって日本が排除されているわけではない』のだという。
歴史認識では「過去に行った戦争で被害を受けた人たちの気持ちは簡単に解決できるものではない」から、村山談話だけでは不十分だそうで、「過去の政権では村山談話があるにもかかわらず、これに反する閣僚などの発言があり、『悪かったと思っているのか』と疑問を抱かせた。そういうことがないようにしていきたい」という。
アフガニスタン支援では「兵を出すことばかりが支援だとは思っていない」というのだが、米国でオバマ大統領と軍の間がギクシャクしていることをご存知か?この世の中には、問題によっては『兵にしか解決できないもの』もあるのだという事をご存じないらしい。だから他の国は「軍をなくさない」ばかりか、増強しているではないか!もっと国際軍事関係を基礎から見直して欲しいと思う。
今、中国が戦略的に一番重視しているのは『日米間の離間』である。日米同盟は「安全保障に不可欠でそれを変える選択肢は持っていない」そうだが、日本には不可欠でも相手はどう思っているか?甘えるにもほどがある。それこそ『中国に阿った離間策発言』であろう。
過去の戦争の“被害者”で「まだ納得できない人が一定範囲いることは事実だ」そうだが、ご自身で確認したのか?戦争体験者に確かめた結果なのか?代替わりしているだろうし、第一彼らは自国を植民地化した英国などには“被害者意識”を感じないらしいから不思議ではないか!そこを確認したのか?
大東亜戦争についてはいろいろ書物があるが「アジアに生きる大東亜戦争(ASEANセンター編)」をご一読願いたい。「納得している人(植民地解放で)」は一定範囲どころか広範にいることも知ってほしい。
更にその国柄を教えるべき教科書を、特定アジア諸国と一緒に「共通のもの」を作ろう、などという発想が浮かぶのが全く解せない。
たまたま?昨日の産経10面に「イオン2期連続赤字」「消費低迷・小売2強不振」とあり、イオンの岡田元也社長は「大型店舗から小型店舗に、国内から海外へ投資をシフトし、この10年間の総合スーパーのビジネスから脱却する」と宣言したという。友人の経済専門家が今年初め頃に「イオンは国内販売に見切りをつけ、中国一辺倒で打って出るだろう」と言っていたことに一致する。
まさかとは思うが、「日本には日本の国益、米国には米国の国益がある」という発言の裏に「イオンにはイオンの社益、中国には中国の国益がある」という意味が含まれているのはないだろう?・・・。
大臣よりも“一般人”の方が時には?しっかり世界を見ていることがある。今日の15面の「談話室」に、横須賀市にお住まいの団体役員・千葉哲夫氏(85)が「日中、主張なくして友好なし」と次のように書いている。
「島嶼の防衛防災、更に中国海軍の動きから地元側に誘致気運が高い沖縄県与那国島への陸上自衛隊配備問題で、北沢俊美防衛相が『いたずらに近隣諸国に懸念を抱かせることはせず』と発言したのには、これが国の防衛の任に当たる責任者の言葉かと唖然とさせられた」
北沢“史上最低”大臣は「自国の国益確保、自国民の保護」よりも、「敵対する近隣諸国の国益、他国人民の保護」に重点を置くというのである。この方の国籍はどこなんだろう?
千葉氏は「日本人はあまりにも中国人を知らな過ぎる」と言う中国籍の友人の次のような言葉を防衛相に進呈している。
『中国には君は君の道理を言い張るがよい、私は私の道理を主張する、という交渉哲学がある。日本はこれを援用し、自己の主張を曲げず徹底的に対決せよ。そうすれば初めて本当の友好に到達する。見境のない迎合こそが、中共の反日を助長する元凶である。友好だ、とむやみにおもねっていては本質的な解決は棚上げされてしまうだけだ」
国を守ろうとするなら『彼を知り己を知れば百戦危うからず』、この孫子の説を持って範とせられよ』
この千葉氏の言葉は、岡田外相にも進呈したい。「国滅んでイオン残る」ではたまったものじゃない。
ついでに中国には「一つの山に二匹の虎(龍)は住めない」という言葉もあることを教えておこう。東アジア共同体の虎は一匹しか認めまい。
自民党時代にも『他人の嫌がることはしない』という“変人”首相がいたが、鳩山内閣には、得体の知れない“国際人”が多いようで、これじゃ国民は枕を高くして眠れない!
ところで先日(5日)チャンネル桜で恒例の「防衛漫談」をしてきたのだが、スカパーチャンネルの編成が変わり、この分は放映されない、という知らせが届いた。そこで紹介されたHPを、ついでだからここにPRしておくことにする。
≪「防人の道 今日の自衛隊」公式サイト でのご案内
http://www.ch-sakura.jp/sakimori/sakimori-election.html?id=887
≪YouTube オフィシャルサイト での配信
【佐藤守】守・和彦の防衛漫談 [桜H21/10/5]
http://www.youtube.com/watch?v=mBGPmNXCJN4
≪もちろん、So-TV (http://www.so-tv.jp/)でも放映しています。「防衛漫談」で検索していただくと、たくさんヒットいたします。
次は国の解体へとつながりかねない、この危機的状況にしっかりと向き合い対処するため来週17日に下記の「国民総決起集会」が予定されています。関心ある周りの皆様へも お知らせいただけますと大変有り難く存じます。
【草莽崛起】 10.17 日本解体阻止!! 守るぞ日本!
国民総決起集会&デモ − これからの日本の行方を考える − http://www.ch-sakura.jp/topix/1290.html≫
以上、取り急ぎ お知らせまで
気は確かか?岡田外相
2009年10月08日12時03分 / 提供:軍事評論家=佐藤守のブログ日記
当地は台風の余波も少なく一安心。ポストから新聞を取って、第一面に岡田外相が「村山談話『言葉より行動』」「東アジア共同体・米加えず」という見出しに驚いた。
「驚いた」というよりも「やっぱり・・・」というのが実感だが、とにかく内容が支離滅裂で理解に苦しむ。しかも外国特派員協会での講演だという。外国人記者たちにどんな誤解を与えたか心配である。
産経によると岡田外相は、村山談話(平成七年)について「(アジアに)まだ納得できない人が一定範囲いることは事実だ。それ以上に言葉よりも行動だ」といい、日中間の歴史教科書問題では「将来の理想は(日中間)共通の教科書を作ることだ」というのだから狂ったとしか思えない。
東アジア共同体には「日本、中国、韓国、東南アジア諸国連合(ASEAN)、インド、オーストラリア、ニュージランドの範囲で(構成を)考えたい」というのだから、つまり『米国抜き』の「大東亜共栄圏」なのである。
そのくせ「日米同盟は安全保障に不可欠でそれを変える選択肢は持っていない」とした上で『日本には日本の国益、米国には米国の国益がある。米国との関係を心配する声もあるが、NAFTA(欧州連合)に入っていないからといって日本が排除されているわけではない』のだという。
歴史認識では「過去に行った戦争で被害を受けた人たちの気持ちは簡単に解決できるものではない」から、村山談話だけでは不十分だそうで、「過去の政権では村山談話があるにもかかわらず、これに反する閣僚などの発言があり、『悪かったと思っているのか』と疑問を抱かせた。そういうことがないようにしていきたい」という。
アフガニスタン支援では「兵を出すことばかりが支援だとは思っていない」というのだが、米国でオバマ大統領と軍の間がギクシャクしていることをご存知か?この世の中には、問題によっては『兵にしか解決できないもの』もあるのだという事をご存じないらしい。だから他の国は「軍をなくさない」ばかりか、増強しているではないか!もっと国際軍事関係を基礎から見直して欲しいと思う。
今、中国が戦略的に一番重視しているのは『日米間の離間』である。日米同盟は「安全保障に不可欠でそれを変える選択肢は持っていない」そうだが、日本には不可欠でも相手はどう思っているか?甘えるにもほどがある。それこそ『中国に阿った離間策発言』であろう。
過去の戦争の“被害者”で「まだ納得できない人が一定範囲いることは事実だ」そうだが、ご自身で確認したのか?戦争体験者に確かめた結果なのか?代替わりしているだろうし、第一彼らは自国を植民地化した英国などには“被害者意識”を感じないらしいから不思議ではないか!そこを確認したのか?
大東亜戦争についてはいろいろ書物があるが「アジアに生きる大東亜戦争(ASEANセンター編)」をご一読願いたい。「納得している人(植民地解放で)」は一定範囲どころか広範にいることも知ってほしい。
更にその国柄を教えるべき教科書を、特定アジア諸国と一緒に「共通のもの」を作ろう、などという発想が浮かぶのが全く解せない。
たまたま?昨日の産経10面に「イオン2期連続赤字」「消費低迷・小売2強不振」とあり、イオンの岡田元也社長は「大型店舗から小型店舗に、国内から海外へ投資をシフトし、この10年間の総合スーパーのビジネスから脱却する」と宣言したという。友人の経済専門家が今年初め頃に「イオンは国内販売に見切りをつけ、中国一辺倒で打って出るだろう」と言っていたことに一致する。
まさかとは思うが、「日本には日本の国益、米国には米国の国益がある」という発言の裏に「イオンにはイオンの社益、中国には中国の国益がある」という意味が含まれているのはないだろう?・・・。
大臣よりも“一般人”の方が時には?しっかり世界を見ていることがある。今日の15面の「談話室」に、横須賀市にお住まいの団体役員・千葉哲夫氏(85)が「日中、主張なくして友好なし」と次のように書いている。
「島嶼の防衛防災、更に中国海軍の動きから地元側に誘致気運が高い沖縄県与那国島への陸上自衛隊配備問題で、北沢俊美防衛相が『いたずらに近隣諸国に懸念を抱かせることはせず』と発言したのには、これが国の防衛の任に当たる責任者の言葉かと唖然とさせられた」
北沢“史上最低”大臣は「自国の国益確保、自国民の保護」よりも、「敵対する近隣諸国の国益、他国人民の保護」に重点を置くというのである。この方の国籍はどこなんだろう?
千葉氏は「日本人はあまりにも中国人を知らな過ぎる」と言う中国籍の友人の次のような言葉を防衛相に進呈している。
『中国には君は君の道理を言い張るがよい、私は私の道理を主張する、という交渉哲学がある。日本はこれを援用し、自己の主張を曲げず徹底的に対決せよ。そうすれば初めて本当の友好に到達する。見境のない迎合こそが、中共の反日を助長する元凶である。友好だ、とむやみにおもねっていては本質的な解決は棚上げされてしまうだけだ」
国を守ろうとするなら『彼を知り己を知れば百戦危うからず』、この孫子の説を持って範とせられよ』
この千葉氏の言葉は、岡田外相にも進呈したい。「国滅んでイオン残る」ではたまったものじゃない。
ついでに中国には「一つの山に二匹の虎(龍)は住めない」という言葉もあることを教えておこう。東アジア共同体の虎は一匹しか認めまい。
自民党時代にも『他人の嫌がることはしない』という“変人”首相がいたが、鳩山内閣には、得体の知れない“国際人”が多いようで、これじゃ国民は枕を高くして眠れない!
ところで先日(5日)チャンネル桜で恒例の「防衛漫談」をしてきたのだが、スカパーチャンネルの編成が変わり、この分は放映されない、という知らせが届いた。そこで紹介されたHPを、ついでだからここにPRしておくことにする。
≪「防人の道 今日の自衛隊」公式サイト でのご案内
http://www.ch-sakura.jp/sakimori/sakimori-election.html?id=887
≪YouTube オフィシャルサイト での配信
【佐藤守】守・和彦の防衛漫談 [桜H21/10/5]
http://www.youtube.com/watch?v=mBGPmNXCJN4
≪もちろん、So-TV (http://www.so-tv.jp/)でも放映しています。「防衛漫談」で検索していただくと、たくさんヒットいたします。
次は国の解体へとつながりかねない、この危機的状況にしっかりと向き合い対処するため来週17日に下記の「国民総決起集会」が予定されています。関心ある周りの皆様へも お知らせいただけますと大変有り難く存じます。
【草莽崛起】 10.17 日本解体阻止!! 守るぞ日本!
国民総決起集会&デモ − これからの日本の行方を考える − http://www.ch-sakura.jp/topix/1290.html≫
以上、取り急ぎ お知らせまで