2013年05月27日
相澤秀禎氏との秘話(『おさかな天国』など)

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大手芸能事務所「サンミュージックプロダクション」の相澤秀禎(あいざわひでよし)会長が、死去されました。
僕が、自民党政務調査会で、農林水産担当の頃だった。
当時、僕は、魚の消費拡大のためにDHAに着目、懸命にPRに努めていた。お米の消費拡大も。
相澤氏から、あの名曲『おさかな天国』を作っていただいたのだ。
もしも、相澤氏との出会いがなかったら『おさかな天国』は存在しなかった。
相澤氏との出会いは、出版社の方の紹介であった。
最初は、お米の消費拡大のために歌を作ってもらおうと会ったのだが。
その時は、森田健作氏も同席していた。
林業関係は、北島三郎。水産関係は鳥羽一郎。
そこで、僕は、お米のPRは都はるみと考えて、相澤氏を紹介してもらったのだ。
都はるみさんは、当時、トヨタのCMでイメージチェンジを図っていて駄目だった。
その時に、魚の消費拡大で、当時、名古屋デザイン博で、酒井法子の絵が受けているとのことで、酒井さんの絵をポスターに採用した。
なお、写真の本は『魚を食べると頭が良くなる』の続編で、表紙絵は酒井法子さんのものである。
お米の消費拡大には、森田健作さんから『キッチン・パトロール』(TBSテレビ、食糧庁番組)に出演していただき好評を得た。
その後、森田氏は政界に進出することになったが、ある日、僕は相澤氏に呼ばれ相談を受けた。それは、森田氏が選挙に出るときの当選予測だった。その時、僕はいろいろと分析し『当選確実』と言った。なぜ、そう判断したかは、秘密である。
その後、お魚の消費拡大、少しは良くなったが。
当時、水産流通課長の石原葵氏(後の農林水産省事務次官)が、ジュネーブから帰国。その時、在ジュネーブ国際機関日本政府代表部の誰もDHAのことを知らずショックを受け、帰りの飛行機で音楽を聴いて、「これだ!」を思い、僕に連絡してきた。
「田村さん、歌を作れないか」とのこと。
早速、僕は相澤氏に連絡、数曲作ってもらった。
歌は、若い人に決めてもらおうと、水産庁の若手に聴いてもらって『おさかな天国』に決定した。理由は、魚の名前が多く登場したことだった。
この完成したテープを全魚連で取り扱ってもらった。スーパー、お寿司屋さんなどで『おさかな天国』を流してもらった。
今も、この『おさかな天国』を聴くことがある。不朽の名曲である。
歌は良い。歌は世の中を変える。戦後のリンゴの唄など。人々を元気にする。
僕も、歌手のはしくれである。でも他の仕事が忙しくで、疎かになっている。
でも、最後は歌手を目指そうと思う。
相澤秀禎社長、本当にありがとうございます。
ご冥福を心からお祈り申し上げます。