2012年06月07日
民主党内の動向

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産経新聞より「消費増税法案 焦る首相、小沢氏は倒閣に自信」「開き直った岡田副総理 民主中間派を逆なで」の記事を掲載します。
消費増税法案 焦る首相、小沢氏は倒閣に自信
(産経新聞 6月7日(木)7時55分配信)
消費税増税を柱とする社会保障・税一体改革関連法案をめぐる民主、自民両党の修正協議がようやく始まる見通しとなったが、会期末(21日)まで残り15日間で協議がまとまる保証はない。焦る野田佳彦首相を横目に民主党の小沢一郎元代表は衆院採決で法案を否決し、内閣総辞職を迫る構え。大飯原発再稼働をめぐっても民主党は分裂の様相を帯びており、首相の不安は尽きない。
「会期末が迫っている。一日も早く修正協議に入るように努力してほしい」
首相は6日午前、官邸で民主党の城島光力国対委員長にこう厳命した。輿石東幹事長にも電話した。5日夜に党幹部が「21日までに採決できるわけがない」と発言したことに強い危機感を抱いたようだ。
この念押しが効いたのか、6日の民主、自民、公明3党幹事長会談で輿石氏は急に軟化。最後は自民党の石原伸晃幹事長らと握手を交わした。
とはいえ、輿石氏がなお21日での閉会を狙っているとの疑念は消えない。参院民主党は参院議員会長選の選挙管理委員会を立ち上げた。輿石氏の参院議員会長の任期は今国会で切れるが、法案を衆院採決するならば会期延長は必然となり慌てる必要はないはずだ。
また、修正協議で自民党が対案の丸のみを求めたりマニフェスト(政権公約)撤回を迫れば、民主党の亀裂はさらに広がる。さっそく民主党の前原誠司政調会長はBS番組で、最低保障年金制度について「白紙に戻せと言われれば戻せない」と修正協議での安易な妥協を牽制(けんせい)した。
そんな中、小沢氏は、造反をためらっている若手議員との個別面談を始めた。
「今採決すれば法案は否決され、内閣総辞職だ…」
こうささやくと効果は抜群。ある議員は吹っ切れたように語った。「小沢さんの言葉に納得した。もう腹はくくった…」
鳩山由紀夫元首相も足並みをそろえる。6日夜は都内の中国料理店で自らのグループの所属議員約20人と会食し、こう呼びかけた。
「とにかく同じ心構えで行動しよう!」
小沢氏は非小沢反増税の中間派勢力にも触手を伸ばし、面談の調整を急ぐ。6日夕、都内で開かれた小沢系のパーティーでは自信たっぷりにこう語った。
「国民の心がどこにあり、何を望んでいるか。これを正確にすばやくとらえ行動に移す感覚が大事だ」(坂井広志)
開き直った岡田副総理 民主中間派を逆なで
(産経新聞 6月7日(木)7時55分配信)
■「マニフェスト選挙勝因でない」「子ども手当2万6000円過大」
岡田克也副総理は6日の衆院社会保障・税一体改革特別委員会で、政権交代を実現した平成21年衆院選について「マニフェスト(政権公約)というよりは、政権交代を望む国民の大きな流れで勝った」と述べた。消費税増税を含む一体改革関連法案の修正協議に向け、自民党が撤回を求めるマニフェスト施策にこだわらない姿勢を強調したかったようだが、民主党の「マニフェスト原理主義者」の感情をまたも逆なでしてしまった。(桑原雄尚)
特別委では、先の衆院選で初当選した民主党の石井登志郎氏が子ども手当をめぐるマニフェスト違反について岡田氏をただした。
「マニフェストは方向性を示す羅針盤のようなものではないか。子ども手当2万6千円支給というように(詳細に)分かりやすくしてこうなってしまったことに大いに反省すべきだ」
すると岡田氏は「2万6千円が過大でなかったかといえば、過大であったというふうに思います」とあっさり認めた。さらに「国民の多くは政権交代を一度行うべきだという思いの中で投票した」と述べ、マニフェストが政権交代の原動力となったとの見方を否定した。
すっかり開き直ったかのような発言だが、かつては岡田氏こそが「マニフェスト原理主義者」だった。
自ら先頭に立って「マニフェスト選挙」を主導してきた。平成16年7月の参院選では党代表として「年金一元化」などを掲げ、民主党は小泉純一郎政権の自民党に初めて勝利した。「マニフェストと違う行動を取る無責任な議員は党内にいない」(16年1月)と言い切ったこともある。
ところが、政権交代後の菅直人政権末期では、幹事長として自民、公明両党と子ども手当などの見直し協議を主導。野田佳彦内閣でも一体改革を進めるため、「バラマキ」政策見直しの急先鋒(せんぽう)となった。
だが、岡田氏の答弁には、民主党中間派もさっそく反発。ある中堅は「『マニフェストが衆院選の勝因でない』というのは言い過ぎだ」と憤りを隠さない。会期末(21日)までの衆院採決に向け、首相が自民党との修正協議を急ぐ中、岡田氏の言動は造反者を増殖させかねない。



