2010年12月17日
小沢氏 政倫審出席問題で民主、対立激化
ブログランキングに参加しています。
↓↓↓貴方の応援クリックが明日の活力になります↓↓↓
こちらをクリック
今日、小沢氏が文書で回答するとの動き、民主党は意志疎通の悪い政党だ。
小沢氏は、岡田幹事長が自分に対する連絡を事務局任せで、直接してこないことに不快感を示している。
「長幼序あり」ということだろう。
小沢氏は文書で回答をした。
これがないのが、民主党だ。
以下、関連記事を掲載する。
(参考)
小沢氏、政倫審拒否の回答書全文
(12.17 14:43、産経)
岡田幹事長の要請に対するご回答
先般、岡田幹事長から以下の通りの要請を受けました。
まず第一に、自らが判断して自主的に政治倫理審査会におけて説明していただきたい。第二に、もしそれが実現しない場合には党において政倫審出席を決めなければならなくなる、この二点について面談しないということでありましたので、お答えいたします。
現在、私の問題は検察審査会の起訴議決により司法手続きの段階に入っており、近々東京地裁での公判が開始されます。そのような裁判を今後行うことが確定している私が、国会の政治倫理審査会に自ら出席しなければならない合理的な理由はありません。
なぜなら政治倫理審査会の審査や調査は、立法府の自律的な機能であり、司法府への介入を避けるなど慎重なものでなければならないからです。しかも既に指定弁護士が起訴状の作成に入っており、間もなく始まる刑事裁判の中で、私は清々粛々と検察審査会の起訴議決の可否も含めて闘い、事実を明らかにし、潔白を証明して参ります。
今は、民主党政権が初めて本格的に取り組む予算編成・税制改正の真最中であります。国民の付託にこたえるため「国民の生活が第一」の政策実現のための予算・税制づくりに全力を傾注すべき時であります。
私は一貫して、挙党一致体制の重要性を誰よりも主張いたして参りました。今後の私は、「国民の生活が第一」の政策とそれを実行していく政治主導の確立、議会制民主主義の定着の大いなる目標に向かって、最大限の努力を傾ける所存でございます。
最後に、私に対して面談をしたいというご要請でありましたが、私の思いを正確にお伝えするため、書面にてご回答いたしました。なにとぞご理解賜りますようお願い申し上げます。
平成22年12月17日
衆院議員
小沢一郎
小沢氏、政倫審拒否 きょう回答 岡田氏、招致手続きへ
(産経新聞 12月17日(金)7時57分配信)
民主党の小沢一郎元代表は16日、衆院政治倫理審査会への出席を拒否する意向を固めた。17日に岡田克也幹事長に文書で回答する。これを受け、岡田氏は16日夕の記者会見で「本人が出ないと言うならば党として意思決定する」と述べ、政倫審招致に向け、手続きを進める考えを表明した。
一方、小沢氏支持勢力は16日、党両院議員総会開催に必要な党所属国会議員の3分の1以上(138人以上)の署名を集めたことを明らかにした。岡田氏が手続きを強行すれば、両院議員総会の中野寛成会長に署名を提出し、総会の速やかな開催を求める構え。開催されれば、参院で問責決議された仙谷由人官房長官の交代や執行部刷新動議が提出される公算が大きい。
岡田氏は16日午後、菅直人首相と首相官邸で会い、小沢氏の招致手続きを進める考えを伝えた。首相は了承した上で、調整が不調に終われば自らが小沢氏と会談し事態打開を目指す意向を固めた。遅れて会談に加わった輿石東参院議員会長は「政倫審を強行すれば党内が混乱する」と反対した。
衆院政倫審招致には本人か全委員(25人)の3分の1以上が申し立て出席委員の過半数の同意が必要だが、議決に強制力はない。民主党執行部はすでに招致手続きを進めるための政倫審幹事会の開催に向け、自民党に協力を求めている。
一方、小沢氏は16日夜、都内のホテルで鳩山由紀夫前首相、輿石氏と会談し、今後の対応を協議した。
強気・小沢氏も手詰まり感「何を恐れているのか…」
(2010/12/16 22:23更新、産経)
【激突ふたたび】
「何を恐れているのかな。臆病なんじゃないか…」
16日夜、レインボーブリッジを望む東京・台場のホテル。小沢氏は鳩山由紀夫前首相、輿石東参院議員会長に不満そうな表情を見せた。
小沢氏が不快に感じたのは、岡田克也幹事長が党職員を介して面会を申し入れてきたことだった。「人を介して連絡してくるとは、俺と会わない口実なんじゃないか。直接言ってくればいつでも会うのに…」
小沢氏と岡田氏の激突の瞬間は近づきつつある。16日午後、国会内で開かれた国対正副委員長会議では前哨戦が始まった。
「税制改正、予算編成もあるので、年末に向けて結束していかなければならない」
鉢呂吉雄国対委員長がこうあいさつすると「親小沢」系議員が集中砲火を浴びせた。
辻恵衆院議員「結束していくと言われたが、仲間を守るのが基本ではないか!」
森裕子参院議員「小沢氏が政倫審に出れば、通常国会がうまくいくという約束を野党からとりつけたのか!」
親小沢系議員は表向き強気の姿勢を示している。両院議員総会という「切り札」を確保したためだが、すぐに開催を求めるわけではない。「いつでも党執行部を交代させることができる」というカードとして利用し、小沢氏の国会招致の「抑止力」とする算段なのだ。
だが、「小沢氏の方が分が悪い」との見方が強まる。党執行部も「臨戦態勢」に入っており、政倫審開催に向け、委員を非小沢系議員に全面的に差し替える準備を進める。政倫審招致を議決されても小沢氏が出席を拒否するならば、離党勧告も辞さない構えだ。
勧告を無視して党内に居座ることも可能だが、存在感を維持するのは極めて困難だ。そうなれば、新党結成しか道はない。
だが、強制起訴が目前に迫る小沢氏に残された時間は少ない。仮に新党を結成しても民主党を衆院過半数割れに追い込めなければ「捨て石」に近い。党内には「小沢氏についていくのは20人程度だろう」(中堅)との見方もある。小沢氏はかつて新進党を解党して自由党党首としてキャスチングボートを握れぬ小政党の悲哀を味わってきた。今さら泥沼の野党暮らしに戻るつもりなのか。
離党勧告より先に両院議員総会で一斉蜂起する手もあるが、執行部刷新に追い込めるだけの勢力は確保できていない。署名の確認作業などに手間取り、総会が小沢氏の強制起訴後にずれ込めば、何のために開いたのか分からなくなる。
数カ月ぶりに小沢氏と接触した人物は思わずこうもらした。
「党代表選に立候補した3カ月前に比べて痩せたなあ…」
小沢氏、招致拒否を伝達へ=対立激化不可避―民主
(時事通信 12月17日(金)5時20分配信)
民主党の小沢一郎元代表は17日、自らの政治資金に絡んで岡田克也幹事長から衆院政治倫理審査会での弁明を求められていることに対し、岡田氏側に文書で回答する。小沢氏は裁判で真実を明らかにするとして、政倫審への出席を拒否する見通しだ。一方、岡田氏はあくまでも招致実現を目指す意向。小沢氏が出席拒否を伝えた場合、政倫審の委員による議決に向けた手続きに入る構えだ。
岡田氏は、小沢氏が政倫審での弁明を拒んでいることを「国会運営や来春の統一地方選への障害」としており、来年1月召集の通常国会前に政倫審を開催したい考えだ。小沢氏からの回答を精査した上で、政倫審の土肥隆一会長に対し、早期の議決に向け準備を進めるよう指示するとみられる。
小沢氏招致をめぐり、民主党は13日の党役員会で岡田氏に対応を一任した。ただ、役員会メンバーの一部には「一任は、政倫審出席を要請することだけ」との主張もある。岡田氏が議決を強行すれば、小沢氏を支持する勢力が抵抗するのは確実で、党内対立の深刻化は避けられない情勢だ。
↓↓↓貴方の応援クリックが明日の活力になります↓↓↓
こちらをクリック
今日、小沢氏が文書で回答するとの動き、民主党は意志疎通の悪い政党だ。
小沢氏は、岡田幹事長が自分に対する連絡を事務局任せで、直接してこないことに不快感を示している。
「長幼序あり」ということだろう。
小沢氏は文書で回答をした。
これがないのが、民主党だ。
以下、関連記事を掲載する。
(参考)
小沢氏、政倫審拒否の回答書全文
(12.17 14:43、産経)
岡田幹事長の要請に対するご回答
先般、岡田幹事長から以下の通りの要請を受けました。
まず第一に、自らが判断して自主的に政治倫理審査会におけて説明していただきたい。第二に、もしそれが実現しない場合には党において政倫審出席を決めなければならなくなる、この二点について面談しないということでありましたので、お答えいたします。
現在、私の問題は検察審査会の起訴議決により司法手続きの段階に入っており、近々東京地裁での公判が開始されます。そのような裁判を今後行うことが確定している私が、国会の政治倫理審査会に自ら出席しなければならない合理的な理由はありません。
なぜなら政治倫理審査会の審査や調査は、立法府の自律的な機能であり、司法府への介入を避けるなど慎重なものでなければならないからです。しかも既に指定弁護士が起訴状の作成に入っており、間もなく始まる刑事裁判の中で、私は清々粛々と検察審査会の起訴議決の可否も含めて闘い、事実を明らかにし、潔白を証明して参ります。
今は、民主党政権が初めて本格的に取り組む予算編成・税制改正の真最中であります。国民の付託にこたえるため「国民の生活が第一」の政策実現のための予算・税制づくりに全力を傾注すべき時であります。
私は一貫して、挙党一致体制の重要性を誰よりも主張いたして参りました。今後の私は、「国民の生活が第一」の政策とそれを実行していく政治主導の確立、議会制民主主義の定着の大いなる目標に向かって、最大限の努力を傾ける所存でございます。
最後に、私に対して面談をしたいというご要請でありましたが、私の思いを正確にお伝えするため、書面にてご回答いたしました。なにとぞご理解賜りますようお願い申し上げます。
平成22年12月17日
衆院議員
小沢一郎
小沢氏、政倫審拒否 きょう回答 岡田氏、招致手続きへ
(産経新聞 12月17日(金)7時57分配信)
民主党の小沢一郎元代表は16日、衆院政治倫理審査会への出席を拒否する意向を固めた。17日に岡田克也幹事長に文書で回答する。これを受け、岡田氏は16日夕の記者会見で「本人が出ないと言うならば党として意思決定する」と述べ、政倫審招致に向け、手続きを進める考えを表明した。
一方、小沢氏支持勢力は16日、党両院議員総会開催に必要な党所属国会議員の3分の1以上(138人以上)の署名を集めたことを明らかにした。岡田氏が手続きを強行すれば、両院議員総会の中野寛成会長に署名を提出し、総会の速やかな開催を求める構え。開催されれば、参院で問責決議された仙谷由人官房長官の交代や執行部刷新動議が提出される公算が大きい。
岡田氏は16日午後、菅直人首相と首相官邸で会い、小沢氏の招致手続きを進める考えを伝えた。首相は了承した上で、調整が不調に終われば自らが小沢氏と会談し事態打開を目指す意向を固めた。遅れて会談に加わった輿石東参院議員会長は「政倫審を強行すれば党内が混乱する」と反対した。
衆院政倫審招致には本人か全委員(25人)の3分の1以上が申し立て出席委員の過半数の同意が必要だが、議決に強制力はない。民主党執行部はすでに招致手続きを進めるための政倫審幹事会の開催に向け、自民党に協力を求めている。
一方、小沢氏は16日夜、都内のホテルで鳩山由紀夫前首相、輿石氏と会談し、今後の対応を協議した。
強気・小沢氏も手詰まり感「何を恐れているのか…」
(2010/12/16 22:23更新、産経)
【激突ふたたび】
「何を恐れているのかな。臆病なんじゃないか…」
16日夜、レインボーブリッジを望む東京・台場のホテル。小沢氏は鳩山由紀夫前首相、輿石東参院議員会長に不満そうな表情を見せた。
小沢氏が不快に感じたのは、岡田克也幹事長が党職員を介して面会を申し入れてきたことだった。「人を介して連絡してくるとは、俺と会わない口実なんじゃないか。直接言ってくればいつでも会うのに…」
小沢氏と岡田氏の激突の瞬間は近づきつつある。16日午後、国会内で開かれた国対正副委員長会議では前哨戦が始まった。
「税制改正、予算編成もあるので、年末に向けて結束していかなければならない」
鉢呂吉雄国対委員長がこうあいさつすると「親小沢」系議員が集中砲火を浴びせた。
辻恵衆院議員「結束していくと言われたが、仲間を守るのが基本ではないか!」
森裕子参院議員「小沢氏が政倫審に出れば、通常国会がうまくいくという約束を野党からとりつけたのか!」
親小沢系議員は表向き強気の姿勢を示している。両院議員総会という「切り札」を確保したためだが、すぐに開催を求めるわけではない。「いつでも党執行部を交代させることができる」というカードとして利用し、小沢氏の国会招致の「抑止力」とする算段なのだ。
だが、「小沢氏の方が分が悪い」との見方が強まる。党執行部も「臨戦態勢」に入っており、政倫審開催に向け、委員を非小沢系議員に全面的に差し替える準備を進める。政倫審招致を議決されても小沢氏が出席を拒否するならば、離党勧告も辞さない構えだ。
勧告を無視して党内に居座ることも可能だが、存在感を維持するのは極めて困難だ。そうなれば、新党結成しか道はない。
だが、強制起訴が目前に迫る小沢氏に残された時間は少ない。仮に新党を結成しても民主党を衆院過半数割れに追い込めなければ「捨て石」に近い。党内には「小沢氏についていくのは20人程度だろう」(中堅)との見方もある。小沢氏はかつて新進党を解党して自由党党首としてキャスチングボートを握れぬ小政党の悲哀を味わってきた。今さら泥沼の野党暮らしに戻るつもりなのか。
離党勧告より先に両院議員総会で一斉蜂起する手もあるが、執行部刷新に追い込めるだけの勢力は確保できていない。署名の確認作業などに手間取り、総会が小沢氏の強制起訴後にずれ込めば、何のために開いたのか分からなくなる。
数カ月ぶりに小沢氏と接触した人物は思わずこうもらした。
「党代表選に立候補した3カ月前に比べて痩せたなあ…」
小沢氏、招致拒否を伝達へ=対立激化不可避―民主
(時事通信 12月17日(金)5時20分配信)
民主党の小沢一郎元代表は17日、自らの政治資金に絡んで岡田克也幹事長から衆院政治倫理審査会での弁明を求められていることに対し、岡田氏側に文書で回答する。小沢氏は裁判で真実を明らかにするとして、政倫審への出席を拒否する見通しだ。一方、岡田氏はあくまでも招致実現を目指す意向。小沢氏が出席拒否を伝えた場合、政倫審の委員による議決に向けた手続きに入る構えだ。
岡田氏は、小沢氏が政倫審での弁明を拒んでいることを「国会運営や来春の統一地方選への障害」としており、来年1月召集の通常国会前に政倫審を開催したい考えだ。小沢氏からの回答を精査した上で、政倫審の土肥隆一会長に対し、早期の議決に向け準備を進めるよう指示するとみられる。
小沢氏招致をめぐり、民主党は13日の党役員会で岡田氏に対応を一任した。ただ、役員会メンバーの一部には「一任は、政倫審出席を要請することだけ」との主張もある。岡田氏が議決を強行すれば、小沢氏を支持する勢力が抵抗するのは確実で、党内対立の深刻化は避けられない情勢だ。
トラックバックURL
この記事へのコメント
1. Posted by 牧野弘幸 2010年12月17日 20:55

どもども、牧野弘幸です。
>先般、岡田幹事長から以下の通りの要請を受けました。
>まず第一に、自らが判断して自主的に政治倫理審査会におけて説明していただきたい。
>第二に、もしそれが実現しない場合には党において政倫審出席を決めなければならなくなる、
上の文章を拝見した限り、岡田克也幹事長は小沢一郎議員を政治倫理審査会に出席させる意識に欠けている。
政治倫理審査会への出席を拒否した場合、離党勧告処分・除名処分を下さなければならないはず。
そうしなければ不充分である。
以上です。