2010年07月27日
大島理森幹事長インタビュー
ブログランキングに参加しています。
↓↓↓貴方の応援クリックが明日の活力になります↓↓↓
こちらをクリック
自民党は、参院選で目標としていた参院での「与党過半数割れ」を達成した。
しかし、比例代表で議席を減らすなど自民党の再生は道半ばにあると言える。
こうした結果を踏まえ、今後どのような方針で党再生に取り組むのか。「参院選後のわが党の課題」と題し、党役員に聞く。
第1回は、党再生や衆・参「ねじれ国会」における国会運営で陣頭指揮を執る大島理森幹事長にインタビューした。
――参院選の結果を受け、自民党の今後の課題をどう考えていますか。
大島理森幹事長)参院選は、国民、党員・党友のお力添えをいただき、民主党の暴走する政治に歯止めをかけることができる結果となりました。
しかし、51議席を与えていただいたものの、比例区では、3年前の参院選よりも200万票以上減らしています。党再生は、未だ道半ばであり、国民の信頼回復にさらに努力を重ねていかなければなりません。与えていただいた議席に対し、どのように責任を果たすかが重要です。
そのためには、まず政策を一層磨き上げていかなければなりません。
参院選では、競争力を一番に、安心力を一番に、信頼される政治と尊敬される日本にすることを掲げてきました。
今後、それらの政策を軸に打って出ていくことが必要です。
たとえば、競争力一番であれば、わが党として成長戦略を示し、積極的に与党にも働きかけていくことも求められます。同時に、地域経済に配慮する政策も示していきます。
――どのように党再生に取り組みますか。
大島)運動面では、この約10カ月間、谷垣禎一総裁を先頭に、「草の根民主主義の自民党を復活させたい」として、谷垣総裁が全国行脚を行いました。また、「ふるさと対話集会」、「JIMIN NEXT」などの「なまごえ☆プロジェクト」を通じ、積極果敢に全国各地の地域に入り込んできました。今後もこうした活動を小選挙区ごとにも広げていきたいと考えています。
磨き上げた政策を背負って、国民との対話を深め、国民の声を吸い上げていく。これらを地道に進めていくことが、わが党の再生のカギです。
また、参院選で多くの新人候補が当選し、わが党に、新しい力が加わりました。わが党は、オープンな政党として、新しい自民党を作るという意味で、多様な人材が活躍できる環境をつくることが重要です。
特に、国会論戦が、政策実現の場、自民党の姿を見ていただく場になりますので、そこには多様な人材を揃えていきます。
わが党には、人材、政策、実行力があるという総合的な姿を国民に知っていただけるよう、まじめに、愚直に取り組んでいきます。
――参院選の結果、再び衆・参ねじれ国会となりましたが、どのような考えで臨みますか。
大島)私は、安倍、福田、麻生内閣で、与党の国会対策委員長として、ねじれ国会を経験しました。やってはならないのは、かつての民主党のような「何でも反対」「政局のための国会」です。
まず、野党間協議を通じ、野党間の信頼を積み重ねていくことが大切です。
その上で、わが党として、徹底的な論戦を行い、国民のためになるものは、与野党で協議し、合意形成を目指していきます。接点を見出す努力をする、強い建設的な野党のスタンスで臨みます。一方、合意できないものは明確に反対していく。そのめりはりが大事だと思います。
――民主党政権とどう対峙していきますか。
大島)菅直人政権は、政府としてのガバナビリティ(統治能力)を失っています。
菅総理は、「国民の信を参院選で問う」と述べ、参院選に敗北したわけです。
私は、菅政権はすでに政治のリーダーシップを発揮する力はないと見ています。
わが党は、総辞職、解散・総選挙を求めていきます。
そのためには、次の戦いに向けて準備をしていかなければなりません。空白となっている98の衆院選挙区支部長を早急に選んでいきます。
ただし、新しい自民党をつくるために、選考は、公募・予備選を原則とします。
参院選でも公募で候補者となった方が数多く当選しました。透明でオープンな選考を実施し、新しい方々に自民党に参加していただきたいと考えています。
(以上、自由民主、8月3日号より)
↓↓↓貴方の応援クリックが明日の活力になります↓↓↓
こちらをクリック
自民党は、参院選で目標としていた参院での「与党過半数割れ」を達成した。
しかし、比例代表で議席を減らすなど自民党の再生は道半ばにあると言える。
こうした結果を踏まえ、今後どのような方針で党再生に取り組むのか。「参院選後のわが党の課題」と題し、党役員に聞く。
第1回は、党再生や衆・参「ねじれ国会」における国会運営で陣頭指揮を執る大島理森幹事長にインタビューした。
――参院選の結果を受け、自民党の今後の課題をどう考えていますか。
大島理森幹事長)参院選は、国民、党員・党友のお力添えをいただき、民主党の暴走する政治に歯止めをかけることができる結果となりました。
しかし、51議席を与えていただいたものの、比例区では、3年前の参院選よりも200万票以上減らしています。党再生は、未だ道半ばであり、国民の信頼回復にさらに努力を重ねていかなければなりません。与えていただいた議席に対し、どのように責任を果たすかが重要です。
そのためには、まず政策を一層磨き上げていかなければなりません。
参院選では、競争力を一番に、安心力を一番に、信頼される政治と尊敬される日本にすることを掲げてきました。
今後、それらの政策を軸に打って出ていくことが必要です。
たとえば、競争力一番であれば、わが党として成長戦略を示し、積極的に与党にも働きかけていくことも求められます。同時に、地域経済に配慮する政策も示していきます。
――どのように党再生に取り組みますか。
大島)運動面では、この約10カ月間、谷垣禎一総裁を先頭に、「草の根民主主義の自民党を復活させたい」として、谷垣総裁が全国行脚を行いました。また、「ふるさと対話集会」、「JIMIN NEXT」などの「なまごえ☆プロジェクト」を通じ、積極果敢に全国各地の地域に入り込んできました。今後もこうした活動を小選挙区ごとにも広げていきたいと考えています。
磨き上げた政策を背負って、国民との対話を深め、国民の声を吸い上げていく。これらを地道に進めていくことが、わが党の再生のカギです。
また、参院選で多くの新人候補が当選し、わが党に、新しい力が加わりました。わが党は、オープンな政党として、新しい自民党を作るという意味で、多様な人材が活躍できる環境をつくることが重要です。
特に、国会論戦が、政策実現の場、自民党の姿を見ていただく場になりますので、そこには多様な人材を揃えていきます。
わが党には、人材、政策、実行力があるという総合的な姿を国民に知っていただけるよう、まじめに、愚直に取り組んでいきます。
――参院選の結果、再び衆・参ねじれ国会となりましたが、どのような考えで臨みますか。
大島)私は、安倍、福田、麻生内閣で、与党の国会対策委員長として、ねじれ国会を経験しました。やってはならないのは、かつての民主党のような「何でも反対」「政局のための国会」です。
まず、野党間協議を通じ、野党間の信頼を積み重ねていくことが大切です。
その上で、わが党として、徹底的な論戦を行い、国民のためになるものは、与野党で協議し、合意形成を目指していきます。接点を見出す努力をする、強い建設的な野党のスタンスで臨みます。一方、合意できないものは明確に反対していく。そのめりはりが大事だと思います。
――民主党政権とどう対峙していきますか。
大島)菅直人政権は、政府としてのガバナビリティ(統治能力)を失っています。
菅総理は、「国民の信を参院選で問う」と述べ、参院選に敗北したわけです。
私は、菅政権はすでに政治のリーダーシップを発揮する力はないと見ています。
わが党は、総辞職、解散・総選挙を求めていきます。
そのためには、次の戦いに向けて準備をしていかなければなりません。空白となっている98の衆院選挙区支部長を早急に選んでいきます。
ただし、新しい自民党をつくるために、選考は、公募・予備選を原則とします。
参院選でも公募で候補者となった方が数多く当選しました。透明でオープンな選考を実施し、新しい方々に自民党に参加していただきたいと考えています。
(以上、自由民主、8月3日号より)
トラックバックURL
この記事へのコメント
2. Posted by みくみく 2010年07月27日 23:25

華がないと言われた谷垣総裁ですが、誠意や熱意は伝わったし、考えは確かな裏付け・党内の意見集約した発言で、民主党のように党内で「知らない」と言われる無責任さはありませんでした。
嘘くさい菅首相よりは、ずっと信頼がおける人に映っていました。
大島幹事長は、顔が怖いとニュースになっていましたが、コメントは、理にかなって分かりやすい
ものです。一方、菅首相はずれた発言だったり、ごまかした返答だったりと、何が言いたいのか伝わってこない時までありました。
やっぱり、自民党に早く政権を取り戻して欲しいです。