2010年06月20日
消費税アップ問題、早くも迷走する菅政権
今日は、朝10時から横浜駅 みなみ西口前(高島屋前路上)で、参院全国比例区の自民党公認候補の三橋貴明と街頭演説を行います。11時半からは、川崎駅 東口ルフロン前で行います。
そこで、皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。
今日のテーマは、「消費税、早くも迷走する菅政権」です。
菅首相は参院選マニフュストを発表した記者会見で、消費税について「2010年度内にあるべき税率や改革案の取りまとめを目指したい」。
税率は、自民党が提案している10%への引き上げを参考にする考えを表明した。
菅総理は18日夜、10%アップの使途について、「高齢者福祉を賄えるようになる」と述べている。
消費税アップを支持する読売新聞社説は「消費税の増税を封印してきた鳩山前首相の方針を、大きく転換するものだ。」と評価、社説のタイトルは、「引き上げを堂々訴えよ」となっている。
ところが、民主党内では、選挙のときに消費税論議が表面化するとマイナス、消費税アップは衆院選後に先送りすべきとの動きが急速に強まっている。
またしても、民主党の迷走が始まった。
総理と閣僚、幹事長の意見がバラバラだ。
例えば、18日、仙谷官房長官は税率引き上げの時期を「総選挙の後にしか実施しない」、消費税引き上げ議論は次の衆院選だと先延ばしを主張した。
枝野幹事長は19日、消費税率の引き上げ時期に関し、「(超党派の)議論を始めてすぐに結論が出るものではない。制度を組み立てるのに年単位の時間がかかる。そろそろ準備を始めないと、次の総選挙で国民の皆さんに問いかけすらできない」と述べ、次期衆院選の争点とする前提で、早急に論議を開始したいとの考えを示した。
岡田外相も19日夕、記者会見で「今は議論をスタートさせることだ。民主党として上げるとは決めていないので、それを問うのは総選挙だ」と述べ、次期衆院選で信を問うべきだとの考えを示した。
国民新党の亀井代表も18日、「政治姿勢として間違っている。断じて賛成できない」「民主党が消費税アップということをきちっと決めるのであれば、連立離脱も予想される」と述べている。
菅総理は、参院選マニフュスト発表の記者会見で、自民党の消費税10%上げに対抗して、自ら10%への引き上げを参考にする考えを表明したが、その後、民主党内から批判が続出している。
これが民主党の実態。
菅政権も、消費税アップ問題で、鳩山政権の普天間問題と同じように迷走が始まった。
谷垣総裁はツイッターで次のように述べています。
菅総理が消費税について「自民党が提案している10%を1つの参考にする」と述べたようですが、語るに落ちるとはこのことです。マニフェストの行き詰まりを認めず、すべて自民党の政策にすり寄るやり方は国民を愚弄するものです。民主党には背骨がない、信念ある政策がないと言わざるを得ません。
そこで、皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。
今日のテーマは、「消費税、早くも迷走する菅政権」です。
菅首相は参院選マニフュストを発表した記者会見で、消費税について「2010年度内にあるべき税率や改革案の取りまとめを目指したい」。
税率は、自民党が提案している10%への引き上げを参考にする考えを表明した。
菅総理は18日夜、10%アップの使途について、「高齢者福祉を賄えるようになる」と述べている。
消費税アップを支持する読売新聞社説は「消費税の増税を封印してきた鳩山前首相の方針を、大きく転換するものだ。」と評価、社説のタイトルは、「引き上げを堂々訴えよ」となっている。
ところが、民主党内では、選挙のときに消費税論議が表面化するとマイナス、消費税アップは衆院選後に先送りすべきとの動きが急速に強まっている。
またしても、民主党の迷走が始まった。
総理と閣僚、幹事長の意見がバラバラだ。
例えば、18日、仙谷官房長官は税率引き上げの時期を「総選挙の後にしか実施しない」、消費税引き上げ議論は次の衆院選だと先延ばしを主張した。
枝野幹事長は19日、消費税率の引き上げ時期に関し、「(超党派の)議論を始めてすぐに結論が出るものではない。制度を組み立てるのに年単位の時間がかかる。そろそろ準備を始めないと、次の総選挙で国民の皆さんに問いかけすらできない」と述べ、次期衆院選の争点とする前提で、早急に論議を開始したいとの考えを示した。
岡田外相も19日夕、記者会見で「今は議論をスタートさせることだ。民主党として上げるとは決めていないので、それを問うのは総選挙だ」と述べ、次期衆院選で信を問うべきだとの考えを示した。
国民新党の亀井代表も18日、「政治姿勢として間違っている。断じて賛成できない」「民主党が消費税アップということをきちっと決めるのであれば、連立離脱も予想される」と述べている。
菅総理は、参院選マニフュスト発表の記者会見で、自民党の消費税10%上げに対抗して、自ら10%への引き上げを参考にする考えを表明したが、その後、民主党内から批判が続出している。
これが民主党の実態。
菅政権も、消費税アップ問題で、鳩山政権の普天間問題と同じように迷走が始まった。
谷垣総裁はツイッターで次のように述べています。
菅総理が消費税について「自民党が提案している10%を1つの参考にする」と述べたようですが、語るに落ちるとはこのことです。マニフェストの行き詰まりを認めず、すべて自民党の政策にすり寄るやり方は国民を愚弄するものです。民主党には背骨がない、信念ある政策がないと言わざるを得ません。
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この記事へのコメント
1. Posted by きんちゃん 2010年06月20日 15:01

このデフレ不況の中で増税すれば一段と消費を控えデフレが進行するのが明白です。
この辺は三橋氏が1番詳しいはずです。
大多数の国民は不況解消を望んでいるのであり、財政再建を望んでいる訳ではありません。
(財政再建しても生活は楽にはなりません)
自民党として1番良いのは橋本政権いらい財政再建で国民に負担をかけた政策が誤りであり、景気回復までは国が頑張るので、景気回復のあかつきには増税させて欲しいと言うスタンスだと思います。
あいかわらず辛口論評ですみません。
2. Posted by サラリーマン 2010年06月20日 16:45

3. Posted by mayu 2010年06月20日 19:53
”きんちゃん”さんに激しく同意します。
三橋さん、谷垣さん、自民党ガンバレ!
三橋さん、谷垣さん、自民党ガンバレ!
4. Posted by みるる 2010年06月21日 05:55

あと私の疑問
私の祖父は腹違いの兄がいました
子供の頃は似ていなかったみたいですが、
ある程度年を取ると似てくるみたいですね
祖父の葬式の日初めて祖父の兄に会いました。瓜二つなので頭のはげ方背格好そっくりで驚きましたhttp://www.youtube.com/watch?v=_sTl-hVyUEY&feature=related
でも鳩山兄弟全然似ていない。なぜでしょうね生まれた時は母親に似てても息子は父親に似るものです。
6. Posted by きんちゃん 2010年06月21日 23:33

http://tamurah.iza.ne.jp/
もちろん三橋氏や田村様が自民党の中では少数意見であることは承知しておりますが、このままでは政治は生活から乖離してしまいます。
なんとか「景気回復が一番」と言う路線に戻して欲しいと切に願うものです。