2009年07月24日
民主党のブレ
民主党が、2009年版政策集で外交・安保分野に関し現実路線に修正したが、「ならば、今までの反対は何だったのか」といった批判が出されています。
以下、関連報道を掲載します。
民主党の路線修正批判=外交・安保の対応に怒り−農水相
(7月24日12時32分配信 時事通信)
石破茂農水相は24日の閣議後会見で、民主党が2009年版政策集で外交・安保分野に関し現実路線に修正したことについて「今まで言ってきたことは何だったのか。政権を取れそうになったから(態度を)変えるというのは、選挙の意義を愚弄(ぐろう)するものだ」と厳しく批判した。
石破農水相は、インド洋での海上自衛隊による給油活動が一時中断した07年11月当時の防衛相としての立場から、「国民の負託を受けた国会議員で構成する政党の在り方として、相当な怒りを覚える」と強調した。
民主政策「ぶれ始めた」=甘利行革相(7月24日13時24分配信 時事通信)
甘利明行政改革担当相は24日午前の閣議後の記者会見で、民主党の2009年版政策集でインド洋での給油活動について明記せず、当面継続を事実上容認したことに触れ、「当初言っていることとぶれ始めた」と批判した。
同党が示した月2万6000円の子ども手当に関しても、所得税の扶養控除や配偶者控除の廃止の項目があることを念頭に、「相当数の家庭では負担増だ」と指摘。「(今まで)国民の歓心を買うようなことを並べていたのは何だったのか、不信感を感じざるを得ない」と述べた。
首相、民主の安保転換「ぶれた」(7月24日7時57分配信 産経新聞)
麻生太郎首相は23日夜、民主党がマニフェスト(政権公約)の原案で、海賊対策での自衛隊派遣や北朝鮮関連船舶への貨物検査実施などの容認を打ち出したことを受け、「現実的対応になったというのは違う。あれだけ国会でテロ対策などに反対だったのに選挙直前になったら変わるのか。理解できない」と強く批判。自らが「ぶれた」と批判され続けたことを念頭に「『ぶれた』というのはそういうことではないのか、と言いたくなる」と皮肉った。首相官邸で記者団の質問に答えた。
公明党の北側一雄幹事長も23日の記者会見で「これまでの民主党の国会対応はなんだったのか。現実路線に転換したと言うなら今まで現実的でない国会対応をしてきたのか。政策よりも政局で判断をしてきたと言わざるを得ない」と批判した。
以下、関連報道を掲載します。
民主党の路線修正批判=外交・安保の対応に怒り−農水相
(7月24日12時32分配信 時事通信)
石破茂農水相は24日の閣議後会見で、民主党が2009年版政策集で外交・安保分野に関し現実路線に修正したことについて「今まで言ってきたことは何だったのか。政権を取れそうになったから(態度を)変えるというのは、選挙の意義を愚弄(ぐろう)するものだ」と厳しく批判した。
石破農水相は、インド洋での海上自衛隊による給油活動が一時中断した07年11月当時の防衛相としての立場から、「国民の負託を受けた国会議員で構成する政党の在り方として、相当な怒りを覚える」と強調した。
民主政策「ぶれ始めた」=甘利行革相(7月24日13時24分配信 時事通信)
甘利明行政改革担当相は24日午前の閣議後の記者会見で、民主党の2009年版政策集でインド洋での給油活動について明記せず、当面継続を事実上容認したことに触れ、「当初言っていることとぶれ始めた」と批判した。
同党が示した月2万6000円の子ども手当に関しても、所得税の扶養控除や配偶者控除の廃止の項目があることを念頭に、「相当数の家庭では負担増だ」と指摘。「(今まで)国民の歓心を買うようなことを並べていたのは何だったのか、不信感を感じざるを得ない」と述べた。
首相、民主の安保転換「ぶれた」(7月24日7時57分配信 産経新聞)
麻生太郎首相は23日夜、民主党がマニフェスト(政権公約)の原案で、海賊対策での自衛隊派遣や北朝鮮関連船舶への貨物検査実施などの容認を打ち出したことを受け、「現実的対応になったというのは違う。あれだけ国会でテロ対策などに反対だったのに選挙直前になったら変わるのか。理解できない」と強く批判。自らが「ぶれた」と批判され続けたことを念頭に「『ぶれた』というのはそういうことではないのか、と言いたくなる」と皮肉った。首相官邸で記者団の質問に答えた。
公明党の北側一雄幹事長も23日の記者会見で「これまでの民主党の国会対応はなんだったのか。現実路線に転換したと言うなら今まで現実的でない国会対応をしてきたのか。政策よりも政局で判断をしてきたと言わざるを得ない」と批判した。