2009年06月29日
欲しがらない生き方(岬龍一郎著、角川書店、ONEテーマ21)
岬龍一郎氏は、かつて神一行という名前で、警察官僚や総理大臣などの本を出し、その後、某出版社の編集局長をやっていた。僕は、氏とはその編集局長時代に濃密なお付き合いをし、氏の出版社から『魚を食べれば頭が良くなる』という本を出し、DHAブームを起こした仲だ。
その頃、一緒に人生を語り合った。
その後、氏は会社他との関係も断ち、本来の文筆業に戻り、有益な本を次々に出版した。
氏の本は、数冊買い求め読んだが、いずれも良い本だ。
今回の『欲しがらない生き方−高等遊民のすすめ』は、その中でもとびっきり良い本だ。ためになる。役に立つ。様々な人生経験から生み出された本である。
これは、僕の座右の一冊として、ときどき読み返してみようと思う良書だ。
今回は、冒頭のヘンリー・D・ソロー『森の生活』(佐渡谷重信訳)
を紹介する。この言葉に本の内容が集約されている。
「生活のレベルが少し下がっても、
心の豊かさがもう一段だけ向上すれば
失うものは何もない。
余分な富を持つと、余分な物しか購入しない。
魂が必要としているものを購入するのに、
金銭などは必要ないのである。」
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この記事へのコメント
1. Posted by 香川黎一 2009年06月29日 18:56
いつも本の紹介、政治の読み方について、勉強になります。
神一行さんの官僚や閨閥についての著作は持っていましたが、神一行さん=岬龍一郎さんというのは初めて知りました。
紹介の本を早速、注文します。紹介された本は、田村さんの指摘ポイントも心にいれて、自分でも読むのが楽しいです。



