2009年04月23日
海賊対処法案きょう衆院通過
今日、海賊対処法案が衆院を通過することとなった。
焦点は、民主党が法案に賛成するか否かであったが、結局、反対することになった。
与党は、修正に応じて多数で賛成できるならばと思って譲歩していたが、最後は、民主党が選挙を意識して社民・国民新党(両党とも反対)との共闘関係を優先し、妥協しなかった。
焦点は、自衛隊の国会の事前承認だった。民主党は、法案賛成の前提に「国会の事前承認」に固執した。これだと、参議院で反対されれば派遣ができないことになるからだ。
もしも、この修正案が通っていれば、使えない法律となる。
これで民主党は、「与党がわが党の修正案を拒否したから反対する」と言えることになる。これが、いつもの民主党の手だ。こうしないと党内の結束が保てないからだ。
昨日の読売新聞に、民主党のことを「消えぬ自衛隊性悪説」との記事が載っていた。これが民主党の寄せ集め政党としての体質なのだろう。
民主党は、かつて、2003年にはイラク復興支援特別特措法、改正テロ対策特措法、05年の改正テロ対策特措法、小沢代表になってから、07年、在日米軍再編推進特措法、改正イラク復興支援特措法、08年、在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)に関する特別協定の承認、新テロ対策特措法、同改正法、09年、海兵隊グアム移転日米協定承認案に反対している。
民主党が政権を取ったら、日本の外交・安保政策は大きく変わる。
日米関係も見直され、日本の防衛構想も見直される。
しかし、いまだに、民主党は法律案に反対するだけで、具体的な外交・安保構想を示していない。
選挙のために、社民党などとの共闘はいいが、マニフェストにしっかりした外交・安保政策を国民に明示すべきであろう。それを、いままでのような抽象的な文面だけではもはや許されない。
焦点は、民主党が法案に賛成するか否かであったが、結局、反対することになった。
与党は、修正に応じて多数で賛成できるならばと思って譲歩していたが、最後は、民主党が選挙を意識して社民・国民新党(両党とも反対)との共闘関係を優先し、妥協しなかった。
焦点は、自衛隊の国会の事前承認だった。民主党は、法案賛成の前提に「国会の事前承認」に固執した。これだと、参議院で反対されれば派遣ができないことになるからだ。
もしも、この修正案が通っていれば、使えない法律となる。
これで民主党は、「与党がわが党の修正案を拒否したから反対する」と言えることになる。これが、いつもの民主党の手だ。こうしないと党内の結束が保てないからだ。
昨日の読売新聞に、民主党のことを「消えぬ自衛隊性悪説」との記事が載っていた。これが民主党の寄せ集め政党としての体質なのだろう。
民主党は、かつて、2003年にはイラク復興支援特別特措法、改正テロ対策特措法、05年の改正テロ対策特措法、小沢代表になってから、07年、在日米軍再編推進特措法、改正イラク復興支援特措法、08年、在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)に関する特別協定の承認、新テロ対策特措法、同改正法、09年、海兵隊グアム移転日米協定承認案に反対している。
民主党が政権を取ったら、日本の外交・安保政策は大きく変わる。
日米関係も見直され、日本の防衛構想も見直される。
しかし、いまだに、民主党は法律案に反対するだけで、具体的な外交・安保構想を示していない。
選挙のために、社民党などとの共闘はいいが、マニフェストにしっかりした外交・安保政策を国民に明示すべきであろう。それを、いままでのような抽象的な文面だけではもはや許されない。