2009年02月04日

海賊対策に関するQ&A(その2)

船海賊対策に関するQ&A(平成21年2月2日現在)を作成しましたが、その後、質問が寄せられましたので以下、お答えします。

Q8 海上保安庁はPSI演習において米海軍や豪海軍と連携行動をとっていたはずですが、それは海軍軍艦との連携行動の実績に含まれないのですか。

(A)
 これまで海上保安庁が参加した「PSI海上阻止訓練」では、外国のコーストガード、警察、税関、軍等の関係機関が参加して大量破壊兵器、その運搬手段及び関連物質がテロリスト等に拡散することを阻止する目的で訓練を実施したものです。
 ソマリア沖における海賊対策のように各国の軍によって実施されている活動に海上法執行機関である海上保安庁が対応した実績はありません。


Q9 長期行動が可能とされる「しきしま」以外にも「みずほ」「やしま」などは中東への派遣や邦人救助を想定して建造されているはずですが、事実関係はどうですか。

(A)
 海上保安庁は、海難救助に関する条約に基づき、わが国周辺海域の捜索救助の責任を適切に果たすことなどを目的として、「みずほ」等のヘリコプター2機搭載型巡視船の整備を行ったもので、ソマリア沖の海賊対策用というわけではないのです。


Q10 ロケットランチャーが重火器であるといわれますが、それらは工作船対策によって対応が可能であるとされた武器に該当しないのですか。

(A)
 ソマリア沖の海賊は、ロケットランチャー等の重火器で武装しているという点においては、北朝鮮の不審船と同様です。
 しかし、遠く離れたソマリア沖における海賊と日本近海における不審船とは、それぞれに対応できる海上保安庁の勢力が異なります。

shige_tamura at 15:26│Comments(0)TrackBack(1)clip!安保・防衛政策 

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