2007年07月14日

小沢代表、赤城農水相に「領収書を出せ」などと言えた義理か

小沢現在、『WiLL』編集長で、かつては『週刊文春』の名編集長として有名な花田紀凱(かずよし)氏の
「『文春』(6月28日号)の「小沢一郎『現金25億円』の錬金術」
こういう記事こそ週刊誌の真骨頂なのだ」
という記事が今朝(14日)の産経新聞に載っていました。

 花田氏は、「小沢代表、赤城農水相に『領収書を出せ』などと言えた義理か。」と述べていました。

 僕もブログで、「小沢一郎「現金25億円」の錬金術」(6月21日)を書いています。
 以下、記事を掲載しました


【花田紀凱の週刊誌ウォッチング】(116)

 ドンピシャ発売日と参院選公示日が重なった『週刊文春』と『週刊新潮』(ともに7月19日号)。もう少し何か出るかと期待していたのだが、両誌ともワイド特集で軽く流した。
 しかも両誌とも新聞、テレビの尻馬に乗っただけの赤城農水相批判がトップとは情けない。新聞、テレビの“熱狂”に異議を唱えてこその週刊誌ジャーナリズムではないか。

 そういう意味で言えばスペースの関係でこれまで触れられなかったが『文春』(6月28日号)の「小沢一郎『現金25億円』の錬金術」、こういう記事こそ週刊誌の真骨頂なのだ。
 小沢一郎民主党代表の資金管理団体「陸山会」が事務所費で総額10億円の不動産を購入していたことは既に報じられた。

 小沢代表はまだ、納得のいく説明をしていないが、その小沢代表がそれとは別に25億3500万円もの巨額資金を溜め込んでいたというのだ。問題なのは「改革フォーラム21」と「改革国民会議」という2つの団体。
 〈前者には約七億円、後者には約十二億六千万円という現金がプールされている〉

 「改革フォーラム21」は新生党の、「改革国民会議」は新進党、後に自由党の政治資金団体、それが両党解党後も生き残り、自由党解散当日(平成15年9月26日)、自由党から「改革国民会議」に対して総額約13億円もの寄付が行われている。
 〈最大の問題は、自由党から「改革国民会議」にわたった約十三億円のうち、五億六千万円が政党助成金だったことである〉

 政党助成金は解散時に残高がある場合は国に返還しなければならないことが法律で決まっている。つまり返還逃れ−−。そしてそれが小沢代表の“軍資金”になっているのだ。
 小沢代表、赤城農水相に「領収書を出せ」などと言えた義理か。
(『WiLL』編集長)


shige_tamura at 11:46│Comments(0)TrackBack(0)clip!小沢一郎 

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