2007年05月24日

小沢代表に国家統治の発言なし

おなじみ政治評論家の鈴木棟一氏のコラムを掲載します。
いつもながらの取材力には驚かされます。


夕刊フジ 2007年5月23日

「風雲永田町 3296   鈴木棟一」

 民主党関係者“深刻な不満”   「小沢代表に国家統治の発言なし」


 民主党関係者が21日、小沢代表への疑問を語った。
 「保守政治家として、このところ統治に関する発言がない。尊敬できる発言を聞くことができない」
 靖国問題、皇室典範の改正、集団的自衛権、改憲と国民投票法など、国会の基本問題について発言しないで「民主党の代表を続けている」との指摘である。
 
 参院選が政権を左右する“関ケ原”であることは永田町の常識である。
 「ならば、保守層が安心する発言を小沢代表がするべきなのに、それがないのは不満だ」
 とも。右から左まで寄せ集めで、とくに旧社会党の横路孝弘氏とも親しい小沢氏としては身動きがとれないのかもしれない。
 
 「小沢代表には、これら国家統治の問題で発信する政治イデオロギーがないのではないか。あるのは田中、竹下以来の経世会の伝統である『政治は数だ』という信念だけではないか」
 
 別の民主党幹部でNC(次の内閣)の閣僚がこう言った。
 「民主党が、憲法改正の土俵づくりである国民投票法案に反対したことに、いまもって納得できない。改憲の中身を出してきたわけではない。当然あるべき手続き法案に反対した。小沢代表も鳩山幹事長も憲法改正を長く主張してきたのに」
 
 さらに、次の指摘も。
 「民主党が国民投票法に賛成したら、かえって安倍首相が困ったはずだ。憲法改正を参院選の争点にするとこぶしを振り上げたが肩すかしを食ったろう」
 
 小沢氏は15年前に出した「日本改造計画」でこう書いている。
 「憲法は不磨の大典ではない。私たちが楽しく豊かに暮らすための基本的なルールである。私たちを取り巻く環境が変わり、私たち自身の必要な要求が変われば、憲法も時代の変遷とともに姿を変えるのは当然のことだ」
 
 鳩山氏は2年前に「新憲法試案」を著してこう訴えた。
 「日本は思考停止状態から早く脱却し、国家としての主体性を取り戻さねばならない。この憲法試案が、日本の国家としての尊厳を取り戻す一助になればと思う」
 こうした主張の執行部が、国民投票法に反対したのは多くの民主党関係者の得心がいかないことなのだ。 (政治評論家)


 以上が、鈴木氏のコラムですが、小沢代表も鳩山幹事長も憲法改正派なのに、最近は社民党との選挙協力に熱心なために、国の基本政策の憲法・安保を曖昧にしているのです。

shige_tamura at 17:04│Comments(0)TrackBack(0)clip!小沢一郎 

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