2007年02月07日

上げ足取りだけの野党

「国会のレベルが悲しい」

引き続き「花岡信昭メールマガジン379号」を転載します。
花岡先生、さえています。


 こんどは柳沢厚労相の「子ども2人が健全」発言で野党が騒いでいる。

 このニュースに産経のイザブログには、100件を超えるエントリーが寄せられている。ざっと見ると、ほとんどが野党の次元の低さにあきれかえっているようだ。これが「健全」な反応だろう。

 審議拒否を続けるなら徹底して続けなければ政局を揺さぶることはできない。審議復帰の理由、大義は結局、よくわからなかった。
 民主、社民、国民新党の野党党首は、党首会談を中断して首相官邸に駆けつけ、塩崎官房長官に「健全」発言での柳沢厚労相辞任を要求した。あっさりと拒否されたのは当然だ。

 「子ども2人以上いない家庭は健全ではないのか」となると、これはもう言いがかりとしか思えない。
 本来は子ども2人では人口減少に歯止めをかけられない。3人だとなんとかなる。だから柳沢氏は、どうせ発言するのなら「3人以上が健全」と言えばよかった。

 6日の夕刊各紙の取り上げ方を見ると、その違いがくっきりと浮き彫りになっておもしろい。

・朝日 1面の真ん中。「結婚・子供人 健全な希望」「柳沢厚労相 発言」
社会面で受けて、「識者」の見解を紹介している。「『健全』おかしい 妻がチェックを 環境整備責務」と言った見出し。

このうち「妻がチェックを」というのは、女性心理学者の「奥さんはまともな方のようだから、これからは外で何か発言する前に、奥さんにチェックしてもらった方がいい」という見解を紹介したもの。

タレントの遥洋子さんは「自民党内で『極めて理知的で温厚』と言われる柳沢大臣ですら、端々に女性を傷つける一連の発言をする価値観にとらわれているのがこの国だ、と知るいい契機になる」。ここまでくると、もう言葉を失う思いだ。この国はそこまで知的怠惰が進行してしまったのか。

・毎日 6面。「『子2人以上 健全な希望』 柳沢厚労相」とベタ(1段)見出し。そういってはなんだが、毎日にしてはおとなしい扱いだ。

・読売 2面。こちらもベタ見出しで「『子供2人以上 希望は健全』 柳沢厚労相」

・日経 2面「ダイジェスト」欄。「『若者は子供持ちたいという健全な状況』 柳沢厚労相、少子化対策で」

・東京 1面の真ん中。「厚労相、子ども1人は不健全?」。記事の中では「子どもを二人以上出産しなければ『不健全』だと考えているとも受け取れる発言だけに、柳沢氏の進退問題が再燃する可能性もある」。なにやらあおっている印象を受ける。

さて、各紙の「健全」度をどう判断すべきか。


shige_tamura at 11:57│Comments(0)TrackBack(0)clip!民主党 

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