2018年08月27日

安倍総理・総裁の出馬表明

 昨日(8月26日)、鹿児島県垂水市で、安倍晋三総理が自民党総裁選挙への出馬を正式に表明した。
 これで、自民党総裁選挙が行われる。
 投票権のある自民党員は大喜びだ。
 これで、石破茂氏と一騎打ちの戦いとなる。

 マスコミは、自民党総裁選挙の有権者(自民党員)と関係のない国民対象の世論調査結果(今朝の読売新聞の全国世論調査)を発表するなどして、盛り上げを図ってくれる。
 これからは、マスコミが自民党モード一色となる。
 これは、自民党にとっても良いこと。
 「自民党とは、どんな政党か?」
 「総裁・総理を目指す人物は、どんな政策無事ビジョンを提示してくるのか?」

 自民党総裁選挙が、日本の将来を考える上で、良い材料を与えてくれる。
 我々も、これから展開される政策論争を聴きながら、日本の将来を考える良い材料としたい。
 自民党総裁選挙での論争をキッカケとして、自分と日本の将来について、じっくりと考えといいだろう。

 
 安倍総理(自民党総裁)は、8月26日、鹿児島県垂水市で総裁選出馬表明を行った。
 そこでの記者の質問での応答を記すことにする。

質問)総裁選の告示まで2週間を切ったが、出馬についての考えをお聞かせください?

答)「『日本を取り戻す』。この志のもと、党一丸となってこの5年8カ月、内政、外交に全力を尽くして参りました。5回の国政選挙において、国民の皆様から安定的な政治基盤をいただき、誰にも働く場所がある、まっとうな経済を取り戻し、外交においては日本の大きな存在感を取り戻すことができました。

 今こそ少子高齢化、激動する国際情勢に立ち向かい、次の時代の新たな国づくりを進めていく準備は整った。この思いで昨年、総選挙に打って出ました。そして国民の皆様から大きな支持をいただいたのは、わずか11カ月前のことであります。この国民の皆様の負託に応えていくことは、私の責任であります。

 来年、皇位の継承、そして日本で初めてG20(20カ国・地域)サミット(首脳会議)を開催します。そしてそのさらに先には、東京五輪・パラリンピックが開催されます。まさに日本は大きな歴史の転換点を迎える。今こそ日本の明日を切り開くときです。平成のその先の時代に向けて、新たな国づくりを進めていく。その先頭に立つ決意であります。

 6年前、大変厳しい総裁選を戦いました。厳しい総裁選となることは初めから分かっていましたが、国民のため、日本国のため、それでもなお挑戦しなければならない。その決意は今でも変わりはありません。そして、そのときの志にはいささかの揺らぎもありません。そして、この志を支える気力、体力、十二分であるとの確信に至った以上、責任を果たしていかねばならないと考えています。
 子供たちの世代、孫たちの世代に、美しい伝統あるふるさとを、そして誇りある日本を引き渡していくために、あと3年、自由民主党総裁として、内閣総理大臣として、日本のかじ取りを担う決意であります。その決意のもと、来月の総裁選に出馬いたします」

質問)総裁選の争点はどうお考えでしょうか?

答)「これから先の、まさに歴史の大きな転換点を迎える中にあって、日本の国づくりをどのように進めていくか。どのような国づくりをしていくかということが争点であろうと思います。そういう骨太の議論をしていきたいと思っています」

質問)石破茂元幹事長が政策テーマごとの討論会を求めていますが、応じるお考えはありますか?

答)「どのような総裁選にしていくか。これはまさにそれぞれの候補者が自分の考え方を持っておられるんだろうと思います。その中で、自由民主党において、選挙管理委員会がありますから、その中で、今までの総裁選挙と同じようにルールを決めて、しっかりとその中で論戦を戦わせるべきなんだろうと思います」




shige_tamura at 13:04│Comments(0)clip!自由民主党 | 安倍晋三

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