民進党が2つに分裂

　民進党が2つに分裂
（民進党から小池新党に入る人は、政策はどうでもいい人）


　前原代表が考えていた、丸ごと小池新党に行くことが不可能になった。

　それは、安保と憲法で選別されるからだ。
　小池新党は、当初から民進党が丸ごと移ると「看板の掛け換え」との批判を避けることだった。

　民進党は、もともと自民党から社会党出身の人たちが集まった政党で、憲法・安保などは、党内で考え方を統一しないできた。
　それは、もともと水と油ほどの政策に違いがある人が、選挙で当選するために集まった政党だからだ。
　民進党なら、なあなあ、まあまあで良かったが、小池新党ではそうも行かなくなった。

　民進党は、先の参議院選挙では、安保法廃止、憲法改正阻止で戦った。

　それが、今度は、安保法は認める、憲法改正はOKとなると、平気で嘘をつける人となる。
　これでは、政治家以前の人としておかしな話だ。

　平気で嘘をつける人は、民進党から小池新党に移って、当選を目指す政治家。

　しかし、ここに来て、やっぱり嘘はいけない、安保法廃止、憲法改正反対の筋を通すと　言って、小池新党に入らないことを明言する人も出て来た。

　こうなると、今回の選挙の構図は、

　自民党・公明党VS旧民進党・小池新党VS旧民進党・共産党

ーという3つの勢力の戦いとなる。