2017年01月12日

人生、下流から上流に行くためには

 僕は、「政治とは弱いもののためにある」と考えていますから、格差とか、貧困とかに関心があり、それを如何になくせるかを常に考えています。
 その一環で、児童養護施設を支援する元プロボクサーの坂本博之氏を応援しています。

 そこで今回「続・下流社会」(藤田孝典著、朝日新書)を読みました。
 筆者の「下流社会を生み出すのは、自己責任ではない。この国の社会システムの歪みだ。」の考えには一部賛同できません。
 こういった本に共通するのは、例えば、就職がうまくいかないのも「この国が悪い、安倍政権の政策が悪い」といったものが多く、結論は「社会保障制度などの脆弱性が問題」と指摘しています。
 筆者は、カール・マルクスを称賛しています。

 だから、こうした本に書いてあることを読めば、自分がうまくいかないのは「社会のせいだ。自分は悪くない」ということになります。
 それでいったい、就職できない人は、その先うまくいくのか?
 うまくはいかない。他にうまくいっている人がいるからです。

 自ら、うまくいった人に学び、それを参考にして頑張ったほうがいいと思うのだが。

 僕はこうしたことに反対して、「論語」を広めることにしている。
 それは社会の体制を変えることも重要ですが、それによって、うまくいっていない人が必ず上手くいく保障はないからです。

 今週の土曜日に日本論語研究会があります。
 そこで僕が講演をします。

 テーマは、「13年目を迎えた日本論語研究会〜人生を考える〜」とうものです。

 以下が、レジメの一部です。

 自分の人生(生まれる?)、どう生きるか?どう死ぬか?それは自分が決める。

 良い人生、悪い人生=誰が原因か?

 友は?自分が選ぶ。台風になると倒れない木。因果応報


「利のやっこ 位のやっこ多き世に 我はわが身のあるじなりけり」佐佐木信綱

ーなどです。

 人生、うまくいかないことを人のせい、社会のせいにしたら、気が楽になりますが、でもそれで、その人の問題は何も解決しないのです。

 どうすれば、より楽しい人生を送ることができるか?
 それを、僕なりに話したいと思います。

 是非とも多くの方のご参加をお待ちしています。

(その後、パーティも同じビルであります=会費6000円です)


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