2015年06月03日

平和安全法制の審議、野党の対応(高村正彦副総裁)

ウイル 26日、『月刊ウイル7月号』が発売されました。
僕の「安保法制Q&A35」26頁が載っています。
これを読めば、当分は完全です。
今、話題になっています。

『月刊ウイル7月号』を拝読しました。よく耳にする質問に対して、平易な言葉で簡潔に分かり易くご説明されておられると思いました。
といった意見が寄せられています。



 平和安全法制の審議についてでありますが、野党は「早く国会で審議しろ」と言っていたわけですが、いざ国会に提出すると四の五の言って審議に応じようとしないのは、どういったことかと憤りを感じます。

 一昨日の審議も流しましたし、今日も午後1時からの審議に応じないというのは、午後3時にアキノ大統領の国会演説があるので途切れるから応じない、という誰もが納得できない理由で応じないわけでありますから、これは厳しく咎められて当然のことだと思います。


 実のある審議のためには、唐突な質問を避けて、細かいことについては質問通告をするという良き慣行を民主党は破って、15年以上前の政府委員の答弁がどうのこうのと、いきなり大臣にあてて、そんなことは通告が無ければ答えられるわけがないことであり、テレビの前で大臣が戸惑った姿を見せて一本取ったという、戦術だけうまい若い議員というのは、これからこの国の政治はどうなっていくのか、末恐ろしい気がします。


 また、最高責任者である総理が、テレビ入り審議の時に、国民にしっかり説明しようとすると、「長い」とか「あなたに聞いていない」とか言って、審議の邪魔をしようとするのは、これは、「国民に良く説明しろ」「国民が理解していない」と言っていたのに、本当は野党の人達は説明されたら困る、理解されたら困ると思っていると断ぜざると得ないと思います。

 もし責任野党であるのであれば、しっかりと中身で勝負してもらいたいと思います。


 民主党の名誉のために言っておきますと、例えば長島さんとか前原さんとかいう人達はちゃんと通告していた。こういう良識的な人達も一部いたということも言っておきます。

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