2014年09月09日

女子力開花内閣−。安倍首相、内閣改造を語る

安倍政権と安保法制
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 女子力開花内閣−。安倍首相、内閣改造を語る
 2014.9.6 09:43 (産経新聞より)


 一昨年12月に第2次安倍内閣を発足させてから617日間、1人の閣僚も代わることなく、デフレから脱却して日本経済を成長させる。外交を立て直す。社会保障制度を改革するなど、さまざまな課題に取り組んできました。これらは国民に広がっていた「日本はもう成長できないのではないか」という不安を払拭し、「努力次第で未来は変えられる」「日本は再び世界の真ん中で輝くことができる」という自信を取り戻すためです。

 景気は回復軌道に乗っているけれど、地方を中心にこれを実感していない方々がたくさんいる。3日に発足した改造内閣の使命は、回り始めた歯車をさらに加速させて、この実感を全国津々浦々にまでお届けしていくこと。大胆な政策を立案・実行して地方を創生します。


 8月初旬に谷垣氏決める


 (改造内閣は)私の感覚では「女子力開花内閣」かな(笑)。安倍内閣は「女性の輝く社会の実現」も掲げている。荒波を乗り越えていくにはベテラン航海士の経験と中堅船員の技量、ボイラーに石炭をくべる若手のパワーなどが必要ですね。まさに、そういうみんなが(内閣という船に)乗り込んで力を発揮できる内閣、党の態勢になった。

 改造内閣の大きな課題は地方創生と並び、厳しい安全保障環境に対応する安保法制の整備になる。そのどちらも、幹事長だった石破茂さんはスペシャリストですから、「ぜひ、石破さんに」と考えていました。石破さんに受けていただいた場合、8月初旬には「(新幹事長は)谷垣禎一さんに」と考え始めました。

 谷垣さんは野党時代の苦しい3年間、党をまとめ上げて、政権奪還の道筋をつけた手腕と信頼感は絶大です。これらを生かして、来年の統一地方選や再来年の参院選を牽(けん)引(いん)してほしい。そして、いつの時点かの衆院選への備えも始めてほしいと考えました。


 高い見地からの判断、感動


 (「小渕優子幹事長」や「小泉進次郎幹事長」などを報じた)新聞を見て「さすがに、わが党にはたくさんの人材がいるな」と思いましたね(笑)。基本的に谷垣さんにお願いしたいと考えていました。ただ、それは石破さんと話をして、閣内で協力をしていただけるという確約を取ってから、と決めていたんです。

 石破さんは幹事長として衆院選と参院選を勝ち抜いて「統一地方選で使命を貫徹したい」という思いだったのだろうと。石破さんとは(8月29日の会談で)まず「日本を取り戻す戦いは道半ばだね」と話しました。そのためには統一地方選や次の参院選、衆院選に勝ち抜くのと同時に経済再生を成し遂げ、安保法制を整備し、地方創生で景気回復の暖かい波を地方に届けていくことが重要だと話しました。2人で力を合わせて、大きな政策課題に取り組んでいこうということで完全に一致しました。
 改造内閣の大きな課題は地方創生と並び、厳しい安全保障環境に対応する安保法制の整備になる。そのどちらも、幹事長だった石破茂さんはスペシャリストですから、「ぜひ、石破さんに」と考えていました。石破さんに受けていただいた場合、8月初旬には「(新幹事長は)谷垣禎一さんに」と考え始めました。

 谷垣さんは野党時代の苦しい3年間、党をまとめ上げて、政権奪還の道筋をつけた手腕と信頼感は絶大です。これらを生かして、来年の統一地方選や再来年の参院選を牽(けん)引(いん)してほしい。そして、いつの時点かの衆院選への備えも始めてほしいと考えました。


 高い見地からの判断、感動


 (「小渕優子幹事長」や「小泉進次郎幹事長」などを報じた)新聞を見て「さすがに、わが党にはたくさんの人材がいるな」と思いましたね(笑)。基本的に谷垣さんにお願いしたいと考えていました。ただ、それは石破さんと話をして、閣内で協力をしていただけるという確約を取ってから、と決めていたんです。

 石破さんは幹事長として衆院選と参院選を勝ち抜いて「統一地方選で使命を貫徹したい」という思いだったのだろうと。石破さんとは(8月29日の会談で)まず「日本を取り戻す戦いは道半ばだね」と話しました。そのためには統一地方選や次の参院選、衆院選に勝ち抜くのと同時に経済再生を成し遂げ、安保法制を整備し、地方創生で景気回復の暖かい波を地方に届けていくことが重要だと話しました。2人で力を合わせて、大きな政策課題に取り組んでいこうということで完全に一致しました。

 総裁経験者に幹事長をお願いするのは心苦しい、申し訳ないと思ったし、谷垣さんも予想していなかっただろう。しかし、日本のため、党のためという、大きな高い見地から判断をいただいた。私も大変感激しました。(増税シフト内閣ともいわれるが)消費税を上げるのは、税収を上げて財政再建をし、社会保障制度を維持するためで、税率引き上げ自体が目的ではない。増税により経済成長がマイナスになるようでは元も子もない。法律にも「経済の状況を見ながら判断する」と書いてあります。このことは谷垣さんに幹事長をお願いした際に話しており、私と谷垣さんの考え方は変わらない。


 オールジャパン体制大切


 中国の習近平国家主席のメッセージは注目し、注意深く分析したい。日中関係は切っても切れない関係ですし、近隣国であるがゆえに、さまざまな課題や問題があります。だからこそ、戦略的互恵関係の原点に戻って対応していくべきだと思います。11月に北京で開催されるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議の際に首脳会談ができればよいと考えています。

 北朝鮮との交渉では、重要なことは『行動対行動』の原則だろう。彼らが行動して初めてこちらも行動する。北朝鮮には、拉致問題に正面から向き合い、全ての拉致被害者を返してもらいたい。そのためにもオールジャパンの体制が大切です。


 自覚と責任のもと検証を


 (朝日新聞の慰安婦をめぐる誤報については)夕刊フジや産経新聞をはじめ、読売新聞なども検証記事を書いています。これは極めて大切。誤報がどのような結果を招いているか、きちんと分析する必要があります。日韓関係に大きな影響を与えたのは事実だと思います。かつては、全ての教科書に強制連行の記述が載った。こうした検証を徹底的にしてほしい。

 亡くなった中川昭一元財務相を中心に「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」を結成しました。その時も「(朝鮮人女性を強制連行したとする)吉田清治氏の証言はおかしい」と問題提起しました。当時、朝日新聞をはじめずいぶん批判されましたが、その批判は間違っていたことが今、明確になっている。こういう問題は議員としてはリスクが高いし、地元で票が増えるわけでもない。でも、中川さんは常にこういう仕事を引き受けてくれた。歴史観や国家観で一切妥協しない人でした。

 第1次安倍内閣で平成19年、「政府発見の資料の中に強制連行を示すような記述はない」との答弁書を閣議決定しました。報道機関は信頼、信用、正確さ、事実に即しているかが常に問われているのではないか。(誤報で)多くの人が悲しみ、苦しみ、国際社会において日本の名誉が傷つけられている。そうした結果を招いたことへの自覚と責任のもとに、常に検証を行うことが大切ではないか。

(夕刊フジ矢野将史、杉本康士)

shige_tamura at 12:37│Comments(0)TrackBack(0)clip!安倍晋三 

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