2013年07月09日

講演・佐藤一斎の教え(3)福井昌義

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 じっくりお読みください。
 いいですよ。

 6月29日(土)慶應義塾大学での日本論語研究会の福井昌義氏(日本論語研究会・事務局次長)講演録です。
 これはためになります。



 佐藤一斎・教育が重要


 一斎は、教育の重要さについて次のように指摘しています。

 言志録第233条

「よく弟子を教育するは、一家の私事に非ず、これ君に事うるの公事なり。
 君に事うるの公事に非ず、これ天に事うるの職分なり。」

 現代語訳にしますと、

 弟子を教育するのは、一家一門の繁栄を計ろうとする私事ではない。
 君に仕える公事である。いや、それ以上に、人間として天に仕える大切な本分である。となります。

 先程読ませて頂いた、『言志録』第3条とも重なる点があります。
 教育については、大変さばかりクローズアップされますが、本来、とても
素晴らしいものなのです。

 天に仕える大切な本分、すなわち世の中全体のためにやっていると思えば、その価値の大きさに気付くのではないでしょうか。

 中国古典の詩経に、育するを楽しむ、という言葉があります。

 若い人を育てることは、夢があって楽しくなくてはなりません。
 一斎の学問は大きく分けると2つのことに尽きるのではないでしょうか。

 1つは自分自身を治めること、もう1つは治者の心得のことです。
 治者とは政治家や官僚のことで、その立場にいる者は、どんな見方、考え方をしたらいいのか、つまりリーダー論と考えていいでしょう。

 そしてその根底にあるのは徳(人としての道)を明らかにすることです。
 徳を明らかにするとは国を治めること。国を治めることを明らかにするためには家を 治めること。家を治めるとは、要するに自分を治めることであります。
 さらに、自分を治めるとは自分の心を深く治めることです。
 つまり、自分の心を治めることが、真理に到達します。

 先程の私学校建学の精神を見れば明らかなように、西郷隆盛も一斎の学問に共感する部分が大きかったと私は考えています。

 それにしても「師弟関係」とは不思議なものです。

 その師に会ったことがなくても弟子の方が勝手に「この先生を生涯の師として仰ぐ。」と決め込んで、師の書いた書物から学ぶ場合が多々あります。

 一斎と隆盛の関係がまさにこれに当たります。

 隆盛にとって一斎は、心の師であったと言えるのではないでしょうか。
(続く)

shige_tamura at 09:16│Comments(0)TrackBack(0)clip!自由民主党 | 講演録

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