2013年06月26日

民主党のマニフェスト批判と「たむたむの日本国憲法講義(5)」

ブログランキングに参加しています。
↓↓↓貴方の応援クリックが明日の活力になります↓↓↓

こちらをクリック

 民主党のマニフェストにはビックリしました。

 内容がまるで左翼一色だからです。

 
 外交防衛の項にビックリ。

 自衛隊の記述がまったくなし。

 主権を守るために、「海上保安庁を中心にした警戒・・・万全を期します。」とだけ。
 これが民主党の自衛隊嫌いの体質で、明確になりましたね。

 国の防衛・安全に日夜頑張る自衛隊・警察等に感謝の気持ちがないのでしょう。



 憲法については、

 漫画で
「自衛隊を国防軍に変えて、国内でも治安活動をさせたいみたいだよ」

「なんか怖いね」

「この子たちの未来をもっと真剣に考えないとね」
「ホント」

―――というもの。

 ホント、よくこんなにデタラメをかけたものです。
 
 さらに、各国の憲法改正の手続きの表は、
 アメリカ(両議院の3分の2以上+4分の3以上の州議会)、スペイン、韓国、ドイツの3分の2以上の国だけ例にあげているだけで、自分につごうのいいものだけ並べています。


そこで急きょ
「たむたむの日本国憲法講義(5)」を掲載しました。


 「世界各国を比較、日本が最も改正手続きが厳しい。」


 アメリカは上下両院の連邦議会の3分の2による発議と、全ての州議会(または憲法集会)の4分の3も通らないとダメだからという厳しい世界の憲法改正も厳しいということをいっていますけれども、ちょっと考えてもらいたいのは、それぞれの国の成り立ちと制度が違うということです。
 連邦国家をとるアメリカは相当厳しい憲法改正手続きになっています。
ただ、国民投票がないのです。
 映画『リンカーン』がありました。映画は、リンカーンが再選されて奴隷制廃止を盛ったアメリカ憲法修正第13条を議会に提出し法案採決される内容です。連邦議会の3分の2をとるため、憲法を変えるための凄まじい議会工作をリンカーン自身もやるわけです。最大のことは南北戦争が終わりそうになっていたのを遅れさせたわけです。終わったら南部から議員が出てきたら、奴隷制度廃止できなくなる、憲法改正が難しくなる。だから、南北戦争が終わる前に議会で採決することに腐心したわけです。
 その結果、3分の2で通過しました。その後、リンカーンは暗殺されるわけです。凄い執念です。リンカーンは、信念を賭して、奴隷制は廃止しなければ、そのための憲法改正をしたのです。

 全ての州の4分の3というのは、日本の場合、都道府県の議会(保守系が強い)の4分の3の賛成は(過半数のため)、国民投票の過半数に比べたら難しいことではないのです。

 日本と同じ敗戦国のドイツも連邦制です。だから憲法改正は連邦議会及び連邦参議院の各3分の2以上の賛成が必要になります。でも州議会の承認は必要ないのです。それは、連邦参議院が州の代表者によって構成されているためです。

 ここで考えてもらいたいのは、アメリカもドイツも議会で3分の2以上です。
 でも国民投票はないんです。国民投票というのは、大変なことです。

 それから連邦国家でない単一国家ですけれども、例えば、フランス。
 元老院と国民議会の過半数の賛成で可決後、国民投票に付されます。フランスは国民投票があるから議会は過半数だということなんです。
 オーストラリアは、憲法改正案は、上下両院の過半数で可決されたときには、直ちに国民投票に付される。

 憲法改正を国民投票でやっている国は、大体、過半数です。

 アイルランドも上下両院の各過半数による可決によって、国民投票に付されます。

 一院制。
 隣の韓国です。韓国は日本と同じような規定になっています。
 韓国は一院制で、大統領または過半数の国会議員が発議した憲法改正案は国会の総議員の3分の2以上の賛成で可決され、国民投票に付されます。
 スロバキアも一院制で、単に国会の5分の3以上の賛成で憲法改正が成立します。

 なおイギリスはどうかというと、イギリスは不文憲法の国であり、特別な憲法改正規定も存在しません。

 ということで、国民投票を憲法改正の要件としているのは、スイス、フランス、オーストラリア、イタリア、アイルランド、デンマークなどがありますが、国会の議決要件は過半数です。
 スペイン(重要事項のみ)と韓国においては、国会の議決要件は3分の2以上です。

 だから、日本の憲法改正手続きは、国民投票をやっている国と比較したらいいです。
 すると国民投票を要件としている国のなかでは、韓国にならんで一番厳しいということになります。
 ただ、韓国と違うのは、韓国は一院制なんです。
 だからもし、日本も一院制になったら、衆議院で、自民党と公明党だけで3分の2になります。一院制と二院制そこが違うのです。ということは、やはり日本が、憲法改正をするハードルが、世界で一番高いといえるわけです。

 学者によっては、憲法改正に反対の人は、日本も諸外国も硬性憲法で、アメリカも3分の2なのだから、日本だって3分の2で当たり前じゃないかというわけです。
 でもいま説明したように、アメリカは国民投票はないということです。それが大きな違いです。州議会の4分の3といっても、国会の連邦議会で決まれば、だいたいの州はそんなに反対しませんから、4分の3といってもそんなに難しいことではない。難しいのはやっぱり国民投票です。凄い時間もがかかりますから。 

 だから、日本では憲法を変えるというのは国民投票で決めるんです。憲法改正が法律の改正と異なる点は、国民投票を必要としている点です。国会として憲法改正の成案を得て、それを国民投票にかけるのです。

 すると国会で成案が得られないと、国民が憲法改正をしたいと思っていても、日本の国会が3分の2という壁を設けていれば国民に憲法改正の提案をできないんです。
国会は憲法改正の発議をし、憲法改正するのは国民投票で決める。そこを考えていく必要があります。

 そういう意味では、一つのアイデアとして、本当に憲法を変えなくていいのかということが一つの大きなテーマなのです。変えるとなれば、まず第九六条を変えるのも一つの提案ではないかというものです。(続く)

shige_tamura at 11:40│Comments(0)TrackBack(0)clip!憲法改正 | 講演録

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
ランキング一覧

人気blogランキング

人気blogランキングに参加しました。
応援よろしくお願いします。
月別アーカイブ
最新コメント