2013年01月18日

与党アルジェリア邦人拘束事件対策本部後 石破茂幹事長記者会見

会議
写真は、与党アルジェリア邦人拘束事件対策本部会議の模様です。

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 与党アルジェリア邦人拘束事件対策本部後 石破茂幹事長記者会見

(平成25年1月16日(水)9:10〜9:20 於:党本部平河クラブ会見場)


【冒頭発言】

 先程8時30分から、与党アルジェリア邦人拘束事件対策本部を開催しました。
 自民党・公明党から本部員が出席し、政府側から加藤勝信官房副長官、櫻井修一内閣官房副長官補、上村司領事局長等々、それぞれの省にある方々のご出席を得たところです。
 主に加藤副長官から現状の報告がありました。
 それは、官房長官が会見等々でおっしゃっていること、ぶら下がり等々でご発言になっていること等々と同様です。

 日本時間6時ごろ、アルジェリア国営ラジオは、軍事オペレーションが終了した旨を発表した。同報道によれば、人質の安否については、追って発表される由である。政府は、米英などとも連絡を取り合っているが、情報が錯綜しており、いずれも確たる情報はない模様である。

 日揮より外務省に対して、現地法人スタッフ17名のうち、現時点で安全確認の取れた人数は3名である。残り14名の安否に関しては、情報が錯綜しており、未だ不明との連絡が日揮より外務省に対してあったものである。政府としては、引き続き邦人の無事について確認するとともに、救出に全力を挙げる所存である。この旨の発言がありました。

 その後、質疑応答に入り、多くの質問がありました。
 それに対して、政府からお答えがあったものです。
 いずれにいたしましても、その情報について、政府と与党、常に連携していかなければならない。わが日本国政府として、あるいはそれを支える与党として、あらゆる角度から万全を期すということ、そして今後いろいろな議論が提起され、それに対して答えを出していかなければなりません。政府与党に齟齬があってはなりません。
 現時点において、拘束が伝えられる邦人の人命保護に全力を尽くしてまいりますが、今後いろいろな事態の推移が予定されています。
 それは国際法的な観点、あるいは各国との協調、わが国としての今後の方針、そういうものが万般に渡って、問われることになります。いかなる事態にも適切に対応でき、今後、地域の平和と安全に、私どもとしても寄与していかなければなりません。 そういうことの観点の下に多くの議論が交わされたということです。


【質疑応答】

Q:会議での質疑を差し支えない限りで、お聞かせください。

A:質問は、例えて言えば、邦人の安否確認について、どのような手法が用いられ、どのように認識しているか、17名とか3名とか25名とか30何名とか、いろいろな情報が飛び交っておりますが、どういう形になっているか。マリ、アルジェリア、リビア、フランス、イギリス等々そういう国々のそれぞれの立場、あるいは連携、主張がどのようになっているのか。

 さらには、わが国として、いわゆるオペレーションというものに対して、人命第一ということを重視されたいということをわが国として言っているわけであります。それはわが国政府として、邦人保護を考えたら当然のことでありますが、そういうアルジェリア政府に対する要請というものは、各国ともに協調が取れているのか等々、これは他のことについてはいちいちお答えする問題とは思いませんが、一番最後の点につきましては、これは人質が取られていると言われている国々との連携というものはきちんと取れているのであって、わが国のみがテロとの戦いとかそういうものでなく、とにかく人命と言っているわけではない。
 当然のことであります。それぞれの自国民の保護というものをきちんと主張しているということについては、各国とも足並みの乱れも齟齬もないというお答えだったというように記憶しております。


Q:その報告は加藤官房副長官からですか。

A:加藤官房副長官あるいは領事局長等々からのお答えでした。


Q:今回アルジェリア軍の行動ですが、だいぶ早い行動でしたが、どのように受け止めていますか。

A:状況の全体像が未だ掌握できていない、また掌握し得る立場にない時点において、我々として、これが早すぎるとか、あるいは不適切であるとか、あるいは適切であるとか、タイミングとして良かったとか、そういうことについて論評する立場ではないと思っています。
 それは最も情報を共有しうる立場にある者が言い得ることであって、少なくとも現時点において、我々の立場でそういうことについて軽々に論評すべきことであるとは思っていません。


Q:先ほどアルジェリアの話として、オペレーションが終了したとのことでしたが、政府与党の認識として、まだ現時点で犯人が人質を拘束しているような事態が続いているという認識なのか、それとも結果がどうなるともわからずともそういう事態が終了したという認識なのか、それともいずれも分からないという認識なのでしょうか。

A:これは事実としては、日本時間の6時ごろですから、今から約3時間前のことでしょうか。アルジェリアの国営ラジオが、軍事オペレーションが終了した旨発表したということですから、アルジェリア政府が発表したのかどうかわかりません。
 アルジェリアの国営ラジオがそのように言ったということであり、同時にこの報道によれば、人質の安否については追って発表されるという報道がアルジェリア国営ラジオからあったということであります。それ以上の状況の把握はできていません。
 従いまして我々与党として、今そのことについてどうなのか、確認できるのかと言えば、それはできないとしか申し上げようがございません。  

 今後状況の推移に従って、この会議を随時行うということであって、政府与党の間に意思の疎通が完全な形ではかられ、そして対応にも全く齟齬がないということをよく念頭に置きながら、人命の救出、人命の保護を実現すべく、共に努力してまいりたいと思っております。
 以上です。
(了)


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