2012年08月30日
参院で野田首相の問責可決、今後の注目は民主・自民の代表・総裁選へ
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昨日(29日)参院は、本会議で野田首相への問責決議案を野党の賛成多数で可決した。
決議には法的拘束力はないが、野党は議員立法などを除いて審議拒否をし、国会は事実上空転することとなった。
参院での問責は、2008年の福田康夫首相、2009年麻生太郎首相に民主党が行った。今回の野田首相の問責は、それがブーメランとなったわけだ。
きっかけを与えたのは、与党・民主党の強引な国会運営である。
国会議員の身分に関係する選挙制度法案を与党単独で採決したのは異例でやり過ぎである。これで国会は動かなくなり、民主党は、衆院選挙制度の違憲状態が続き、選挙が先延ばせると考えたのだろう。いかにも姑息だ。
これで、野田首相の「近いうちに国民に信を問う」ことが、今国会ではななく、次に先送りさせることとなった。
最短で、10月に臨時国会が開かれ、赤字国債発行法案だけ成立させて、解散・総選挙となるか。
あるいは、衆院選挙制度で定数是正法案を成立させれば、その周知期間があり、解散・総選挙は、さらに来年になる。
ところで、今後の注目は、民主党の代表選、自民党の総裁選となる。
今後の政局を占う意味で極めて重要だ。
本ブログは、今後は、両党の代表・総裁選に関する情報を提供していく。