2012年07月11日

民主党政権は限界(自民党・脇雅史参院国対委員長)

日本本












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 民主党政権は限界
 自民党・脇雅史参院国対委員長に聞く


 社会保障・税一体改革関連法案の審議は参院に場所を移した。同法案の衆院採決で大量の造反者、離党者を出した民主党政権の限界はますます明らかになっている。こうしたなか、参院は同法案審議や民主党政権にどう対応していくのか。わが党の参院国会運営の司令塔である脇雅史参院国会対策委員長に聞いた。


 寄り合い所帯の民主党では国家的課題に対応できない
 与党が国会を止める非常識
 一体改革法案の成立には協力


 ――参院での法案審議に臨む方針は。

 脇雅史参院国対委員長)わが党として3党合意をして一体改革関連法案を衆院通過させた以上、参院自民党としても速やかな成立を図る考えに変わりありません。社会保障制度改革推進法案はわが党案がベースになっていますし、前回の総選挙から消費税増税の必要性を訴え、参院選でも公約してきたことです。

 一方、参院としては一体改革だけでなく、外交問題など、国家的な課題を議論するため、予算委員会の開催も必要だと言ってきました。問題は、民主党内から大量の造反者が出たことで、その処分のために参院での審議が遅れたことです。われわれは「早く審議を」と言ってきたのですが、与党が国会を止めてしまった。常識では考えられないことです。

 衆院での審議とは違い、参院はすでに3党合意があります。したがって衆院と同じ審議時間は必要ありません。粛々と審議を進め、採決は然(しか)るべきときに行うべきです。

――民主党は衆院採決で大量の造反者、離党者を出しました。

 脇)寄り合い所帯の民主党は同じ価値観を共有しておらず、大きな政策をまとめ上げることができない政党です。外交・防衛など国家の根幹に係る課題に対しても一枚岩ではなく、それを誤魔化(ごまか)し続けてきましたから、いずれ、こういう場面が来ると思っていました。もはや「政党」と呼ぶに値しないのは明白です。

 また、法案が成立すると、新設される国民会議で1年かけて消費税増税の最終判断をすることになりますが、前回の総選挙で民主党は公約していませんし、わが党も国民に「NO」と言われました。

 そのため、成立した法案を実行するのは、新しい政権に委ねるべきというのも一つの考え方です。そのためにも、解散・総選挙を急がなければなりません。



 政権担当能力なき政権は国家、国民にとって不幸
 総理問責決議案必ず可決させる


 ――民主党政権の行き詰まり感が強まっています。参院として同政権にどのように対峙(たいじ)していきますか。

 脇)一体改革関連法案の早期成立を図るのは当然ですが、それとは別に、民主党政権はすでに政権を担うにふさわしくない、すなわち総理大臣問責決議案を提出すべき状況にあると考えています。あとはタイミングの判断です。

 これはわが党が政権に復帰したいからだけではありません。この3年間の民主党による政治の進め方を見ていて、政権担当能力がないのは明らかです。このような政権が続くことは国家、国民にとって不幸なことだからです。

 問責決議案が通れば国会審議に参加することはできません。そのことに議論があるかもしれませんが、それよりもこの政権を終わらせることが重要だと考えるから提出するのです。問責決議案が可決されても、それを無視して居座り続けることもできます。しかし、あらゆる法案が通らなければ、残された選択肢は総辞職か解散しかなくなります。

 解散を約束しろといってもするはずがないし、最善は衆院で不信任決議案を可決させることですが、そうでなければ参院で問責決議案を可決させるしかありません。それでも延命しようとするなら、新たな戦いをするだけのことです。

『自由民主』より

shige_tamura at 11:08│Comments(0)TrackBack(0)clip!自由民主党 

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