2012年04月05日

女性の力で閉塞状況を打破(小池百合子氏)

天人




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 女性の力で閉塞状況を打破
 小池百合子・自民党「女性いい国」特命委員長に聞く


 わが党は女性の視点に立った政策を立案するため、特命委員会を新設した。
 その名も、「女性が暮らしやすい国はみんなにとっていい国だ特命委員会」。
 自民党史上初めて、女性で党三役(総務会長)に就任した経歴も持つ、小池百合子衆院議員が委員長を務める。設置の狙いや今後の取り組みなどを聞いた。

 女性政策
 意識改革し生活を向上

――特命委員会を新設した背景や問題意識について聞かせてください。

小池百合子党女性が暮らしやすい国はみんなにとっていい国だ特命委員長)
  諸外国と比べると、日本は女性の活用が十分ではありません。米金融大手ゴールドマン・サックスの試算では、女性の生活環境が整備されると、労働人口は820万人増加し、国内総生産(GDP)は約15%拡大するとみています。
 女性国会議員の比率でも、日本は187カ国中126位です。また、世界経済フォーラム(WEF)が発表した各国の性別格差を評価したランキングでも98位で、前年から後退しました。
 学校の成績では女性が上回っていても、社会に出ると、打ち破ることができない「ガラスの天井」があると言われています。しかし、様々な分野で日本を覆っている閉塞(へいそく)状況を打破できるのは、女性の力をおいて他にないと考えていました。


――育児休業の取得率は7割を超えていますし、女性をめぐる環境は改善されているようにも思えますが。

小池) この数字は辞めた女性は対象になっておらず、現実を反映していません。出産とともに退職する女性が多いのが実態で、それも含めると取得率は2割から3割ほどにまで落ち込みます。
 このように日本の女性は人生設計が難しく、そのことが少子化を招いていると言っても過言ではありません。将来に対する不安を取り除き、女性が安心して子供を産み、育てることができる環境を整備しなければ出生率の低下にも歯止めをかけることはできません。
 これから労働力が減少します。それを補うため、外国人の雇用や業務の効率化、さらにロボットの開発などの話にもなりますが、忘れてはいないでしょうか。女性がいるのです。出産後も元の職場に戻れる制度や意識、働き方を考えさえすれば、女性はもっと活躍できるのです。
 特命委員会設置の目的は女性の生活向上だけにとどまりません。女性が暮らしやすい国づくりは、子供にとっても、男性にとっても、お年寄りにとっても暮らしやすい国を目指すことなのです。そこで、本特命委員会ではパラダイムシフト(思想転換)や意識改革を重視しています。


――意識改革と言えば、小池委員長が環境大臣の時に始めたクール・ビズを連想します。

小池) 多くのサラリーマンは「ネクタイをしないのはお客さまに失礼」という社会規範や固定概念にとらわれていました。これに地球温暖化対策の観点から切り込むことで、意識は大きく変革されたのです。
 クール・ビズもそうですが、意識改革にはお金がかかりません。しかも経済効果が望めます。マインドセット(思考様式)を変えたいと思っているが、なかなかできずにいるのを、少し後押しするのです。それが政治のメッセージ力です。
 さらに、ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)や日本人の働き方と幸せの確保についても自民党がリードし、提唱していきます。


――今後の議論の進め方は。

小池)様々な専門分野の先生から意見を聞き、そこに女性の視点で横串を刺すような政策を提言として取りまとめます。それが基本的な考え方です。国民から共感が得られるよう、党内の英知を結集しなければなりません。
 各論では、まずコーポレート・ガバナンス(企業統治)の分野で、上場企業における女性取締役の比率引き上げです。日本は先進国で最下位レベルにあるので、女性の積極的な登用を促すようなサポートを、女性起業家に対する支援と併せて議論していきます。

 国際社会並みに女性議員を増やす

 次は、女性の政治参画。国会と地方の女性議員数は十分とはいえません。国際会議の場でも女性議員は当たり前のように多数いますし、フランスや韓国には女性議員を増やすための措置もあります。ただでさえ世界の中で少ないのですから、議員定数削減の流れのなかでも、女性議員が一定数確保できるような方策が必要ではないでしょうか。
 意識改革による働き方の変革も重要です。例えば、残業をして働くのが当然という姿勢を変えるべきです。遅くまで仕事をして疲れていると、能率が悪く、いいアイデアが浮かぶはずもありません。それよりも、定時で仕事を終える生活を心がけた方が、成果も上がると思います。

 国民に響くメッセージを発信

――わが党の政権公約では、女性のための政策にも注目が集まると思いますが。

小池)政権公約では、国民に響くような政策を発信しなければなりません。「自民党政権なら、安心して子供を産めます。女性も安心して働き続け、家族の絆を守ることができます」というメッセージです。経営者の側が女性の雇用維持に不安を感じるのなら、その観点で雇いやすくする施策を用意する。全ての人にとって「いい国」を創(つく)るために必要なことです。
 自民党はこれまで以上に草の根の声、女性の声を吸い上げ、政策に反映させるべきです。それこそが国民政党の姿ではないでしょうか。ぶれることなく、信念のある政治で、国民の期待に応えなければなりません。

『自由民主』より

shige_tamura at 10:18│Comments(1)TrackBack(0)clip!自由民主党 

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この記事へのコメント

1. Posted by xxx   2012年04月06日 16:49
http://www.jimin.jp/aboutus/organization/index.html
自由民主党規律規約
・第6条第4項 総裁の任期満了前に、党所属の国会議員及び都道府県支部連合会代表各一名の総数の過半数の要求があったときは、
 総裁が任期中に欠けた場合の総裁を公選する選挙の例により、総裁の選挙を行う。
・第6条第5項 前項の要求は、党本部総裁選挙管理委員会に対して行うものとする。
・第26条 党大会は、党の最高機関
・第31条 両院議員総会は、党所属の衆議院議員及び参議院議員をもって構成する。
・第32条第1項 両院議員総会は、党の運営及び国会活動に関する特に重要な事項を審議決定するものとし、特に緊急を要する事項に関しては、両院議員総会の決定をもって党大会の議決に代えることができる。
・第33条第1項 両院議員総会に、会長一名及び副会長二名を置く。
・第33条第2項 会長は、両院議員総会の議長としてその運営に当たる。
・第34条 両院議員総会は、会長が招集する。党所属の国会議員の三分の一以上から招集の要求があったときは、
 会長はその要求があった日から起算して七日以内に両院議員総会を招集すべきものとする。

自民党は国民新党と異なり、
党首(総裁)の暴走を防ぐ仕組みができてますね。

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