2011年12月26日
『采配』(落合博満著、ダイヤモンド社)と「自分との勝負」
「天に向かって!」「日本を美しく!」(歌・田村重信)が、カラオケ(ウガ、ジョイサウンド)で唄えます。セントラルレコードのHPからユーチューブで聴けます。
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ブログで、本のことを書くのは久しぶりだ。
最近は、ツイッターで紹介している。
落合監督と言えば「俺流」だ。これはエゴでも何でもない。俺は俺、自分は自分という事だ。
最近、友人とじっくり話す機会があった。彼は、「俺は今勝負している」というのだ。
彼は、誰と勝負しているのかな?アイツかな?・・・
すると彼は「自分と勝負している」というのだ。
その上で「道が二つあるなら、努めて困難な道をゆく。甘えは負け戦への一里塚。迷ったらその時点で負け、元へ戻りやり直し。」と。
その時、僕は自分の未熟さを感じた。
人は誰でも、人生の最終決戦・勝負は、自分に勝つことなのだ。
儒教・論語の教えもそれに尽きる。
「修己治人」の学。当然、「論語」「大学」もそう。
修己治人 とは、「自分を修養して徳を積み、世を治めていくこと。自分の修養に励んで徳を積み、その徳で人々を感化して、世を正しく治めることをいい、儒教の根本思想。」
「己(おのれ)を修めて人を治む」と訓読。
佐佐木信綱氏の和歌がある。
以下の和歌は数年前、僕の高校の恩師からの年賀状に書かれていたもので、
「利のやっこ 位のやっこ 多き世に 我は我が身の 主(あるじ)なりけり」。
「利のやっこ」は利益や目先のこと。「やっこ」というのは家来や下僕、身の自由をなくしたものと広辞苑に書かれている。また、こういう意味も、遊女などの遊び女の言動におとこだてのふうをするものと書いてある。
お金や地位の虜になってはいけない。
これらにふりまわされる人になってしまうということです。こうなってはいけないということ。
僕もつい調子なってしまうので気をつけないと。
何時の世も、「我は我が身の主」なのです。
落合監督の本には、体験を通しての素晴らしい言葉があります。
「自分ひとりで決めなければならない」
「孤独に勝たなければ勝負に勝てない」
「自分なりに考え、自分で行動すること」
「どんなに高い実績を上げても、すべてに完璧な人間などいない」
「厳しいことを言ってくれる人の言うことほど、しっかりと聞きなさい」
(これは、僕にとっては、敬愛する小林節・慶応義塾大学教授です。)
「いい人がいたら早く結婚したほうがいい」
(僕は、23歳で結婚しました。当初は苦労しましたが、それが今では、よい薬になっている)
「誰かが何かを始めようとする時、なぜ粗探しをするような見方しかできないだろう。しかも自分の目で見て確かめようとせずに」
(これが、今の日本の最大の欠点で、人を褒めることが大事である)
次は、今朝ツイッターでつぶやいた言葉です。
朝の一言「自分が苦しい立場にあることを社会や他人の責任と考えるようでは、先行きを見誤ってしまうことになりかねない」『采配』落合博満著
今の日本を悪くしているのは、上記のことです。
自分がうまくいかないことを社会や他人の責任にしたら負け。
自分との勝負を逃げているから。
最後は「重要なのは、自信をつけさせ、それを確信に変えてやることである」
これが、落合監督の一番良い点。
僕の主催する日本論語研究会もこうした点を目指しています。
来年、1月は僕が講演します。
第78回
1、日 時 1月7日(土)16時00分開場、16時30分開始〜18時
2、場 所 慶應義塾大学 西校舎3階 533番教室 ※いつもの教室と違います
3、講 師 田村重信(日本論語研究会代表幹事)
(テーマ、「8年目を迎えた日本論語研究会―日本を考える」)
参加希望の方は、日本論語研究会のHPをご覧ください。




