2011年11月07日

TPPについての考え方(自民党)

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 「TPPについての考え方」が、先週11月4日、自由民主党政務調査会、外交・経済連携調査会でまとまりました。

 これは、明日の総務会を経て党の見解として正式なものになります。
 以下が全文です。


◆政府・与党では、昨年秋に菅総理が唐突に「平成の開国」のスローガンのもと、交渉参加を打ち出した。また、野田政権においても、今月12日からのAPECを目前に政府・与党は大慌てで意見集約に努めているが、明らかに前のめりの感がある。現時点でも交渉で協議されている事項が何なのか、わが国のメリット・デメリット・リスクが何か、いかなる対策を検討しているのかが、国民に示されないままである。


◆TPPについては、政府内の各省の試算がバラバラであることや、政府が正確な情報を出さないため、国民的議論が全く熟していない段階である。特に「聖域なき関税ゼロ」が前提であるとされているにもかかわらず、これにどう対応するのか不明確である。現段階では、政府の情報収集および国民に対する説明は決定的に不足している。


◆このような状況下では、APECにおいて交渉参加の表明をすることには反対である。


◆わが党は自由貿易の推進を対外通商政策の柱とし、様々なEPA/FTA、 地域協定のメリット、デメリットを検討し、メリットの大きなものについ ては積極的に推進すると共に、これによって打撃を受ける分野については 必要な国境措置を維持し、かつ万全な国内経済・地域対策を講じてきた。
 今後とも、この考え方のもと、本調査会でわが国のとるべき戦略について 精力的に構築していく。

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