2011年06月23日

70日間会期延長反対討論・木村太郎議員

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 昨日の衆院本会議での「70日間会期延長反対討論」自民党・木村太郎議員(6月22日)を掲載します。


 自由民主党の木村太郎です。
 私は、自由民主党・無所属の会を代表して、70日間の会期延長に対して反対し、50日間の会期延長を提案します。

 まず始めに、どうしても菅総理に申し上げるべきことがあります。

 総理、あなたは、先週6月15日、議員会館内で開催されたエネルギー関係の方々の集会で、驚くべき発言をされました。
 「俺の顔を見たくなければ、この法案を早く通せ」と確かに発言されました。私は、その発言と態度に驚きました。驚きを通り越し、怒りがこみ上げてきました。
 とても一国の総理とは思えない。国民の皆さんも、こんな人が日本の総理なのかと大きなショックを受けられたはずです。

 今や与党を含む大半の国会議員も、国民の皆さんも、もうあなたの顔を見たくないと思っています。総理ともあろう方が、こんな脅し、恐喝めいた発言をするとは信じがたいことです。
 菅総理、あなたは国民の皆さんに、まず発言を撤回し、謝罪すべきです。そして速やかに総理を辞職すべきです。そのことを強く申し上げておきます。


 我が党は、3月11日の大震災発生以来、復旧・復興のために、政治休戦し、国会運営を協力的に進めてきました。
 一次補正予算や復興基本法、与野党の実務者会議、そして1次、2次、3次と577項目に亘る提言を官邸に届け、与野党の立場を超え、国民の立場に立って立法府として着実にその責任を果たしてきました。

 このような経緯を踏まえ、今後も引き続き復旧・復興のために、スピード感を持って協力していくことが必要であると考え、昨日、自民・公明・民主の幹事長の間で、国会の会期を50日間延長し、さらに二次補正予算や特例公債法案等の必要な法案審議を進めていくことを確認し、与野党を超えた信頼関係を構築することができました。

 にもかかわらず、その努力を無にし、信頼関係を壊したのは、菅総理、あなたです。
 総理、あなたは、自分の地位を守るために公党間の信頼関係を崩壊させたのです。そこには、「国民のため。被災者のため」という視点が全くありません。
 謙虚かつ、真摯な姿勢が、総理には全く見受けられません。

 菅総理、あなたには始めから、与野党協力して国会審議を進めていくという考えは全くないということでしょうか。
 あなたが、昨年10月1日の所信表明で「熟議の国会」と言っていたことは、全くのウソだったのですね。あなたは、6月2日の民主党代議士会での退陣表明同様に、ウソをついたことを国民に向かい、神聖な本会議場で明確に謝罪すべきであります。


 会期延長を巡るこれまでの政府与党の動きを見ると、目を覆うばかりの政党の体をなしているとは思われません。

 われわれは、大震災発生後の政府内の、会議の乱立や指揮命令系統の混乱などの機能不全と言える状態や、原発事故の初期対応の誤り、SPEEDIを始めとする情報の隠ぺい・改ざん、そして進まないガレキ処理や仮設住宅の建設、義援金や仮払い金の支給などを目の当たりにし、もはや菅総理の下では復旧・復興は進まないという判断をしました。
 そのうえ、当初菅総理は、自らの延命のために、国会を閉じようとして、2次補正予算を先送りしようともしていました。われわれは、会期を延長し、速やかに2次補正予算を成立させるべきだと強く訴えましたが、菅総理は聞く耳をもたなかったので、その結果、公明党との共同提案で、内閣不信任決議案を提出しました。

 その内閣不信任決議案が提出され、民主党内にも賛成する動きが出てくると、菅総理は、急に2次補正予算の編成を指示したり、会期延長を大幅にしようとしたり、挙句の果てには、民主党の代議士会で、退陣表明を行うことで、ようやく不信任決議案の可決を回避しました。
 ところがその夜、舌も乾かぬうちに続投宣言をして、民主党内を始め、国民、そして国際社会に公然とウソをついたのです。
 そして、突如、再生エネルギー特措法案の成立への意欲を言いだす始末です。その結果、会期延長の幅も、120日から、50日、そして70日という数字が駆け巡りました。一体この混乱は何なのでしょうか。


 総理、野党との信頼関係を壊してまで、50日間から70日間に会期を延ばした根拠は一体何なのでしょうか。
 岡田幹事長は、22日午前の与野党幹事長・国対委員長会談で、「2次補正予算とその関連法案の審議に余力を持って臨める」とその理由を述べましたが、全く説得力がありません。
 ただただ、いたずらに延命を図ろうとする、菅総理の「ワガママ」、「おねだり」の前に譲歩を余儀なくされた、だらしない結果と言うしかありません。
 一次補正予算の足らざるところを補う趣旨で、約2兆円規模と言われている2次補正予算の審議に、70日間もの時間は必要ありません。その他、震災に関連する法案や特例公債法案も、再生エネルギー特措法案も、与野党で胸襟を開き真摯に話し合えば、50日間でも十分に結論が出せるはずです。

 また、会期を70日間延長するとなれば、会期末は8月31日です。
 われわれが今後の復旧・復興に向けて一番大切と考えるのは、本格的な復興を進めるための3次補正予算です。岡田幹事長の発言では、3次補正予算のタイミングは、8月下旬から9月上旬と聞いています。
 もし、8月31日に国会を閉じれば、一体臨時国会は、9月のいつ頃に開くことになるのですか。その間、国会閉会と同時に、総理の進退を巡り、民主党内が大揺れすることが安易に想像できます。
 その事態が続けば、臨時国会が大幅に遅れ、結果的には3次補正予算の審議も成立が大幅に遅れることが懸念されます。
 会期を50日間にすれば、8月中旬から、第三次補正予算に向けた作業や来年度予算の概算要求基準等が、スムーズに進むはずであります。会期を延長して、政府与党としてどの法案を審議し、処理をしたいのか、どなたがリーダーとして進めていくのか、しっかりと工程表を示すべきではないでしょうか。


 菅総理を始め、民主党の皆さんは、よく直近の民意という言葉を使われます。
 では、直近の民意とは、先日の青森県知事選挙こそが、まさに直近の民意であります。自民・公明が支援した候補者が、民主党が支援した候補者に、4倍以上もの大差をつけて勝利いたしました。まさにこの結果が、菅総理に対する民意であり、国民の声なのです。そのことを菅総理は謙虚に真摯に受け止めるべきなのです。

 求心力も無い、レームダック状態の菅総理が一日も長く続けば、復旧・復興も、国益も損なわれるだけです。
 したがって本来ならば、国会閉会日の本日、菅総理は正式に退陣を表明すべきです。
 しかし直ちに総理の退陣が望めないとすれば、次善の策として、直近の課題に限り立法府として早急に結論を出すために、われわれは50日間の会期延長を提案します。そして、50日間の国会閉会後、すみやかに民主党は代表選挙を行うべきです。
 その後直ちに臨時国会を召集し、事実上の通年国会を実現したいと考えます。以上の理由を持って、菅総理には、一刻も早く退陣し、愛媛県にある延命寺に向かわれることを国民の皆さんとともに願い、私の反対討論と致します。


shige_tamura at 07:52│Comments(2)TrackBack(0)clip!自由民主党 

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この記事へのコメント

1. Posted by komi   2011年06月23日 16:00
5 非常に明確且つ現在の行政府と与党民主党の問題の本質を突いた反対答弁です。
元々自民党は会期延長を要求してた事すら報道しない既存マスコミでは、これを流さないでしょうが現在の政治空白はあのペテン師の存在が原因です!
それだけに岩屋議員、河野議員の賛成は残念でした。
党として処分は必要でしょうが、両議員が私心を持って反対したわけではないでしょうから、軽い処分に留めて欲しいです。
2. Posted by 名無し   2011年06月24日 10:43
自民党さん、このままでは、完全に菅総理の一味や中国・朝鮮勢力に日本は乗っ取られます。彼らの好きなようにこの国が利用されます。皆さんがいくら言葉で訴えようと、勇気ある行動をしないと、何も物事は良い方に動きません。自民党の議員の皆さんだって誰一人行動しないじゃないですか。それに河野議員のように70日の国会延長に賛成したりしちゃって。。。河野議員は民主党議員になった方がいいでしょう。自民党は自分の党の改革も進まず、総裁もいまいちパッとしないですから、菅総理の悪知恵作戦(秋に総選挙)に、負けてしまうのではないでしょうか。
このままのらりくらりと、相手を批判するだけで、何も行動をしない保守の国会議員の皆さんこそ、独裁者菅とその一味(孫社長も)の横暴や、他国が日本を支配することを許しているのではないですか。

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