2011年05月23日
菅政権の震災対応は酷い。民主・横粂氏も離党届を。
「天に向かって!」(歌・田村重信)が、カラオケ「ウガとジョイサウンド」で歌えます。よろしく!
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今朝の読売新聞一面で「班目氏発言『再臨界、ゼロではない』と政府訂正」との記事が出ていて驚いた。
また、政府が情報操作、言いわけをしようとしていると感じたからだ。
福島第一原発1号機の原子炉への海水注入を3月12日に中断した際、内閣府原子力安全委員会の班目(まだらめ)春樹委員長が菅首相に「再臨界の危険性がある」と進言したとしていた21日の発表を「可能性はゼロではない」と訂正したという記事だ。
産経新聞は、「班目氏が政府発表に『名誉毀損だ』と反発 政府は『再臨界の危険』発言を訂正」「班目委員長一問一答」を掲載している。
是非、(参考)資料をお読みいただきたい。
こうしたことで直近の世論調査(5月19日調査・5月22日放送/フジテレビ)では、
政府の原発事故に関する情報公開について、あなたはどう考えていますか。
信頼できない 82.4%
――となっている。
菅首相は、今日(23日)午前の衆院東日本大震災復興特別委員会では、東京電力福島第1原発1号機への海水注入が、首相の言動をきっかけに一時中断したとされる問題について「私が止めたことは全くない」と、東電への中断指示を否定した。(読売)
これに関し自民党の谷垣禎一総裁は23日午前、国会内で記者団に対し、衆院東日本大震災復興特別委員会での菅直人首相の答弁について「嘘の上に嘘を塗り固めている。不十分だ」、原発事故発生直後の海水注入停止措置に関する菅首相の説明に対して「ほとんど答えていない」と批判し、今後、東京電力福島第1原発事故に関する集中審議を求めていく考えを示した。
昨日終わった日中韓の首脳会談。
「求心力失う菅政権と距離…懸案棚上げ」(読売)との報道があるが、いつ辞めるかわからなくなった首相に中・韓首脳も対応が厳しくなるのも当然だ。
最初から開幕式など関連行事の開催場所決定をめぐる日本側の対応を巡っては、「今回の首脳会議で議論しなければならない重要な課題は多くあるのに、(自らの支持率を上げようと)国内政治の損得勘定でそろばんをはじいた。首脳会談を利用してはいけない」という批判だ。
また、与謝野経済財政相は22日のNHKの番組で、 東京電力の損害賠償を巡って枝野官房長官が金融機関に東電向け債権の一部放棄を求めていることについては、「金融機関の善意や良識に頼って賠償スキーム(枠組み)を作るということは、甘いのではないか。人の善意に期待して物事を進めるのは、かえって無責任だ」と、改めて否定的な考えを示した。
――こうした基本的な重要問題も政府間で統一されていないことには驚きと怒りさえ感じる。
民主党の横粂勝仁衆院議員(比例南関東)が20日に岡田克也幹事長に対し、菅直人首相の東日本大震災対応への不満を理由に離党届を提出していた。
菅首相は延命のことだけ考えていたら、いよいよ退陣する時期が早まるばかりだ。
(参考)
「班目氏発言『再臨界、ゼロではない』と政府訂正」(2011年5月23日01時33分 読売新聞)
政府・東京電力統合対策室は22日、福島第一原発1号機の原子炉への海水注入を3月12日に中断した際、内閣府原子力安全委員会の班目(まだらめ)春樹委員長が菅首相に「再臨界の危険性がある」と進言したとしていた21日の発表を訂正した。
班目氏の発言について、「首相から再臨界の可能性を問われ、可能性はゼロではないとの趣旨の回答をした」と改めたが、再臨界の問題が注入中断に影響した可能性に変わりはなく、野党はわずか1日で訂正されることになった経緯も含め、国会審議で追及する構えだ。
発言内容の訂正は、班目氏が22日、首相官邸で福山哲郎官房副長官、細野豪志首相補佐官に申し入れた。出席者によると、発表の訂正を求める班目氏に、福山氏らが「可能性はゼロではない」と発言したとする案を提示、班目氏も了承したという。細野氏は22日夜、記者団に、「(発言内容の)基本路線は変わっていない」と述べた。その後、菅首相に訂正を報告した。
班目氏が政府発表に「名誉毀損だ」と反発 政府は「再臨界の危険」発言を訂正
(2011.5.22 20:42産経)
内閣府原子力安全委員会の班目(まだらめ)春樹委員長は22日、東京電力福島第1原子力発電所への海水注入が菅直人首相の発言を契機に中断したとされる問題で、政府・東電統合対策室が「班目氏が首相に『海水注入の場合、再臨界の危険がある』と述べた」と発表したことに反発し、福山哲郎官房副長官に文言の訂正を求めた。政府は班目氏の発言は「そういう(再臨界の)可能性はゼロではない」だったと訂正した。
政府、首相の関与否定に躍起 政府資料を訂正
班目氏が官邸・東電側の説明の根幹を否定し、政府が追認したことで、政府発表の信憑(しんぴょう)性に疑問符がついた。海水注水がなぜ中断したのかは、明らかにされておらず、首相の発言が事態を悪化させた可能性は残っている。混乱する政府の対応は、23日からの国会審議で問題になりそうだ。
班目氏は22日、内閣府で記者団に「そんなことを言ったら私の原子力専門家の生命は終わりだ。名誉毀損(きそん)で冗談ではない」と強調。さらに「(真水を)海水に替えたら不純物が混ざるから、むしろ臨界の可能性は下がる」と説明していた。
一方、細野豪志首相補佐官は22日のフジテレビ「新報道2001」で「『真水から海水に替わるわけだから何か影響はないのかしっかり検討するように』という首相の指示は出た」と述べた上で、海水注入による再臨界の危険性には「班目氏自身がそう言ったと記憶がある」と語っていた。
枝野幸男官房長官は青森県三沢市で記者団に「東電がやっていることを(政府が)止めたことは一度も承知していない」と政府の指示を否定した。
【斑目委員長一問一答】
−政府は海水注入の一時中断は班目委員長が「再臨界の恐れがある」と指摘したからだとするが
「私が言ったのならば、少なくとも私の原子力専門家としての生命は終わりだ。一般論として温度が下がれば臨界の可能性は高まる。『臨界の可能性はまったくないのか』と聞かれれば、『ゼロではない』と答えるが、私にとって可能性がゼロではないというのは『考えなくてもいい』という意味だ」
−そういう発言をしたのか
「覚えていないが、私が『注水をやめろ』と言ったことは絶対にない」
−政府側は班目氏が指摘したと繰り返し主張している
「私への名誉毀損(きそん)だ。冗談じゃない。私は原子力の専門家だ。一般的に海水に替えたら、不純物が混ざるから臨界の可能性は下がる。淡水を海水に替えて臨界の危険性が高まったと私が言うとは思えない」
−当日のことを明確に覚えてはいないか
「私は海水注入が始まったと聞いて、ほっとして、原子力安全委員会に戻った。一つだけいえることは首相が『注水をやめろ』と言ったとは聞いていない。私が知る限り、当時首相と一緒にいた人が注水を途中でやめるように指示を出した可能性はゼロだ」
−委員会として抗議文などを考えているのか
「その前に政府・東京電力統合対策室に(説明の)修正文を作るようにお願いした」
会見直前、抗議押し切る=細野補佐官、班目委員長発言部分
(時事通信 5月23日(月)14時2分配信)
福島第1原発1号機への海水注入について、班目春樹原子力安全委員長が「再臨界の危険性がある」と発言したと政府・東京電力統合対策室が発表した後に訂正した問題で、同委員長は23日、21日の同対策室記者会見の十数分前に発表文を示され、配布の中止を申し入れたが、「もう配ったから無理だ」と押し切られたことを明らかにした。
この会見に同委員会を代表して参加していた加藤重治審議官によると、会見前の打ち合わせで、細野豪志首相補佐官に「この発言は違うのではないか」と抗議したが、細野補佐官に「一言一句この通りではないが、その場にいた皆が言っていることだ。(当時)あなたはその場(首相官邸)にいなかったよね」と言われたという。
班目委員長は、この発表文を誰が作成したかや、東日本大震災翌日の海水試験注入の経緯について、「徹底的に調べていただきたい」と述べた。一方で、細野補佐官に対しては「22日に長く話して、水に流そうと決めた」と話した。
(5月19日調査・5月22日放送/フジテレビ)
【問2】政府の原発事故に関する情報公開について、あなたはどう考えていますか。
信頼できる 13.0%
信頼できない 82.4%
(その他・わからない) 4.6%
【問4】あなたは次の衆院選でどの党の候補に投票したいですか。
民主党 11.6%(↓) みんなの党 7.0%(↑)
自民党 27.0%(↓) たちあがれ日本 0.6%(―)
公明党 4.6%(↑) 新党改革 0.0%(↓)
共産党 3.6%(↑) 無所属・その他 7.6%
社民党 0.8%(↓) 棄権する 3.0%
国民新党 0.0%(―) (まだきめていない) 34.0%
新党日本 0.2%(↓)
【問5】あなたは菅内閣を支持しますか。
支持する 28.4%
支持しない 65.6%
(その他・わからない) 6.0%
「止めたことは全くない」首相が海水注入の中断指示否定
(産経新聞 5月23日(月)10時24分配信)
菅直人首相は23日午前の衆院東日本大震災復興特別委員会で、東京電力福島第1原発1号機への海水注入が、首相の言動をきっかけに一時中断したとされる問題について「私が止めたことは全くない」と、東電への中断指示を否定した。
また、改めて中断前の注入は東京電力から報告がなかったと主張した上で「報告が上がっていないものを、やめろとか言うはずがない」と強調した。
大震災発生翌日の12日朝に首相が福島第1原発を視察したことで、原発から放射性物質を含んだ蒸気を排出する「ベント」(排気)が遅れたと指摘されている点に関しては、「技術的な問題があったかもしれないが、私の視察とは関係ない」と改めて否定した。
自民党の谷垣禎一総裁の質問に答えた。
中韓首脳、求心力失う菅政権と距離…懸案棚上げ
(読売新聞 5月23日(月)10時26分配信)
中韓首脳は22日の菅首相との会談で2国間の懸案を棚上げし、求心力を失いつつある菅政権に一定の距離を置く姿勢をのぞかせた。
中国の温家宝首相が東シナ海のガス田問題で従来の立場を述べるにとどめ、踏み込んだ発言をしなかった背景には昨年5月末の苦い経験がある。日本を公式訪問した温首相は当時の鳩山首相との会談で、ガス田条約交渉の早期開始を自ら提案、合意した。その2日後、鳩山氏は辞任を表明し、温首相はメンツをつぶされた。日中関係筋は「あれで民主党政権への不信感が高まった。中国側は今も苦渋を忘れずにいる」と語る。
原発対応の不備などを巡り、日本国内で菅首相への批判が強まるなか、胡錦濤政権としては「なおさら、日本との懸案で自ら歩み寄るつもりはない」(中国筋)のが実情だ。
日韓首脳会談についても、韓国大統領府による記者団への説明は数分で終わり、突っ込んだやりとりがなかったことをうかがわせた。
民主・横粂氏が離党届 岡田氏は不受理
(2011.5.22 11:39、産経)
民主党の横粂勝仁衆院議員(比例南関東)が20日に岡田克也幹事長に対し、菅直人首相の東日本大震災対応への不満を理由に離党届を提出していたことが22日、分かった。岡田氏は受理していない。民主党幹部が明らかにした。
横粂氏は、党内で特定のグループに属さない中間派。自身のブログで震災対応に関し「いつまで議論するのか。リーダーの役目は決断だ」などと首相を厳しく批判。23日にも支持者に経緯を説明する意向だ。
横粂氏は2009年衆院選で神奈川11区から出馬。自民党の小泉進次郎氏に敗れたが、比例復活で初当選した。
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今朝の読売新聞一面で「班目氏発言『再臨界、ゼロではない』と政府訂正」との記事が出ていて驚いた。
また、政府が情報操作、言いわけをしようとしていると感じたからだ。
福島第一原発1号機の原子炉への海水注入を3月12日に中断した際、内閣府原子力安全委員会の班目(まだらめ)春樹委員長が菅首相に「再臨界の危険性がある」と進言したとしていた21日の発表を「可能性はゼロではない」と訂正したという記事だ。
産経新聞は、「班目氏が政府発表に『名誉毀損だ』と反発 政府は『再臨界の危険』発言を訂正」「班目委員長一問一答」を掲載している。
是非、(参考)資料をお読みいただきたい。
こうしたことで直近の世論調査(5月19日調査・5月22日放送/フジテレビ)では、
政府の原発事故に関する情報公開について、あなたはどう考えていますか。
信頼できない 82.4%
――となっている。
菅首相は、今日(23日)午前の衆院東日本大震災復興特別委員会では、東京電力福島第1原発1号機への海水注入が、首相の言動をきっかけに一時中断したとされる問題について「私が止めたことは全くない」と、東電への中断指示を否定した。(読売)
これに関し自民党の谷垣禎一総裁は23日午前、国会内で記者団に対し、衆院東日本大震災復興特別委員会での菅直人首相の答弁について「嘘の上に嘘を塗り固めている。不十分だ」、原発事故発生直後の海水注入停止措置に関する菅首相の説明に対して「ほとんど答えていない」と批判し、今後、東京電力福島第1原発事故に関する集中審議を求めていく考えを示した。
昨日終わった日中韓の首脳会談。
「求心力失う菅政権と距離…懸案棚上げ」(読売)との報道があるが、いつ辞めるかわからなくなった首相に中・韓首脳も対応が厳しくなるのも当然だ。
最初から開幕式など関連行事の開催場所決定をめぐる日本側の対応を巡っては、「今回の首脳会議で議論しなければならない重要な課題は多くあるのに、(自らの支持率を上げようと)国内政治の損得勘定でそろばんをはじいた。首脳会談を利用してはいけない」という批判だ。
また、与謝野経済財政相は22日のNHKの番組で、 東京電力の損害賠償を巡って枝野官房長官が金融機関に東電向け債権の一部放棄を求めていることについては、「金融機関の善意や良識に頼って賠償スキーム(枠組み)を作るということは、甘いのではないか。人の善意に期待して物事を進めるのは、かえって無責任だ」と、改めて否定的な考えを示した。
――こうした基本的な重要問題も政府間で統一されていないことには驚きと怒りさえ感じる。
民主党の横粂勝仁衆院議員(比例南関東)が20日に岡田克也幹事長に対し、菅直人首相の東日本大震災対応への不満を理由に離党届を提出していた。
菅首相は延命のことだけ考えていたら、いよいよ退陣する時期が早まるばかりだ。
(参考)
「班目氏発言『再臨界、ゼロではない』と政府訂正」(2011年5月23日01時33分 読売新聞)
政府・東京電力統合対策室は22日、福島第一原発1号機の原子炉への海水注入を3月12日に中断した際、内閣府原子力安全委員会の班目(まだらめ)春樹委員長が菅首相に「再臨界の危険性がある」と進言したとしていた21日の発表を訂正した。
班目氏の発言について、「首相から再臨界の可能性を問われ、可能性はゼロではないとの趣旨の回答をした」と改めたが、再臨界の問題が注入中断に影響した可能性に変わりはなく、野党はわずか1日で訂正されることになった経緯も含め、国会審議で追及する構えだ。
発言内容の訂正は、班目氏が22日、首相官邸で福山哲郎官房副長官、細野豪志首相補佐官に申し入れた。出席者によると、発表の訂正を求める班目氏に、福山氏らが「可能性はゼロではない」と発言したとする案を提示、班目氏も了承したという。細野氏は22日夜、記者団に、「(発言内容の)基本路線は変わっていない」と述べた。その後、菅首相に訂正を報告した。
班目氏が政府発表に「名誉毀損だ」と反発 政府は「再臨界の危険」発言を訂正
(2011.5.22 20:42産経)
内閣府原子力安全委員会の班目(まだらめ)春樹委員長は22日、東京電力福島第1原子力発電所への海水注入が菅直人首相の発言を契機に中断したとされる問題で、政府・東電統合対策室が「班目氏が首相に『海水注入の場合、再臨界の危険がある』と述べた」と発表したことに反発し、福山哲郎官房副長官に文言の訂正を求めた。政府は班目氏の発言は「そういう(再臨界の)可能性はゼロではない」だったと訂正した。
政府、首相の関与否定に躍起 政府資料を訂正
班目氏が官邸・東電側の説明の根幹を否定し、政府が追認したことで、政府発表の信憑(しんぴょう)性に疑問符がついた。海水注水がなぜ中断したのかは、明らかにされておらず、首相の発言が事態を悪化させた可能性は残っている。混乱する政府の対応は、23日からの国会審議で問題になりそうだ。
班目氏は22日、内閣府で記者団に「そんなことを言ったら私の原子力専門家の生命は終わりだ。名誉毀損(きそん)で冗談ではない」と強調。さらに「(真水を)海水に替えたら不純物が混ざるから、むしろ臨界の可能性は下がる」と説明していた。
一方、細野豪志首相補佐官は22日のフジテレビ「新報道2001」で「『真水から海水に替わるわけだから何か影響はないのかしっかり検討するように』という首相の指示は出た」と述べた上で、海水注入による再臨界の危険性には「班目氏自身がそう言ったと記憶がある」と語っていた。
枝野幸男官房長官は青森県三沢市で記者団に「東電がやっていることを(政府が)止めたことは一度も承知していない」と政府の指示を否定した。
【斑目委員長一問一答】
−政府は海水注入の一時中断は班目委員長が「再臨界の恐れがある」と指摘したからだとするが
「私が言ったのならば、少なくとも私の原子力専門家としての生命は終わりだ。一般論として温度が下がれば臨界の可能性は高まる。『臨界の可能性はまったくないのか』と聞かれれば、『ゼロではない』と答えるが、私にとって可能性がゼロではないというのは『考えなくてもいい』という意味だ」
−そういう発言をしたのか
「覚えていないが、私が『注水をやめろ』と言ったことは絶対にない」
−政府側は班目氏が指摘したと繰り返し主張している
「私への名誉毀損(きそん)だ。冗談じゃない。私は原子力の専門家だ。一般的に海水に替えたら、不純物が混ざるから臨界の可能性は下がる。淡水を海水に替えて臨界の危険性が高まったと私が言うとは思えない」
−当日のことを明確に覚えてはいないか
「私は海水注入が始まったと聞いて、ほっとして、原子力安全委員会に戻った。一つだけいえることは首相が『注水をやめろ』と言ったとは聞いていない。私が知る限り、当時首相と一緒にいた人が注水を途中でやめるように指示を出した可能性はゼロだ」
−委員会として抗議文などを考えているのか
「その前に政府・東京電力統合対策室に(説明の)修正文を作るようにお願いした」
会見直前、抗議押し切る=細野補佐官、班目委員長発言部分
(時事通信 5月23日(月)14時2分配信)
福島第1原発1号機への海水注入について、班目春樹原子力安全委員長が「再臨界の危険性がある」と発言したと政府・東京電力統合対策室が発表した後に訂正した問題で、同委員長は23日、21日の同対策室記者会見の十数分前に発表文を示され、配布の中止を申し入れたが、「もう配ったから無理だ」と押し切られたことを明らかにした。
この会見に同委員会を代表して参加していた加藤重治審議官によると、会見前の打ち合わせで、細野豪志首相補佐官に「この発言は違うのではないか」と抗議したが、細野補佐官に「一言一句この通りではないが、その場にいた皆が言っていることだ。(当時)あなたはその場(首相官邸)にいなかったよね」と言われたという。
班目委員長は、この発表文を誰が作成したかや、東日本大震災翌日の海水試験注入の経緯について、「徹底的に調べていただきたい」と述べた。一方で、細野補佐官に対しては「22日に長く話して、水に流そうと決めた」と話した。
(5月19日調査・5月22日放送/フジテレビ)
【問2】政府の原発事故に関する情報公開について、あなたはどう考えていますか。
信頼できる 13.0%
信頼できない 82.4%
(その他・わからない) 4.6%
【問4】あなたは次の衆院選でどの党の候補に投票したいですか。
民主党 11.6%(↓) みんなの党 7.0%(↑)
自民党 27.0%(↓) たちあがれ日本 0.6%(―)
公明党 4.6%(↑) 新党改革 0.0%(↓)
共産党 3.6%(↑) 無所属・その他 7.6%
社民党 0.8%(↓) 棄権する 3.0%
国民新党 0.0%(―) (まだきめていない) 34.0%
新党日本 0.2%(↓)
【問5】あなたは菅内閣を支持しますか。
支持する 28.4%
支持しない 65.6%
(その他・わからない) 6.0%
「止めたことは全くない」首相が海水注入の中断指示否定
(産経新聞 5月23日(月)10時24分配信)
菅直人首相は23日午前の衆院東日本大震災復興特別委員会で、東京電力福島第1原発1号機への海水注入が、首相の言動をきっかけに一時中断したとされる問題について「私が止めたことは全くない」と、東電への中断指示を否定した。
また、改めて中断前の注入は東京電力から報告がなかったと主張した上で「報告が上がっていないものを、やめろとか言うはずがない」と強調した。
大震災発生翌日の12日朝に首相が福島第1原発を視察したことで、原発から放射性物質を含んだ蒸気を排出する「ベント」(排気)が遅れたと指摘されている点に関しては、「技術的な問題があったかもしれないが、私の視察とは関係ない」と改めて否定した。
自民党の谷垣禎一総裁の質問に答えた。
中韓首脳、求心力失う菅政権と距離…懸案棚上げ
(読売新聞 5月23日(月)10時26分配信)
中韓首脳は22日の菅首相との会談で2国間の懸案を棚上げし、求心力を失いつつある菅政権に一定の距離を置く姿勢をのぞかせた。
中国の温家宝首相が東シナ海のガス田問題で従来の立場を述べるにとどめ、踏み込んだ発言をしなかった背景には昨年5月末の苦い経験がある。日本を公式訪問した温首相は当時の鳩山首相との会談で、ガス田条約交渉の早期開始を自ら提案、合意した。その2日後、鳩山氏は辞任を表明し、温首相はメンツをつぶされた。日中関係筋は「あれで民主党政権への不信感が高まった。中国側は今も苦渋を忘れずにいる」と語る。
原発対応の不備などを巡り、日本国内で菅首相への批判が強まるなか、胡錦濤政権としては「なおさら、日本との懸案で自ら歩み寄るつもりはない」(中国筋)のが実情だ。
日韓首脳会談についても、韓国大統領府による記者団への説明は数分で終わり、突っ込んだやりとりがなかったことをうかがわせた。
民主・横粂氏が離党届 岡田氏は不受理
(2011.5.22 11:39、産経)
民主党の横粂勝仁衆院議員(比例南関東)が20日に岡田克也幹事長に対し、菅直人首相の東日本大震災対応への不満を理由に離党届を提出していたことが22日、分かった。岡田氏は受理していない。民主党幹部が明らかにした。
横粂氏は、党内で特定のグループに属さない中間派。自身のブログで震災対応に関し「いつまで議論するのか。リーダーの役目は決断だ」などと首相を厳しく批判。23日にも支持者に経緯を説明する意向だ。
横粂氏は2009年衆院選で神奈川11区から出馬。自民党の小泉進次郎氏に敗れたが、比例復活で初当選した。
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この記事へのコメント
1. Posted by komi 2011年05月23日 12:49

正しい日本語を政府に使う様に国民は訂正なんて思ってません!
横粂君の離党届提出をブログで速報で記事にしたらアクセス数が普段より伸びたので少し感謝してます(笑)