2011年02月28日

民主の看板政策 びっくりしたのは国民だ

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 菅総理の子ども手当ての2万6千円に「びっくりした」「実現性に疑問を持っていた」との発言に混乱!
 党内ではとんでもないとの意見と、与謝野大臣のように「非常に正直で立派なことだ」という擁護発言もある。

 僕は、この発言にビックリした。

 この件で、産経新聞(2月26日)は、コラムに「驚いてごまかす『菅処世術』」と 主張(社説)で「民主の看板政策 びっくりしたのは国民だ」が掲載された。
 今回は、主張を掲載します。



 無責任ぶりに驚いたのは国民の方だろう。
 子ども手当の月額2万6千円について、菅直人首相が「議論されていた小沢(一郎)代表当時、ちょっとびっくりした」と述べ、自身、端(はな)からその実現性を疑問視していたことが明らかになった。

 民主党が一昨年の衆院選マニフェスト(政権公約)の目玉に据えた子ども手当は今も財源が確保できずに、公約通りの満額支給ができていない。政府・民主党が進めた主婦の年金救済も、批判の高まりの中で、凍結に追い込まれた。その場しのぎのばらまき政策はもはや限界を迎えている。

 首相発言は、子ども手当法案の審議が始まった衆院本会議で飛び出した。
 民主党は、小沢氏の下で戦った平成19年の参院選公約で子ども手当の支給額を月額2万6千円としたが、それだと必要な財源は5兆円余に上る。現在は半額支給で、来年度から3歳未満は2万円に増やすため、国・地方で3兆円近い巨費を食う。

 民主党は公約を実現するための財源として、予算組み替えや特別会計の見直しなどを掲げたが、必要額にははるかに及ばず、赤字国債に依存する結果となった。

 首相は、疑いを抱いていた同じ公約が一昨年の衆院選で掲げられた際にも見直しを求めず、いまだに撤回もしていない。あまりに無責任ではないか。与野党で制度設計からやり直す必要がある。

 主婦の年金救済も一種のばらまきだ。
 民主党は夫が脱サラしたり失業したりした場合、変更届を忘れた専業主婦に対し、過去2年の保険料を払えば、未納分は払ったとみなすという救済を始めた。
 だが、総務省の監視委員会から「きちんと届け出て保険料を払った人と比べて不公平だ」と批判され、救済策はあえなく頓挫した。

 届け出を忘れた主婦は最大100万人規模に達し、無年金となる人も出てくる。
 一切、配慮しないというわけにはいくまいが、その場合でも、所定通り届け出た人とのバランスを取る必要がある。
 本来なら法律改正などを伴う特例措置を、民主党政権が課長の通知で済ませたのも問題だ。公平性を確保した善後策を迫られよう。

 菅首相は政権公約を9月に見直す方針を示しているが、予算関連法案の成立が見通せない中でそんな猶予はない。ばらまき政策は直ちに白紙に戻さねばならない。


(参考、重要)

 岡田幹事長 子ども手当、断念を示唆
(産経新聞 2月28日(月)7時57分配信)

 民主党の岡田克也幹事長は27日のNHK番組で、子ども手当法案について「法案は1年限り。しっかりとした恒久法を作るには、児童手当法の改正や新法であってもいい。中身が問題だ」と述べ、子ども手当法成立を断念する可能性を示した。ねじれ国会で、同法案を含む予算関連法の成立が危ぶまれる中、子ども手当には否定的だが児童手当拡充を目指す公明党に譲歩を示して国会運営の円滑化を狙ったようだ。

 児童手当と子ども手当には、支給対象や所得制限などの点に差があるが、岡田氏は番組で、(1)子供1人当たりの支給水準(2)中学生を支給対象とするか(3)地方負担のあり方−について、議論の余地があるとして、譲歩する可能性を示唆した。

 また、支給を受ける世帯に関して、児童手当には所得制限がかけられ、現行の子ども手当には制限はないが、民主党執行部内には所得制限をかけることに理解を示す声もある。

 ただ、反執行部色を強める民主党の小沢一郎元代表支持グループは、子ども手当創設が盛り込まれた民主党の一昨年の衆院選マニフェスト(政権公約)見直しに抵抗しており、岡田氏の発言は党内混乱を助長する恐れもある。

 児童手当拡充を主張してきた公明党が、岡田氏の提案に乗る素地はある。しかし、統一地方選を前に、民主党と手を組むという政治判断はとりにくい側面もある。

 公明党幹部は27日、「『子ども手当見直し』と言った瞬間に民主党内政局だ。まとまらないだろう」と語り、岡田氏の提案どおりに民主党内がまとまるかどうかに疑問を示した。

 自民党の石破茂政調会長も同日、沖縄県石垣市での記者会見で、「党の意見をまとめてから言ってほしい。いいかげんなことを言うのは国民への背信行為だ」と批判した。

shige_tamura at 11:03│Comments(1)TrackBack(0)clip!民主党 

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この記事へのコメント

1. Posted by サラリーマンA   2011年02月28日 11:53
2 当時の厚生労働大臣は非常に罪深い。財源確保はそっちのけで、まえのめりになって子供手当を成立させたしまった。このままでは、本当に必要な母子家庭等に手当が間に合わない。この責任をどう取るのか?

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