2011年01月28日

ありむら治子参議院議員・参院代表質問(全文)(その1)

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 今終わった ありむら治子参議院議員の参院代表質問(全文)を掲載します。
 勉強になります。


 自由民主党の有村治子です。自由民主党を代表し総理の所信に対し質問します。政治の要諦は、民族の生存可能性を高めるために、確かな判断を重ねていくことです。菅総理は国の存立を確かにし、国民の命を担保する重責に耐えうるのかどうか、国民は固唾を呑んで見ています。

 民主党政権になって1年5ヶ月。内閣総理大臣の座に、首相となる覚悟と訓練を積まなかった人が就任することによって、国民がどれだけ不安にさらされるのか痛感します。

 世界が刻一刻と動き続ける中、日本の政治が、この歴史的転換期の難題に応えうるすべを持っているのかどうかが問われています。とりわけ、中国が軍事的・経済的にも大国となった今、日本がいかにして平和と繁栄を維持するのかという命題は、今後少なくとも数十年続く構造的な課題となります。


【皇室、国旗、国歌】

 民主党に国家の背骨を担う気概はあるのでしょうか。
 まず日本の国柄に対する民主党の姿勢について伺います。現在の菅内閣には「国旗及び国歌に関する法律案」に反対票を投じた政治家が、菅総理を筆頭に、江田法務大臣、前原外務大臣、枝野官房長官など実に8名もいます。
 国旗掲揚をめぐって、自ら命を絶たれた校長先生がでるほど混乱した学校現場を憂い、教育の正常化を支持する国民世論の後押しもあって国旗・国歌の法的位置づけを明確にした法案に、反対の意を明確にした人々です。閣僚の過半数が法案に反対した菅政権、いかに国民感情と乖離した実態でありましょう。

 多くの日本人が大事に思い、愛着を持っている我が国の国旗と国歌に面と向き合わず、国家国民に対する敬意と誇りを示すことができない民主党の議員が国家の命運を握る閣僚となっている現状に、多くの国民は直感的な不安を抱くのです。

 昨日の本会議で、我が自由民主党の中曽根議員会長が指摘されたように、民主党は、陛下や皇室を敬う多くの国民の気持ちを踏みにじる失態を重ねてきました。与党議員であればなおさらのこと、日本国と日本国民統合の象徴であられる陛下や皇族方に対し、思慮に欠ける姿勢をとらないよう、強く申し入れます。

 今年の元日も、陛下は寒さ厳しい明け方から、国家・国民の安寧を祈念される四方拝をはじめ、18の行事を遂行されました。
 古よりの宮中祭祀を大切に継承される陛下のお気持ちをしっかりと体し、安易に伝統を簡略化することのないよう、また政府・与党として陛下の体調やご日程に十分に配慮することを明言するとともに、民主党政権が陛下に過度な負担を強いてきた事実に鑑み、再発防止に向けてどのように策を講じるのか、示して頂きたいと思います。


【尖閣・フジタ社員拘束】

 次に尖閣問題について伺います。
 昨年9月、尖閣諸島沖で中国漁船が海上保安庁巡視船に衝突してきた一部始終を記録したビデオは、日本の対応が国際法の観点からも正当性があることを明示する決定的証拠です。国民の安全確保に尽くす日本政府の最高責任者として、総理が国家の主権を堅持し、国民と真実を共有し、我が国固有の領土・領海を護るという使命を全うできる確かな証なのです。

 総理、なぜ公開を決断されないのですか?私達自由民主党は、国民の知る権利を尊び、主権者たる国民に対する当然の説明責任として、日本の尊厳がかかったビデオの全面公開を改めて強く求めます。国民との信頼、主権や領土を守ること以上に大事な理由があって、ビデオを公開しないと総理が主張されるのであれば、非公開によって得られる国益の内容を具体的に開陳して下さい。

 先月21日、東京新聞は「尖閣『秘密外交』の内幕」と題した記事を掲載しました。 衝突事件の際、民主党幹部であった細野議員が訪中し、戴秉国国務委員と会談できるよう道をつけた中国通、篠原氏の記者会見の内容を報じています。
 記事には、①漁船衝突ビデオを公開しない、②中国への非難を控える、という条件で、中国が拘束していた建設会社フジタの社員4人を解放することと、日中首脳会談を実現する約束ができた、とあります。これを中国との裏取引、密約といわずして、何というのでしょうか。

 菅総理は、日中間の密約や裏取引は一切ない、と何度も強弁されてきました。では国民は、総理の言葉と、秘密外交を担った篠原氏の発言を報じた東京新聞と、一体どちらを信じればよいのでしょうか。
 中国と密約があったのか、なかったのか、私達国民に真実を語って下さい。もし、「密約などない」と従来の答弁を繰り返されるのであれば、東京新聞に報道の訂正を申し込まれるか、篠原氏を国会に招致されるのが、国民に対する説明責任であるはずです。はぐらかさず、正々堂々とお答え下さい。

 そもそもフジタ社員は、旧日本軍が先の大戦後、一部遺棄した残りについて中国に引き渡したとされる化学兵器を、安全に処理するための施設建設予定地を視察していたさなか、中国当局に突然拘束されました。このプロジェクトは日中友好のため、現在までに726億円という日本国民の莫大な税金を使って進められているものです。
 兵器処理のために働く日本人を拘束するのであれば、プロジェクト自体の見直しも止むを得ないと、外交交渉のテーブルに挙げればよいのではないですか。漁船を衝突させてきた、かの国は、日本が中国人船長を釈放したとたんに、平然と謝罪と賠償を求めてくるほど、戦略的交渉に長けたお国柄です。総理の見解を伺います。


 我が国の尊厳ある自主独立のため、当然国民に開示すべき情報を隠蔽する民主党に民主主義はあるのでしょうか。
 先日、民主党の防衛政策に批判的な国会議員らの講演に出席する自衛隊関係者を、情報保全隊が監視していると見られる、との報道がなされました。報道の通りであれば、憲法が国民に保障する思想信条の自由、集会の自由を脅かすものではありませんか。
 自衛隊は民主党を守るためにあるのではありません。
 与党民主党には、民主主義国家に仕える自覚がないのでしょうか。自衛官の誇りを、政府自ら踏みにじるような恐怖政治は直ちに止めて頂きたい。自衛隊情報保全隊の恣意的な運用がなされないよう、自由民主党は引き続き、真相を追及していきます。防衛大臣に事実関係と事態収拾に向けた方策を伺い、総理の見解をお聞きします。


【主権】

 尖閣諸島が帰属する沖縄県石垣市の市長及び市議会は、固定資産税の実地調査を行うため尖閣に上陸することを政府に申請していましたが、菅政権はこれを拒否しました。

「地域主権」という造語まで作り地方自治の尊重を喧伝した民主党政権が、正当な権限に基づく石垣市の行政執行を阻止するというのは、全く理解できません。国家の主権すら守れない民主党が、地域主権と叫んだところで空しく響くばかりです。
 地方自治の原点に立ち返り、石垣市の行政・議会が一致して出した尖閣上陸の民意が尊重され、地方行政が機能するよう、総理のご決断を求めます。なお、「尖閣を所有する民間人の意向」を盾にして質問をかわす、いつもの答弁はご容赦下さい。

 昨年11月、ロシアのメドベージェフ大統領が、国家元首として歴史上初めて、北方領土に上陸しました。その後もロシア高官の領土視察が相次いでおり、日本を「仮想敵」とした軍事演習を行うロシアは、北方領土における大幅な軍備強化を目論んでいます。

 他国は民主党政権の外交能力を窺い、我が国の足もとをじっと見ています。中国による尖閣衝突事件と、ほぼ時を同じくしてロシア大統領が北方領土に上陸したのは偶然ではありません。日本の安全保障に影響を与えうる複数の近隣国が、自分達の利益のため連動して、日本外交を揺さぶるという、新たな段階を招いてしまったのが、総理、あなたの民主党政権です。

 民主党代表選や党内抗争にかまけて、官邸の機能が著しく低下する空白期間をつくり、中ロ連動による日本外交狙い撃ちを許してしまった菅民主党政権は、この甚大な失政をどのように回復し、国民にいかに詫びるのか、総理のご認識、今後の外交方針を伺います。

 現在の政府には、日本が抱える領土問題を包括する部門がありません。官邸直轄で領土問題の一体的解決を図るため、現在ある内閣府北方対策本部を改組し、竹島・尖閣を含めた我が国の領土を所管する部署の設置を度々提案していますが、いまだ実現を見ていません。領土問題に与野党はなく、一刻の猶予も許されないはずです。総理のご見解をお聞かせ下さい。

shige_tamura at 15:00│Comments(1)TrackBack(0)clip!自由民主党 

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この記事へのコメント

1. Posted by mayu   2011年01月29日 01:33
5 自民党には稲田朋美さんだけでなく、こんな素晴らしい女性議員がいらっしゃったのですね!
ありむら治子さんを失礼ながらこれまで存じ上げておりませんでした。
確固とした国家観をお持ちの議員をもっと前面に押し出して、自民党の存在感を国民にアピールして欲しいと思います。
私の周囲でも、民主党政権は早く終わりにして欲しいという声が圧倒的です。
管総理はもともと反権力である市民運動家なのに、(石にかじりついてでも!)権力の座にしがみつこうとするのは、矛盾していませんか?

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