2010年12月17日

来年度予算と税制に関する自民党の基本方針 (その1)

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 安心・安全の日本復活 “民主党不況” からの脱却

― 来年度予算と税制に関するわが党の基本方針 ―
                         平成22年12月17日
                           自 由 民 主 党

Ⅰ.予算と税制に関するわが党の基本的考え方

 自由民主党が目指す国家像は、綱領に示す通り、努力するものが報われるとの原則の下で、長寿少子抄化時代にあっても温かく生き甲斐のある活力あふれる日本である。
 そのためにも、「自助」「共助」「公助」を適正に組み合わせ、温かい社会を築き直さなければならない。一部の人が形成する政府の独断で、一部の人を優遇する子ども手当等に見られる民主党のバラマキ政策は採るべきではなく、全ての人に公正な政策や条件づくりなどに努めることがわが党の目指すべき政府の姿である。わが国が直面する内外の諸課題を克服するためには、政策の戦略的かつ機動的な展開が必要であり、国の予算及び税制を包括する財政が、これを実現する不可欠な手段である。

 中国の故事に「入るを量りて、以て出ずるを為す」とある通り、政策実行にはまず必要な財源を確保しなければならない。しかるに、票目当てのために恒久財源のない恒久政策をマニフェストで約束した民主党は今、ブーメランのようにその財源あさりに苦しみ、徒に国政を混乱させ、将来に借金を残す結果となっている。その政策に期待した国民を大きく失望させてもいる。

 近年の財政状況の危機的な悪化により、社会保障をはじめ、安全保障、国際競争力強化、人材育成、地域格差の是正等、あらゆる面で財政の対応力が著しく減退し、根本的な解決へ向けた果断な政策を実行できない状況に陥り、小手先の政策に終始している。

 わが党は、過去の反省に立ち、この局面を乗り越えるため、社会保障の充実と財政健全化、そのために不可欠な消費税を含む税制抜本改革を逃げずに国政選挙で国民に約束し、国会論戦等を通じ訴えてきた。先の国会で「財政健全化責任法(案)」を提出し、国会の意思として来年度を財政健全化“元年”と位置付けたいと考えている。

 急速に進む少子高齢化の中、もはや借金頼みは限界にきており、「財政健全化責任法」の成立を担保として一時的に借金を増やしたとしても、目先にとらわれることなく、時間軸の中で財政再建を成し遂げるには、財政の対応力を回復させる必要がある。消費税を含む税制抜本改革を速やかに実施することは、安心で豊かな福祉社会及び公正で活力ある社会の実現へ向けて、避けて通れぬ道である。

 一方で、当面の経済を囜復させ、日本経済を再び成長経路に乗せることが、この危機を打開する大切な一歩である。そのためにも、来年度予算は、経済成長に即効性と持続性を持たせる内容とすべきであり、景気囜復の効果が乏しいものや経済成長を阻害したりするものは予算に計上してはならない。

 わが党は、以上のような基本的な考え方を踏まえ、以下に来年度予算及び税制に対するわが党の基本方針を国民にお示ししたいと考える。 なお、民主党政権の予算案が具体的に示された時点で、内容を精査し、「わが党ならこうする」という歳出の内容を改めてお示しし、国民の御理解を得たいと考えている。

shige_tamura at 16:55│Comments(2)TrackBack(0)clip!自由民主党 

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この記事へのコメント

1. Posted by みるる   2010年12月17日 20:44
5 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101217-00000077-jij-pol
支持率本当にあってるのかどうか怪しいですが

マスコミが悪いからとマスコミ批判している民主党に期待は出来ません
自民頑張ってください
2. Posted by きんちゃん   2010年12月20日 18:39
3 う~ん評価が難しい。

景気対策と財政再建の両立は難しいと言うより不可能だと思います。

まずは景気回復その後に財政再建と優先順位を付ける事が大事だと思いますが、今回も両論併記でインパクトもないです。

残念!

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