2010年08月31日
民主党代表選は、「トロイカ体制」=「談合3兄弟体制」で回避へ
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民主主義とは、「最後は選挙で決める」ことだが、民主党は、「最後は談合で決める」ということのようだ。
選挙をすれは、激しく争うからしこりは残る、だからといって選挙を回避したら、しないことでのマイナスも多い。
民主党は、憲法とか安保政策など、議論すると分裂しそうになる問題は、議論をしないで先送りをする。でも、普天間問題のように、期限があって決めなくてはならなくなると、どうにもならずに鳩山総理は辞任した。
今回、菅・小沢会談で、代表選が回避されても、民主党の「脱小沢」路線がなくなると、世論の支持も低下する。そこで、また、あの時に代表選をしていれば良かったということになる。
代表選回避に突如登場したキーワードが「トロイカ体制」という言葉、これは、菅・鳩山・小沢の3人体制のこと、これに参院会長の輿石氏が加わるということだ。
メディアは、民主党の代表選で党員・サポーターが一票を行使できなくなることをあまり大きく報道しない。民主党の分裂回避を応援し、談合・話し合いを支持しているようだ。
自民党だと、総裁選を回避しようものなら地方の党員から反発を受け大変だ。だから最近は、必ず複数候補が出て政策論争がおこなわれる。その際、マスコミは「出来レース」と批判するが、実際の選挙戦は熾烈なものだ。
今回の民主党代表選は、メディアが大きく影響を行使している。
小沢代表が立候補することになって、朝日新聞(8月29日)は一面で、「仙谷氏政治資金長男側に 計320万 ビル賃料補填か 事務所・人件費名目で」という記事が躍った。
これによって、小沢氏側が求めていた「仙谷官房長官の更迭」も可能となった。
朝日新聞は、小沢氏に代表選に出て欲しくない。そこで、こうした高等戦術をつかったのだ。さらにマスコミ各紙は世論調査を実施し、菅総理の圧倒的な世論の支持を大々的に報道した。
この朝日新聞の記事と世論調査報道で、状況は一変し、菅総理側が小沢氏に折れて、代表選回避へとの動きとなった。
昨日の菅・鳩山会談で、「トロイカ」体制が浮上した。
今日の「菅・小沢会談」で、「トロイカ=団子3兄弟」が「談合3兄弟」体制に変質し、菅総理は、小沢氏の圧力に屈する形で代表選は回避される可能性が大きくなった。
また、小沢代表当時の資金配分は「適正」と枝野幹事長が30日の記者会見で、小沢一郎前幹事長の代表時代の党の「組織対策費」の使途に関し、不適切な点はなかったとの見解を明らかにした。
これは一部週刊誌が報じたことに対し、小沢支持派議員から「首相陣営が情報を漏らしている」と強い反発が上がり、今回、枝野幹事長はこうした対立の回避に動いた。
結局は、政策論争もなく、矛盾を抱えたままで、菅政権は続投される可能性が大きくなった。
民主党は、お得意の分裂をさけるための論争と選挙を回避することになるが、今、問題なのは、民主党は何をしたいのかがハッキリしないことだ。
景気対策はどうするのか、また、マニフェストは見直すのか、消費税は?といったことなのである。
今回、民主党の代表選が回避されることで民主党の分裂は避けられたが、それによって民主党内の政策論争は先送りされ、日本丸の舵も漂流と混迷を続けることになる。
これで、次期総選挙に立候補しないといっていた鳩山前首相が早くも復権することになる。
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民主主義とは、「最後は選挙で決める」ことだが、民主党は、「最後は談合で決める」ということのようだ。
選挙をすれは、激しく争うからしこりは残る、だからといって選挙を回避したら、しないことでのマイナスも多い。
民主党は、憲法とか安保政策など、議論すると分裂しそうになる問題は、議論をしないで先送りをする。でも、普天間問題のように、期限があって決めなくてはならなくなると、どうにもならずに鳩山総理は辞任した。
今回、菅・小沢会談で、代表選が回避されても、民主党の「脱小沢」路線がなくなると、世論の支持も低下する。そこで、また、あの時に代表選をしていれば良かったということになる。
代表選回避に突如登場したキーワードが「トロイカ体制」という言葉、これは、菅・鳩山・小沢の3人体制のこと、これに参院会長の輿石氏が加わるということだ。
メディアは、民主党の代表選で党員・サポーターが一票を行使できなくなることをあまり大きく報道しない。民主党の分裂回避を応援し、談合・話し合いを支持しているようだ。
自民党だと、総裁選を回避しようものなら地方の党員から反発を受け大変だ。だから最近は、必ず複数候補が出て政策論争がおこなわれる。その際、マスコミは「出来レース」と批判するが、実際の選挙戦は熾烈なものだ。
今回の民主党代表選は、メディアが大きく影響を行使している。
小沢代表が立候補することになって、朝日新聞(8月29日)は一面で、「仙谷氏政治資金長男側に 計320万 ビル賃料補填か 事務所・人件費名目で」という記事が躍った。
これによって、小沢氏側が求めていた「仙谷官房長官の更迭」も可能となった。
朝日新聞は、小沢氏に代表選に出て欲しくない。そこで、こうした高等戦術をつかったのだ。さらにマスコミ各紙は世論調査を実施し、菅総理の圧倒的な世論の支持を大々的に報道した。
この朝日新聞の記事と世論調査報道で、状況は一変し、菅総理側が小沢氏に折れて、代表選回避へとの動きとなった。
昨日の菅・鳩山会談で、「トロイカ」体制が浮上した。
今日の「菅・小沢会談」で、「トロイカ=団子3兄弟」が「談合3兄弟」体制に変質し、菅総理は、小沢氏の圧力に屈する形で代表選は回避される可能性が大きくなった。
また、小沢代表当時の資金配分は「適正」と枝野幹事長が30日の記者会見で、小沢一郎前幹事長の代表時代の党の「組織対策費」の使途に関し、不適切な点はなかったとの見解を明らかにした。
これは一部週刊誌が報じたことに対し、小沢支持派議員から「首相陣営が情報を漏らしている」と強い反発が上がり、今回、枝野幹事長はこうした対立の回避に動いた。
結局は、政策論争もなく、矛盾を抱えたままで、菅政権は続投される可能性が大きくなった。
民主党は、お得意の分裂をさけるための論争と選挙を回避することになるが、今、問題なのは、民主党は何をしたいのかがハッキリしないことだ。
景気対策はどうするのか、また、マニフェストは見直すのか、消費税は?といったことなのである。
今回、民主党の代表選が回避されることで民主党の分裂は避けられたが、それによって民主党内の政策論争は先送りされ、日本丸の舵も漂流と混迷を続けることになる。
これで、次期総選挙に立候補しないといっていた鳩山前首相が早くも復権することになる。
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この記事へのコメント
1. Posted by カルロス 2010年08月31日 14:44
民主党の議員は自民党の派閥を批判しますが、私はこれほどまでに党を二分する程の争いを国民の世論を無視してやっている民主党の派閥は一体何をやってるんだ?と本当に呆れてしまいます。
どうせ代表選に出馬させるなら小沢ではなくもっとまともな若手が出馬させた方がいいと思います。どうせ大したのはおらず必ず菅に負けるでしょうがそれで堂々と代表選をやって思う存分政策論争したらいい。
私は政権を民主党が担っている以上2009年の実現不可能なマニフェストは受け入れられません。一刻も早くこんな代表選は止めて国会を開いて経済対策を自民党を含めた超党派でやるべきだと思う。民主党はホント何を考えてるか分かりませんね。
どうせ代表選に出馬させるなら小沢ではなくもっとまともな若手が出馬させた方がいいと思います。どうせ大したのはおらず必ず菅に負けるでしょうがそれで堂々と代表選をやって思う存分政策論争したらいい。
私は政権を民主党が担っている以上2009年の実現不可能なマニフェストは受け入れられません。一刻も早くこんな代表選は止めて国会を開いて経済対策を自民党を含めた超党派でやるべきだと思う。民主党はホント何を考えてるか分かりませんね。
2. Posted by 七誌 2010年08月31日 20:37
実に甘い読みだね。
代表戦が回避されるとか考えるなんて実に阿呆だ。
代表選挙はもはや回避できない。
ただ朝日新聞や毎日は、民主党の分裂と弱体化、特に左翼勢力の追放を恐れて、もはや不可能な話し合いを進めようと、無駄な悪あがきの工作活動をしているに過ぎない。
そんなことも読めないで朝日の記事を鵜呑みにするようなら、記事を書くのなんてやめたほうがいい。
全世界に無知を晒すだけですよ。
代表戦が回避されるとか考えるなんて実に阿呆だ。
代表選挙はもはや回避できない。
ただ朝日新聞や毎日は、民主党の分裂と弱体化、特に左翼勢力の追放を恐れて、もはや不可能な話し合いを進めようと、無駄な悪あがきの工作活動をしているに過ぎない。
そんなことも読めないで朝日の記事を鵜呑みにするようなら、記事を書くのなんてやめたほうがいい。
全世界に無知を晒すだけですよ。
3. Posted by もばら 2010年08月31日 22:47
トロい蚊の3兄弟ですな。
血を吸うしか能のないトロい奴という意味です。
血を吸うとは言うまでもなく血税を無駄遣いすることです。
トロいとは「愚鈍な」という意味です。(俗語かな?)
血を吸うしか能のないトロい奴という意味です。
血を吸うとは言うまでもなく血税を無駄遣いすることです。
トロいとは「愚鈍な」という意味です。(俗語かな?)