2010年06月23日

菅・民主党は、消費税も年金も「「超党派協議」で責任転嫁へ

 今日は、12時30分から福岡市の天神警固公園で三橋貴明の街頭演説会があります。僕も参加します。よろしくお願いします。
 三橋貴明は、今日6月23日、21時〜ニコニコ生放送を使ったSPA!生ちゃんねる生放送に出演します。
 内容は、
三作家で参院選立候補予定者の三橋貴明氏をゲストに迎え、
公示日直前、参議院選挙を控えた本人から
出馬決意表明、さらには菅直人新政権についてなど、たっぷり聞いちゃいます。
さらに後半は津田大介氏が加わり、「ネットと選挙の未来」について熱く討論!
もちろん視聴者からの質問や意見もどしどし受け付けます。
これから選挙が終わるまで、三橋氏は街頭でしか見られません!!
三橋氏に会える最後のチャンスを見逃すな!
出演者:(※敬称略)
三橋貴明、津田大介、市川円香(MC)
URL http://live.nicovideo.jp/gate/lv19805325
 これはインターネットの新しい試みです。


 昨日は、日本記者クラブで主要9党党首による討論会は開かれ、菅総理は、年金について超党派協議を提案した。
 前回の参院選挙、年金問題をクローズアップさせて、「今の制度は辞めて基礎年金は全て消費税で賄う」と言っていたと思うが、結局、それは難しいと考えたのだろう。
 菅・民主党は、年金で不安を煽り、具体案は提示できずに「超党派協議」へと上手に責任転嫁を図ったのだ。難しい問題は「超党派協議」ということで、自らの責任は回避できるということだ。
 消費税も同じで「超党派協議」となれば、責任が問われないことになる。


 6月17日(木)自民党本部4階 平河クラブ会見場で行った「参議院選挙公約発表記者会見」塩崎恭久 成長戦略特命委員会座長の成長戦略の部分を掲載します。

それでは、成長戦略について若干補足をさせていただきます。皆様ご案内の通り、私どもの特命委員会では、5月14日に「日本フェニックス計画―決断と実行の3年間」ということですでに発表をさせていただいておりまして、自民党のHPにも乗っておりますので、詳細につきましてはそれをご覧いただければと思いますし、エッセンスにつきましては、今日発表いたしました参議院選挙公約に入っているということでございます。
 政府の方は、明日か、来週の火曜日かいずれかの閣議で成長戦略を決めるというように聞いておるのですが、去年の12月30日に新成長戦略というものを政府としてはじめて出してこられました。

 昨年の総選挙の時には、成長戦略という言葉は、民主党のマニフェストには全くなかったはずでありますが、12月30日にやっつけ仕事で成長戦略というものが出てまいりました。そして、先日の菅新総理の所信表明演説の中身についてのこの成長戦略部分はほとんど新成長戦略12月30日に出たものとあまり変わりませんでした。
 明日ないし来週の火曜日に出てくるものについても例えば法人税についてはどう表現するのか、色々あるかと思いますが、おそらく報道ベースでいま我々が知っている範囲で我々の成長戦略とどう違うのか、ということについて若干触れさせていただきたいと思っています。大きな違いは5つあるかと思っています。

 まず、政府ないし民主党もそうでしょうけど、危機感、現状の経済の置かれている状況について危機感が全く希薄であって2020年まで10年間でなんとかなればいいのかなというようなスタンスがありあり感じられるわけですが、我々はそんなに時間に余裕はないだろうって、この3年間が勝負だっていう危機感のもとで、このフェニックス戦略というものをまとめたところであります。

 2番目はですね、そもそも成長戦略と突如去年の年末から言い出しましたが、それを言う資格があるんだろうか。それはまず、バラマキをたくさんやり、そして郵政に代表されるような国民負担を増やすような政策をやり、あるいはCO2削減目標についてもロードマップを示さない。
 ということで経済界に不安感を与え、そういうようないわば、成長ストップ戦略をやっていながら、成長戦略だと言うのに違和感を強く感じるわけであります。

 そして、3番目はですね、全体の方向性、ポリシーというのがよくわからない。言ってみれば、鳩山さんの時の所信表明演説と菅さんの時と大きな違いは、官僚が書いた文章だなというのがありありの今回の所信表明だと思いますけど。おそらく今回の成長戦略も役所から上がってきたものをホチキス止めしたものではないか、したがって全体の方向性とかポリシーが不明確だと私は思います。

 我々は3つの考え方、創造力イノベーション、開国力オープン、それから地域力パワーアップ、こういう3つのコンセプトでもって、所信表明でもはっきり出てきましたが、我々は決して需要だけとか供給だけとかではなくて、供給サイドも需要サイドも強化しなければならないし、また、外需も内需も強化しなければいけない。彼らは需要サイドと内需、というところにしか、力点をおいてないわけでありますけど、そんなアンバランスの中、経済が成り立っているわけではない。

 4番目は、東京一極集中というのが日本の大きな問題でありまして、その一方では、地方に元気がない。我々は東京を活かしながらも東京一極集中を解消し、そして、地域を変えて日本経済を元気にしていくということを考えているわけです。グローバル特区というものをいれておりますけど、地方も東京も活かしながら日本のアンバランスな経済を直していく、ということを明確にしているところであります。

 5番目ですけど、やはりこの国を元気にするためには人材であります。この人材をどう活かしていくのかという考え方もはっきりしていないのが、政府なしは民主党でございます。我々は、女性も高齢者も若者もありとあらゆる人的資源は活用していくということで、大学・大学院改革などの戦略性をもって提案しているものであります。
 以上申し上げましたけど、日本の持てる力をすべて活かして、日本を再始動させるということが我々の考え方で、成長ストップ戦略として彼らがやっている子ども手当にしても農業の戸別所得補償にしても、今挙げられているバラマキをいったんやめて一度整理をして、そして浮いた財源をしっかりと成長戦略に使うとともに将来の消費税の話、アップの幅を抑え、突如消費税の話も言うようになりましたけど、いまの彼らの政策のままで財政再建をやれば必ず消費税を我々が考えている以上のはるかに大きく上げなくてはいけないとなりますので、成長戦略においてもそういったところはしっかり直しながら、成長を図っていくということが大事だというふうに思っています。
 以上でございます。

shige_tamura at 06:22│Comments(5)TrackBack(0)clip!菅直人 | 民主党

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この記事へのコメント

1. Posted by 小太郎   2010年06月23日 11:55
消費税率アップの是非

このような重要案件こそ、国民による直接投票を実施するば良いのに…と思います

ほとんどの出費が生活必需品購入で終わってしまう低所得者層にとっては、非常に酷な話でしょう

地方の公共職業安定所の求人検索機で、募集の出ている仕事の給与額を丹念にチェックしてみて下さい

都会と地方の格差を認識するには最適ですよ

2. Posted by サラリーマン   2010年06月23日 12:47
2 消費税アップにするなら、子供手当と相殺すれば事務コスト削減できます。よって子供手当廃止がよいですね。
3. Posted by みるる   2010年06月23日 13:00
5 消費税他自民案を丸ごとパクッタみたいな民主党はずるいと思います

ところでつまらない話なのですが
岡田外務大臣昨日の記者会見で
議員バッヂ忘れています大臣はバッヂしなくても良いのでしょうか?
http://www.youtube.com/watch?v=2-NIM_LUJyc&feature=channel
また、前原大臣はSL撮影が趣味だそうですが
前原大臣の前でSLから黒煙を上げた話があるそうです週刊新潮6月24日号より6月6日に撮影に出たとか他に07年秋にもSLから黒煙が前原大臣の前で上がったそうです。
煙突にはネットが装着されているとは思いますが黒煙の上がらない場所で上がったとか言われています。
4. Posted by 東方不敗   2010年06月23日 22:35
5  はて?
 年金問題も消費税問題も、当時の政権を批判してきたのは他ならぬ民主党だったはず。
 しかも、私達に任せておけば大丈夫!とのたまわったのも…である。

 で、超党派でやらないとダメなくらい、な〜んにも考えてませんでしたっ♪ ってことなんですね。

 しかし、それでも尚、この政権が維持される程の支持率であること自体、私は全く理解できません。
 これはもう、民主党の嘘つき云々かんぬんと言う話ではなく、日本国民全体が、何かしら正体不明なものに操られて、総出で馬鹿になっている(たまにσ(-0-)他のよーな天の邪鬼も居るが)ように思えてなりません。

 もうこの国は、亡国への道を転がり堕ちていくだけなのかも知れませんね。
5. Posted by サラリーマン   2010年06月24日 23:15
3 所得税は不公平。政治家は我々サラリーマンの10%、農民は30%しか払っていない。日本は所得税制度をやめて公平なフラット税制の消費税のみにしてはどうだろう。

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