2010年05月22日

普天間、日米で辺野古移設で大筋合意

 ニュースで「普天間、辺野古移設で大筋合意=工法などは継続協議―日米」との報道が流れた。
 米側が最初から現行案以外は譲らないとの態度で、結局、日本側が譲歩して、現行案の微調整となり、米側は合意した。
 これは、米側としては拒否する理由がないからだ。
 
 こんな結果なら、最初から決めておけば、普天間問題が、こんなにもバカげた騒動にならなかったのに。鳩山総理のお気楽な発言の結果、こじれにこじれた。

 問題は依然残る。
 連立合意ができるか。社民党は合意するかだ。
 また、沖縄も「最低でも県外」といった言葉が影響している。
 明日、鳩山総理は沖縄に行くが、相当の反発が予想される。

 これもすべて鳩山総理がまいた種の結果だ。


以下、時事通信の記事を掲載する。

 普天間、辺野古移設で大筋合意=工法などは継続協議―日米
(5月22日18時40分配信 時事通信)

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題で日米両政府は22日、外務・防衛担当の実務者協議で大筋合意に達した。政府筋が明らかにした。代替施設の建設地をキャンプ・シュワブ沿岸部がある同県名護市辺野古周辺とする一方、具体的な工法などについては継続協議とする内容とみられる。 


 鳩山首相、23日沖縄再訪=普天間移設方針説明へ
(5月22日14時29分配信 時事通信)

 鳩山由紀夫首相は23日、沖縄県を訪問し、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)移設問題をめぐり、仲井真弘多知事や名護市を含む北部12市町村長らと会談する。首相の沖縄入りは4日に続き2度目。政府は、米軍キャンプ・シュワブ沿岸部(名護市辺野古)の埋め立てにより滑走路を建設する現行計画を環境に配慮した形で修正するなどして、米国と合意したい考え。首相はこうした移設方針を知事らに説明し、理解を求める。
 首相は23日に地元経済界の関係者とも会談。その後、太平洋戦争中に米潜水艦に撃沈された学童疎開船「対馬丸」の慰霊碑「小桜の塔」に献花する。前回開催した住民との対話集会は行わない。 

shige_tamura at 20:22│Comments(0)TrackBack(0)clip!安保・防衛政策 

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