2010年03月30日

井上 政典  軍事オンチかそれともわざとか?

 平河総合戦略研究所メルマガ(2010年3月30日 NO.539号)☆甦れ美しい日本☆から
大好評の井上政典氏の「軍事オンチかそれともわざとか?」を掲載します。

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 北沢防衛大臣は、普天間基地のヘリコプター部隊を二つに分けて、ひとつは県外に移転させる案を日本の記者に向かってしゃべっていたが、本気で言っているのであろうか。北沢防衛大臣をはじめ民主党の閣僚たちは本当に軍事がわかっているのかととても疑問に思う。

 そもそも海兵隊という部隊がどんな組織なのかわかって議論しているのか理解に苦しむ。海兵隊は、陸・海・空軍の三軍より小さな組織だが、この三軍のすべての機能を持っている機動力のある即応部隊である。
 訓練は激烈を極め、海兵隊の除隊者が別の軍に入る場合は訓練は免除されるが、他の三軍の除隊者が海兵隊に入隊する場合は訓練を受けなおさねばならない。

 上陸強襲の部隊で、バージニア州クアンティコの一番目立つ場所には、硫黄島や沖縄戦の写真や星条旗などの遺品が展示されており、海兵隊士官に任官する者はここに来なければならほどの聖地となり、硫黄島や沖縄戦の日本との激烈を極めた戦闘が誇り高き海兵隊の伝統となっており、その当時の日本軍の戦いに敵として敬意を払い、その敵を征圧したというのが彼らの誇りである。

 兵器は、ハリアーやF/A18ホーネットをはじめとする艦載機やスーパーコブラなどの戦闘ヘリ、映画でも有名になったブラックホーク大型ヘリ、M1A1戦車や水陸両用強襲車、155mm榴弾砲をはじめとする陸海空のすべての装備の立体運用が可能な機動戦闘集団である。

 その沖縄という地政学上重要な場所に展開することでCHINAの第一列線進出を防ぐ重要な機能を果たしている部隊が普天間やキャンプシュワブに展開する部隊である。

 
 普天間基地からの移設問題に関して、5月までに解決できなければ本当に鳩山首相は退陣するのであろうか。今までのように「一生懸命(一所懸命ではない)がんばったけれどアメリカ軍の理解を得られず、また沖縄の皆さんの理解も得られずにいたったことは私の不徳のいたすところであり、これを挽回するためにも今後も職務にまい進して・・・」てなことにならないとは、今までの鳩山さんの変節振りをみたらありえないとはいえないはずだ。

 最悪のシナリオが、このまま住宅密集地に隣接している普天間基地から動けず、ヘリが市民の住宅などの墜落して犠牲者が出た場合、沖縄の対米軍感情は一気に噴出すのではないか?

 戦争とは、相手が一番嫌がることをすることであると軍人から教えていただいたことがあるが、もし米軍が沖縄にいることができないような事態に陥ったら、いったい誰を喜ばせることになるのか?これは利敵行為言われてもおかしくないし、それをしようとしているのが社民党をはじめとする鳩山政権の本当の姿ではないかと思えてくる。

 ここで何度も言わせてもらっているが、鳩山首相よ、あなたはどこの国の総理大臣なのか?( 歴史ナビゲーター )

shige_tamura at 09:48│Comments(1)TrackBack(0)clip!安保・防衛政策 

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この記事へのコメント

1. Posted by 高峰康修   2010年03月30日 12:40
米国が難色を示していることを、ここまで次々と打ち出してくるとなると、もはや故意にやっているとしか思えません。もし、故意ではなくて無知に基づくものであったとしても、国の安全を損ねているのだから、大罪を犯していることに変わりはないと言わざるをえません。

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