2009年10月28日

自民党・西村康稔代表質問

(平成21年10月28日)

1.はじめに(民主党政権へのエールと危惧)

 私は自由民主党・改革クラブを代表し、谷垣総裁に続きまして鳩山総理の所信表明演説に対し質問を行います。

 私は陛下の開会式におけるお言葉を謹んで拝聴致しました。 まずはじめに、天皇陛下御即位20年、御成婚50周年をお集まりの、国会議員、国民の皆さまとともにお祝い申し上げたいと存じます。
 また、不幸にも2年ぶりの台風上陸や風水害などによって被害を受けられた皆さま方に対し、心よりお見舞い申し上げます。政府におかれましては、被災者へのきめ細やかな対応、速やかな復旧を要望致します。

 さて、鳩山政権が高い支持率のもと、スピード感をもって仕事に取り組まれていることに、エールを送りたいと思います。特に、中堅・若手の副大臣、政務官が最前線で仕事をしておられます。同世代の政治家として大いに頑張って頂きたいし、私たち自民党も、私をトップバッターに、これからわが党の中堅・若手の精鋭が論戦を挑んで参ります。よりよい政策、よりよい国づくりができるように、政策を競い、大いに切磋琢磨していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

 しかし、個々の仕事の中身に目を転じますと、その内容、手法には大いに疑問があります。特に、日本経済の先行きや外交政策、意思決定の進め方、即ち「見せかけの政治主導」に大きな疑問、不安を覚えます。これから、こうした点について質問させて頂きます。

2.内政
〃从兩策
〔マクロフレーム・国家戦略室〕

 まず、経済政策についてであります。今般、鳩山内閣では、21年度補正予算について3兆円近い執行停止・削減を決められました。私たちは、このことについて大きな疑問があります。

 私たちは、将来の税収源としての「新産業育成、成長戦略」を見据えながら、「当面の景気対策」として「経済を下支え」し、3年で日本経済を立て直すために、まさに「政治主導」で21年度補正予算を編成しました。
 本来、予算とは、日本経済、特に地域の厳しい現状を踏まえつつ、一方で将来の成長戦略、財政規律、そうした長期のマクロフレームに基づき、編成するものです。そうした方針なしに、予算を削減したり、編成するのはおかしいのです。鳩山政権は予算編成のやり方をわかっておられないのではないでしょうか。そもそも、そうした大方針を立てるために作られたのが国家戦略室と理解していたのですが、国家戦略室が何も仕事していませんね。鳴物入りで就任された菅副総理、まったく存在感がないじゃありませんか。まさに看板倒れです。一体何の仕事をされているのですか。

 そして、全ての省庁の副大臣、政務官がみんなそろって役所にこもり、何の方針も無く、使ってない予算を「ムダ」とし、削ること、それが「政治主導」なのでしょうか。国民の皆さん、このみせかけの「政治主導」を是非見抜いて頂きたいと思います。

 鳩山総理、総理はムダを省けば財源はあるとおっしゃいましたね。私たちも気がつかなかったムダがあれば、それは喜んで一緒に削減しましょう。しかし、削減を決められた補正予算3兆円も全てムダなんですか。地域医療の整備や小中学校の耐震化工事、太陽光発電の設置もムダなんですか。もしムダというなら、来年度予算に付け替えたりはされないでしょうね。
 まずはこのムダの定義、根拠について是非具体的にお答え下さい。

 しかも、95兆円を超える概算要求は何ですか。何の基準も方針も無く、マクロフレームもなく、そんな予算編成がありますか。いつまでも無責任な野党のつもりでは困ります。

 そもそも現下の経済情勢をどう考えておられるんですか。私たちの補正予算の効果により、景気は持ち直しの兆しが見られたものの、鳩山政権による「理念なき補正予算の執行停止」、これにより景気の腰が折られ、税収はさらに落ち込みました。また、「閣僚らによる不注意な発言に伴う株価・為替の迷走」、さらには、いとも簡単に公約を覆された、鳩山総理の「国債増発容認発言」など、こうした政治姿勢で、市場関係者の間では、景気の二番底、三番底への懸念が非常に強まっており、「鳩山不況」と言われ始めています。鳩山総理のご見解をお示し下さい。

〔成長戦略の欠如〕
 所信表明では、「子ども手当」などで「家計」を刺激して外需主導から内需主導に転換し、経済成長を実現するとしています。内需主導への転換の必要性はわかります。
 しかし、社会保障への不安があり、しかも、鳩山総理の「国債増発容認」との姿勢は、将来にツケを回す懸念が強まり、消費は増えるわけがありません。消費者の財布のひもはより固くなってしまいます。
 さらには、「最低賃金改正」「製造業への労働者派遣禁止」など、企業の国際競争力を削ぎ、産業の空洞化を加速しかねません。現に、民間調査によれば、約2割の企業がこれらの制度改正により製造拠点の海外移転を考えています。
 所信表明で言及された「緑の産業」や「情報産業」も私たちが従来から進めてきた政策であり、「科学技術で世界をリードする」と言いながら、産学官共同研究や最先端研究開発支援など、こうした関連の補正予算も執行停止となっています。言っていることとやっていることが違うではありませんか。
 総理は、「日本の未来をつくる」予算を切ってしまっているのです。
 仕事を増やさず、将来の産業の芽を摘み、どうやって経済を豊かにし、税収を増やすのでしょうか。税収を増やさずにどうやって「子ども手当」を配るんですか。安易に借金を増やすんですか。
 抽象的な理念だけでは、経済は活性化しません。
 私は、国際競争力の観点から思い切った法人税減税も必要だと考えますが、将来の産業の育成の具体策も含めた、日本経済の将来像をお示し頂き、持続的な経済成長に向けた具体的な政策を総理にご提示頂きたいと思います。

〔中小企業政策について〕
 中小企業が厳しい経営環境にあることは認識を共有しております。中小企業の資金繰り支援も大事です。私たちも、公的金融機関の融資や信用保証の充実を図ってきました。
 政府は、「貸し渋り・貸し剥がし是正法案」を提出予定とのことですが、その内容は明らかになっていません。仕組みによっては、貸し手の金融機関も、借り手の中小企業もモラル・ハザードに陥りかねません。金融取引の安定、中小企業の発展の視点から大いに議論していきたいと思います。
 同時に、中小企業政策としては仕事をつくることも大事なのです。東大阪市、大田区、川口市といった、世界有数の技術を持った中小企業の集積地域も不況に苦しんでいます。例えば、こうした地域を「世界の試作品センター」とすべく支援を行うなど、希望の見える中小企業の成長戦略を示すべきですが、総理、いかがでしょうか。

⇒浩民営化見直し
 さて、今般の日本郵政の社長人事には、大変驚きました。
 民主党は常に「脱官僚・天下り根絶」を声高に謳い、全ての国会同意人事について、官僚OBに反対されてきたのではなかったのですか。言うこととやることが違うじゃないですか。明らかに「天下り」「渡り」です。「脱官僚」と逆行します。大多数の国民はそう思っていますよ。

 郵政民営化の方針を大きく変更するならば、その理由と郵政事業の将来像を国民に明確に語るべきではないでしょうか。肥大な官業をよみがえらせるのですか。民主党政権が目指すのは組織の大掃除と言いながら、結局、「官」主導で資源配分をする非効率な「大きな政府」をつくるということなんですか。

 私たち自民党は「官」から「民」への大方針の下、非効率な政府部門をできるだけ小さく簡素にし、民間の力、即ち個人や企業の自助努力を基本に、市場・競争を通じて経済活動を活性化するとの考え方に立っています。

 かつての大英帝国は、「大きな政府」により凋落しました。菅副総理は、英国まで行政のあり方を勉強しに行かれたそうですが、英国で一体何を学んでこられたのですか。仕事をしなくとも、格好のいい名前のポストをつくることだけを参考にされたのでしょうか。
 郵政民営化の方針を転換し、さらに、前言を翻し、あえて財務省トップを社長に据えた、鳩山総理のお考えをお尋ね致します。

子ども手当、農業戸別所得補償
 鳩山民主党政権の「大きな政府」への志向は、子ども手当や農業の戸別所得補償制度にしても見受けられます。各々5兆4千億円や1兆円もの巨額の資金を、財源を明示することもなく、「官」が一律に配分するやり方です。

 しかし、「子ども手当」については、配偶者控除や扶養控除を廃止してまで所得の高い層にも一律に支給するのでしょうか。
また、地方議会や市町村の手続きや事務作業を考慮すると極めて無理があるにもかかわらず、来年6月からの支給を考えておられるとのことですが、本当でしょうか。それなら何故、この臨時国会に法律を提出されないのですか。

 しかも、今年度の定額給付金について、鳩山総理自身が当時「国家予算を使った選挙買収だ」との主張をされていました。間違いありませんよね。私はその言葉をそっくりそのまま鳩山総理にお返ししたいと思います。

 所得制限を設けて、本当に子育てに厳しい世帯には重点的に支援するというのなら議論の余地はあります。合わせて、一定の質を担保しながら保育所の整備を加速する、あるいは、子育ての悩みを分かち合い、母親のサポートを行うNPOの活動を支援する。また、子育てと仕事を両立できる労働環境を整備する、こうした取り組みを私たち自民党として提案したいと思います。

 子ども手当として全員に配るということにこだわることなく、限られた財源を、真の子育て支援となるよう、有効に配分し、協力して進めていこうじゃありませんか。子育てを支援するNPOの活動や、病児保育などのコミュニティ・ビジネスといった『新しい共同体』のいぶき・・・を一緒に応援しようではありませんか。
 鳩山総理と、そして所得制限を主張しておられた福島尐子化担当大臣にお伺いしたいと思います。

〔全国一律の標準的な単価による所得補償の不公平性、非効率性の固定など〕
 また、農業の戸別所得補償制度について、全国一律の標準的な生産費と販売価格の差額を補償すると聞いておりますが、例えば、米の場合、品種・地域、さらには、大規模農家と、小規模農家、中山間地域の農家などによって、状況は大きく異なります。したがって、全国一律の所得補償では、不公平が生じるばかりか、結果として、農業の現状を固定化し、規模の拡大や品種改良などに取り組む農家の自主的な努力を削ぐことになりませんか。
 もちろん、農家の皆さんの経営安定のための政策は必要です。わかりやすい簡素な制度にすることも必要です。競争力強化に取り組む農家の方々の努力も評価をしながら、そうした努力を促すことも大切です。
いかなる制度がいいのか、是非建設的な議論をして参りたい。総理のお考えをお伺いします。

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 さて、「鳩山不況」が言われ始める中、雇用情勢は今後一層悪化することが懸念されています。現に、高校生、大学生の新規採用も大変厳しい状況にあります。

 先日、「緊急雇用対策」を取りまとめられましたが、残念ながら、中身を拝見すると、従来より我々の政権で進めてきたことばかりで、何ら目新しいものはありません。
 我々の政権においては、この不況を脱するには3年はかかるとの認識の下、補正予算において基金を設け、年度をまたがる雇用対策を展開していました。本気で雇用対策をお考えなのでしょうか。そうだとすれば、何故、こうした雇用対策関連の補正予算の執行を停止したのですか。
 是非、総理のお考えをお伺いします。

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〔補正予算の執行停止〕
 こうした補正予算の執行停止については、何より全国に大きな不安が拡がっています。現実に予定されていた事業の執行が停止し、年末・年度末に向け地域の経済や雇用への多大な影響が懸念されています。総理、この認識はございますか。
 さらに地方自治体では、議会での議決や様々な関係手続を進めてきただけに、大きな混乱を招いています。予算プロセスを「オープンにする」との所信表明とは全く異なり、実態は政務三役が密室で作業を行い、「地域主権」と言いながら、地方との対話を無視した政治手法です。
 また、わが党は、経済環境、生活環境が一段と悪化している過疎地域について、過疎関係者と協議を行うなど、新過疎法制定に向けた準備を進めて参りましたが、政府は単純延長を考えておられるようです。総理の過疎対策に対する御所見をお伺いします。

社会保障
 さて、混乱はこれだけに止まりません。長妻大臣、大臣は「ミスター年金」と呼ばれ、こつこつ資料に当たられ、その粘り強さには敬意を表するところでございます。しかし、最近では、「ミスター検討中」と呼ばれておられるそうですね。

 長妻大臣、年金だけならともかく、医療や福祉、そして雇用対策まで担当されるのは荷が重いのではないでしょうか。インフルエンザの予防接種の方針も二転、三転していますね。雇用対策も我々の行ってきた政策の寄せ集めしか打ち出せないのは無理もありません。年金以外の医療・福祉のことがわからないということであれば、いつでも代わって差し上げますよ。

 特に、地域医療の不安は日に日に増大しています。医師不足や救急医療体制の整備のための補正予算「地域医療再生臨時特例交付金」のうち、750億円もの予算を停止したのはどういう認識からですか。地域は本当に困っています。

 私たち自民党は、反省に立ち社会保障費2200億円削減の方針を撤廃し、地域医療の再生に予算を重点配分すべきだとの認識の下、医師不足や救急医療患者のたらい回しをなくすために、この補正予算を組みました。地域毎に工夫をし、医療機関再編、リニューアルなど、地域医療の再生のために、この予算を活用しようとした矢先でありました。
 こうした地域の努力を一体どうされるつもりですか。かつて大臣が指摘された通り、地方の医療は崩壊寸前です。

 また、がんや小児分野の未承認薬の開発支援などの予算も執行停止にされました。期待していた多くの患者さんから落胆の声が、私の下に多く寄せられております。「人の命」こそ、何より大事にするとおっしゃっていたのではないのでしょうか。まさに「見せかけの友愛」です。こうした予算まで停止した総理のお考えをお伺いしたいと思います。

 そして、何より国民の皆さんが安心できる(年金・医療・福祉の)社会保障制度の構築が不可欠であります。政権が代わるたびに制度が変わるのは避けるべきです。是非、超党派での「社会保障制度協議会」の設置を提案したいと思いますが、総理、いかがでしょうか。
 民主党は野党時代には、与党だった私達のこうした呼びかけに応えて頂けませんでしたが、これだけ多くの議席を得られたのですから、懐深く、国民のために是非一緒にやろうではありませんか。総理のお考えをお伺いします。

3.外交・安保

〔在日米軍再編、普天間移設〕
 次に、外交・安全保障政策についてお伺い致します。
 沖縄における米軍再編は、「沖縄県の基地負担軽減」とともに、いかにして在日米軍と自衛隊による「抑止力を確保する」、この2つの要請に応えるのが、日米合意であります。

 普天間の移設なくして、海兵隊のグアム移転や在沖縄海兵隊の縮小、土地の返還もあり得ません。具体的代替案を示さず、先送りにするだけでは、沖縄県民の負担は軽減されません。

 鳩山総理をはじめ閣僚の発言が二転三転し、沖縄県民を不安にしています。さらに、アメリカも呆れさせてしまっている現実を見てはおれません。10月22日付のワシントンポスト紙では、日本が「私たちにとって新たな厄介な問題」となっているとの強い懸念を示す報道がされるなど、アメリカでは鳩山政権の安全保障政策を強く批判する声が高まっております。

 東アジア首脳会議の冒頭でわざわざ総理が異例ともいえる「日米同盟の重要性」を表明しなければならないほど、アメリカ側から不満をぶつけられていたのではないですか。しかし、所信表明でも何ら具体策を示さず、一国の責任者・総理として無責任極まりない。総理は、「抑止力の確保」の意味をわかっておられるのでしょうか。一体どうお考えなのでしょうか。

〔インド洋補給支援活動、アフガニスタン民生支援〕
 また、インド洋での補給活動は、他国から高く評価されており、わが国のシーレーン防衛にもつながる、極めて有意義な活動です。私達は、このインド洋での補給活動を続けるための法案を議員立法で提出することにしております。
 これを中止して、治安の極めて悪いところに、さらに民間人を送るのか、それとも、資金支援だけで済ます、いわゆる「小切手外交」に戻ろうとされているのでしょうか。総理にその方針を示して頂きたいと思います。

〔自衛隊の海外活動の一般法〕
 私は、私自身が事務局長を務める超党派の「新世紀の安全保障を考える若手議員の会」で前原国土交通大臣とともに、自衛隊の海外派遣の一般法をつくろう、との勉強・活動を行って参りました。前原大臣、そのお考えに変わりはございませんか。
 また、閣僚の中には、そもそも2006年2月の党定期全国大会で「現状、明らかに違憲状態にある自衛隊」と採択した社会民主党の党首も、大臣として閣内に入っておられます。福島大臣、自衛隊は「違憲」とお考えですか。お答え願います。また、このような前原大臣の考え方に賛同なさいますか。お二人には、政治家として信念を持った責任ある答弁を求めたいと思います。

〔領土問題への対応〕
 次に、総理の言う「友愛外交」について伺います。総理の外交姿勢に対し我々が特に憂慮するのは、国の根幹である領土についてであります。これは「友愛」という言葉で曖昧にはできない重要な問題であります。

 かつて、総理は「四島一括返還では、島は1000年経っても返らない」と述べたと伝えられています。
 「友愛」を掲げられるあまり、相手側に対し、領土問題の譲歩などの期待を与えないよう、是非とも総理には、北方領土の四島一括返還、竹島問題における考え方を、この場で国民に説明して頂きたいと存じます。

 また、単に「友愛」では済まされない北朝鮮問題に対して、どのような方針で臨まれるのか、拉致・核・ミサイルに対する方針をこの場でお聞かせ下さい。

4.教育

 次に、教育問題について伺います。

 自民党は「改正教育基本法」の理念を実現し、子ども達がわが国の歴史や伝統に誇りを持ち、国を愛し、将来の主権者たる自覚を育む政策を進めて参りました。しかし、政権交代により、こうした教育政策についても我々は大変危惧しております。

 「新政権のめざす教育のあるべき姿」については、先日の所信表明演説においても何ら明確な姿が国民に示されず、教育の経済的な支援についてしか触れられておりません。教育もお金で解決ですか。鳩山政権のめざす教育の内容や教育行政は何なのか。「教育基本法」との関係を含め、将来像・具体像をお示し下さい。

5.政治とカネ

 最後に鳩山総理の故人献金問題についてお伺い致します。
 総理は、ご自身のブログなどで「秘書の責任は、政治家の責任」と述べておられ、所信演説では「国民の皆様にご迷惑をお掛けした」、「捜査に全面的に協力する」と表明しております。
 しかし、マスコミの調査によれば、7割以上の国民が「納得していない」と回答しております。

「捜査に全面的に協力する」というのであれば、そして、「政治主導」を掲げておられるのですから、政治に対する信頼を高めるためにも、故人献金の全容を「国会で全面的に明らかにする責務」があります。

 また、先日、報道された、鳩山家からの2億円の偽装献金は事実なのですか。事実でないとすれば正式に抗議をされたのでしょうか。
 この献金の仕組みの全てを知っておられる総理ご自身から、国会の場で是非全容を自ら進んで明らかにして頂きたい、と思います。

6.おわりに

 「不易流行」という言葉がございます。松尾芭蕉が「奥の細道」の旅の間に体得した概念と伝えられております。
 不易は変わらないこと、即ちどんなに世の中が変化しても状況が変わっても絶対に変わらないもの、変えてはならないもの。
 逆に流行は、社会や状況の変化に応じて変わってゆくもの、あるいは変えなくてはならないもののことをいいます。

 私達は、責任ある野党として、政府・与党に何でもかんでも反対するつもりは毛頭ございません。是非、国民にとってより良い政策となるよう、変革を恐れず国会の場において建設的な論戦、議論を行って参りたいと存じます。
 しかし、目先の利益にとらわれ、結果として後世に不利益をもたらし、そして国民の生命・財産、国益を危うくさせるような政策や我々が大切にしてきた歴史・文化・伝統、さらには民主主義の根幹を揺るがすようなことには、一切妥協は致しません。私たち自民党はこれを守って参ります。

 地域に根ざした草の根政党として、真の国民政党として、『あの過酷な夏の悔しさをバネに』自民党の再生に期待する8割もの国民の声にしっかりと応えて参ります。政府を厳しくチェックし、責任を果たすことをお約束申し上げ、私の質問を終わります。

shige_tamura at 16:06│Comments(2)TrackBack(0)clip!自由民主党 

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この記事へのコメント

2. Posted by 群馬の頑固爺さん   2009年10月28日 17:21
5 お二人とも格調高く正々堂々として、要点もしっかりまとめられた代表質問であったと思います。自民党の今後に期待が持てます。
3. Posted by paka   2009年10月29日 01:34
情報として、
ニコニコ動画で行われたアンケートの結果が出ました。
新聞・テレビとは逆に、自民党を支持する人の方が多いこと。彼らは半分近くをネットから得ていることが分かりました。
是非、ご覧ください。
http://www.nicovideo.jp/static/enquete/political/20091027des.html

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