2009年08月29日

民主党の5つの約束の問題点

ko(この写真は、昨日(8月28日)、小泉純一郎元首相の講演の時のものです)

以下は、僕の見解です。

選挙情勢は、政権交代の流れのなかにある。
選挙は、いつも1つか2つが争点になる。
今回は、政権交代が争点となった。
一度やらせてみたらいい。日本は民主主義国だから。ということだろうが。

重要なのは政策の中身です。問題は、民主党のマニフェストだ。

そこで、今回「民主党の5つの約束の問題点」を書いてみました。


1、国の総予算207兆円というが、本当にそうしたとらえ方でよいのだろうか。
年金積み立てなどの社会保険料も総予算という感覚でできるのだろうか。
これが可能かどうかは、今年の予算編成でハッキリする。

2、税金のムダと天下りを根絶しますというが。
ムダをどうして省くのか見てみたい。
また、天下りをなくして公務員の定年を延長するのか、それで、公務員給与2割カットはできるのか。

3、議員の世襲と企業団体献金は禁止し、衆議院定数を80削減します。
議員の世襲は自党でやればよいこと、企業団体献金をなくして、個人献金にするというが、企業団体献金と個人献金の関連などをどうするかが問題。

4、中学卒まで、1人当たり年31万2000円の「子ども手当て」を支給。
結構ですが、5.5兆円の財源をどうするのかが問題です。
その上、高校は実質無料化し、大学は奨学金を大幅に拡充します。
良いことですが、この財源が心配です。

5、「年金通帳」で消えない年金、結構ですね。
  
6、年金制度を一元化し、月額7万円の最低保障年金を実現すると、
これ平成15(2003)年マニフュストから4年後には具体案を示すといってましたが、
また、2007年のマニフュストの主要政策に、必要な財源15.3兆円のなかに年金基礎部分への消費税全額投入6.3兆円が入っていましたが、今回それがありません。
これって「消えた年金制度」でしょう。
結局、できないから具体論は「選挙後」に先送りしたのでしょう。

7、後期高齢者医療制度は廃止し、といっていますが具体論は「選挙後」ですね。
これって無責任ですね、具体論がないから言えないのですね。

8、医師の数を1,5倍にします。といいますが、不足している産科・小児科はどうするの。

9、「地域主権」を確立し、第1歩として、地方の財源を大幅に増やします。
これはいいですが、具体的にどうなるのか心配です。その中身がないのですから。

10、農業の戸別所得補償制度を創設。その財源はどうするの?

11、高速道路の無料化、これは愚策です。1000円にしても渋滞が起こって大変なのに、タダにしたら高速道路が渋滞道路になります。
それから、30兆円を超える赤字はどうなるの。今は、高速道路料金2兆円で借金を返し、道路の補修なども行っているのが、今度は、すべて税金ですか。道路を利用しない多くの人にしわ寄せがくるのです。これまた財源が心配です。

12、郵政事業の抜本見直しで地域を元気にします。
 具体的にどう見直すのですか、それで混乱が大変ですね。
郵便局を国営にして、それで本当に地域が元気になるのですか。

13、中小企業の法人課税を11%に引き下げます。
 もうかっている企業はよいのですが、大部分は「仕事は欲しい」というのが現状ですよ。

14、月額10万円の手当てつき職業訓練制度により求職者を支援します。
 それでも職がないという現状にどう対応するのですか。

15、地球温暖化対策を強力に推進し、新産業を育てます。
 民主党のCO2削減目標を25%といっていますが、各家庭で年間負担が36万円も増加、その上に高速道路無料化で、自動車のCO2は増えますね。矛盾した政策をやっているのです。こんなことして新産業が育つどころか、今の産業が維持できなくなります。

shige_tamura at 15:31│Comments(1)TrackBack(0)clip!民主党 | 鳩山由紀夫

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この記事へのコメント

2. Posted by やす   2009年08月29日 20:31
さすがに小泉さんは的確にとらえていますね。
実は民主党の政策はとんでもない弱いものイジメの政策であることをもっと印象づけられなっかたものかと思います。
所得の多くない人からもあれこれの名目で増税するんですからね。
本当に困ったのです。
田村先生も健康に気をつけられて、今後も頑張って下さい。

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