2009年08月27日

講演録「民主党批判」(田村重信)(その5)

 これは、僕の「民主バラマキ政策を検証する会」(自民党愛知県連主催、8月12日、名古屋ウエスティンナゴヤキャッスルホテル)での講演録です。


 民主マニフェストの最大の問題は「財源」


 それから、例えば子ども手当の問題がありますね。5兆5000億。
 この5兆5000というのはどれだけの予算だと思います?
 今、国の文教科学振興費、ここにも書いてますが、5兆2000億ですよ。それよりも多いんです。防衛費、4兆7000〜8000億円の世界です。それよりも一つ大きい項目(予算)ができるんですよ。それは大変だと思います。

 それで民主党の財源、公共事業を1兆3000減らします。公務員の人件費2割カットします。具体的にできないでしょう。できっこないですよ、自治労が支持者なんだから。日教組に言われればハイハイって言うんだし、自治労に言われればハイハイでしょう。大阪の知事一人が言ってもハイハイと言うんだから(笑)。

 そうでしょう。補助金を組み替えるから6兆出る? マジックですよ。そんなのできるわけないでしょう。6兆円なんて。
 それから埋蔵金、4兆3000。政府資産売却。これ、全部1回きりなんですよ。でも、民主党の予算というのは毎年なんです。つじつま合わないでしょう、どう考えたって。デタラメなんですよ。だから、最近、民主党に対する不安がふつふつと湧いてきたんですよ。それは財源ですよ。

 だって、家庭だってそうでしょう。使っていいけども、「父ちゃん、そのあとどうすんの」という話になっちゃう。僕なんか孫が3人いるからね。だからすごいですよ。民主党が政権取ったら年間100万ぐらい入っちゃうんだから。でもね、今はいいよね。その孫が大人になったらどう言うと思います?

 急に請求書が届くかもしれない、ドーンと。「なんでこれ、おれが払わなきゃいけないの?」。うちはみんな女の子だから、「どうして私、払わなきゃいけないの」。僕のこと「おじいちゃん」と言わないの。「大(オー)パパ」と言いますからね。大パパって言うんですよ。そしたら、「おまえのために遣ったんだ」って言ったって、「頼みもしないのになんでそんなに遣って、これだけドサッと請求書」って、必ずそうなりますよ。

 子ども手当て、なかには子どものために遣わないカネもあるかもしれないんだから。そこもやっぱり考える必要があるということです。


 民主党の家族観が問題


 時間のほうもかなり詰まってきましたけど、ざっといきますよ。
 あと自民党と民主党の違いというのは、まだ民主党というのは社会主義政党みたいなところがあるんですよ。だって日の丸を掲げないとかそういうのがあるでしょう。
だから、基本的に家族っていうのはどういうふうに考えたらいいのかというのは、われわれはそういう家族だとかご先祖さまをやっぱり大事にしていきますよね。
 ところが、民主党はマルクス、エンゲルスみたいな感じで、やっぱり全然違うんですよ。みんな女性は抑圧されているという感じで見ていたりします。

 それから、われわれは、責任ある保守政党として日本の歴史だとか文化だとか伝統を尊重して、靖国神社も参拝しましょうということで受け継いでいるわけです。
 ところが民主党は、年金制度は個人の単位でなくて世帯単位だから問題が起きるんだというふうに言っているわけです。家庭というのは抑圧する道具みたいに思ってるんですよ、民主党というのは。民主党の人というのは家庭の温もりはないのかもしれないね。

 そうですよね。鳩山さん、なんかいいこと言ってますでしょう、友愛って。友愛って言って、ひとのかあちゃん取っちゃうんだからね(笑)。そりゃあやっぱり違うよね。そりゃまずいと思いますよ、ほんとに。


 民主党の国家観・歴史観などの価値観が問題


 それから、次は国家と歴史を見たら、われわれはやはり日本というものを大事にして一生懸命働く勤勉、そういうものを大事にしたいというようなことを言ってるわけだけど、向こう(民主党)は、すでの終わった話の従軍慰安婦の問題をまた引っ張りだしてやろうとか、あと民主党マニフェストは安全保障も経済政策(マクロ)もないんですね。

 国というのは国民をいじめているんだとか、そういうような話ですよ。だから、民主党のマニフェストのほかに「政策INDEX」というのがあるんです。これを見るとびっくりしますよ。自虐史観で、反日思想で家庭は抑圧しているだとか日教組教育そのもの。

 安全保障だって反米思想ですよ。国家による抑圧だとか、それから企業をものすごく敵視してますね。共産党と似たような感じですね。大企業と中小企業、それと従業員を対立関係にとらえているんですね。勤労の美徳を否定。だから、みんな労働者は搾取されているなんていうそんな感じで思っているんですね。
 それから、やっぱり憲法の問題でもあります。


 鳩山代表は、日本は誇りの持てない貧乏な国と主張


 だから、先程言いましたように、日本は、僕はいい国だと思うんですが、民主党のマニフェストですが、鳩山代表が、マニフェストでいきなり、「母子家庭で修学旅行にも高校にも行けない子どもたちがいる。病気になっても病院に行けないお年寄りがいる」。これ見ますと、日本中がそうだと思うんですよね、外国の人から見れば。
現実は、ごく少ないんですよ、こういう人は。そこなんです。だから、お涙ちょうだいがちょっとありすぎるんじゃないですか、ということを思うんです。

 僕はだから、NHKの方もいるかもしれないですけど、ワーキングプアの番組があると、これはまずいなと思うのは、外国の人との比較のワーキングプアの番組、いろんな世界の例が出てて、日本で2人の女性が出ました。それは大変だなということがクローズアップされたんです。でもその2人って、両方、母子家庭ですよ。昔から母子家庭は大変でしょう。今だって母子家庭は大変なんです。そこだけクローズアップして、日本はワーキングプアだ、プアだという番組のつくり方というのは、いかがなものかなということを思うんです。
 お涙ちょうだいはわかりますけども、日本全体の中でどうしていくかということがないと、具合が悪いなと思います。

shige_tamura at 11:20│Comments(0)TrackBack(0)clip!講演録 | 自由民主党

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