2009年06月26日

民主党の強行採決・パフォーマンス(「児童扶養手当法改正案」及び「生活保護法改正案」)

 政府・与党は、母子加算の廃止に伴い、母親に対する就労支援金や高等学校等就学費を創設するなど母子家庭の実態に応じたきめ細やかな支援を実施してきました。

 今回、民主党中心の野党が提出した「児童扶養手当法改正案(父子手当)」(6月5日国会提出)及び「生活保護法改正案(母子加算)」(6月16日国会提出)について、与党が法案の説明を求めたのに対し、一切の説明が行われないまま、
6月24日(水)に、民主党の厚生労働委員長は、野党理事の主張に従って、昨日(6月25日)の委員会審議を決定するとともに、
昨日、2法案を合わせて1時間半という極めて短時間の審議で採決することを一方的に数の力で決定し、強行しました。
 
 本来、父子家庭や母子家庭の生活支援のあり方については、公党間のルールに従った法案の説明を受けて十分理解した後に、参考人質疑等により父子家庭、母子家庭の関係者から話しを聞き、こうしたニーズに対応した支援策のあり方も含め、しっかりとした審議を行った上で、採決すべきものです。

 しかし民主党は、経済的弱者対策と称して、選挙目当てと取れる党利党略のパフォーマンスを優先して、数の力で一方的に審議・採決を行うという暴挙に出たため、与党は審議に応じなかったのです。

shige_tamura at 10:21│Comments(0)TrackBack(0)clip!民主党 

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