2009年06月15日

北朝鮮の核実験に関する国連安全保障理事会の決議の採択について(中曽根外務大臣談話)

1.13日(土)未明(日本時間。ニューヨーク時間12日(金)午後)、国連安全保障理事会は、決議第1874号を全会一致で採択し、5月25日の北朝鮮による核実験実施を強く非難し、北朝鮮及び各国がとるべき追加的な措置を決定したことを評価します。

2.今般採択された決議では、平成18年の前回核実験を受けて採択された決議第1718号で定められた措置に加え、武器禁輸、貨物検査、金融面での措置などにおいて、強い内容が含まれるものになりました。我が国は、他の国々と連携しつつ、この安保理決議を実効あらしめるよう、適切な対応を早急に行っていきます。

3.北朝鮮に対し、国際社会の断固たるメッセージを真剣に受け止め、今般採択された安保理決議をはじめとする一連の決議や議長声明を誠実にかつ完全に実施することを強く求めます。さらに、北朝鮮に対し、六者会合に早期に復帰し、六者会合共同声明の完全実施に向けた努力を行うことを求めるとともに、拉致問題を含む諸懸案の解決に向けた具体的行動を求めます。

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
ランキング一覧

人気blogランキング

人気blogランキングに参加しました。
応援よろしくお願いします。
月別アーカイブ
最新コメント