2009年05月20日

鳩山代表の言動のいい加減さ

鳩山 僕は、鳩山代表の発言する言葉が曖昧で、いい加減なところが多いと思っていたが、それを今朝の産経新聞の一面で【くにのあとさき】に東京特派員・湯浅博雑氏が「友愛外交とは驚いた」との論文を掲載していた。
 鳩山代表の言動のいい加減さに関する部分を掲載する。


 「友愛外交」だと聞いて暗い気分になった。
(略)

・・・鳩山さんにもある種の変節はある。

 自民党の中川昭一政調会長(当時)が3年前、核保有について「議論はあっていい」と語ると、「議論自体も許されない」とやった。だが、その7年前に、彼が正反対のことをいっていたことをご記憶か。西村真悟元防衛政務次官の核武装発言に関して、「議論すらいけないという発想はいかがか。本質論をえぐる議論をしていきたい」と述べていた。

 鳩山さんの発言にもウラがあるけれど、それは国内政局という狭い世界の「誠心誠意のウソ」(三木武吉)とはいえないか。ご説の通り、防衛の本質をえぐる議論をしていただきたい。

 ところが、15日の公開討論会では憲法改正を「大上段に構えている余裕があるのか、ないのか」だし、集団的自衛権も「すべてができないというべきでもないし、すべてやっていいという話でもない」という。曖昧模糊(あいまいもこ)というべきか、同盟関係にある米国も「だから?」と聞きたいだろう。

 小沢一郎前代表は米軍駐留は「第7艦隊だけで十分だ」と中国や北が喜びそうなことをいったが、それなりに明快だった。鳩山さんの曖昧さは、政権奪取後の自由度を確保しておくためなのか。それにしても記者会見は、甘い幻想をちりばめており、政権党の責任に不安が残る。
(略)

shige_tamura at 14:51│Comments(0)TrackBack(0)clip!鳩山由紀夫 

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