2009年01月20日
民主党大会には国旗(日の丸)がない


1月18日、自民党も民主党も党大会を開きました。
両党の違いは、壇上に国旗・日の丸の旗があるか否かだと思います。
写真は、民主党大会と自民党大会の写真です。
民主党大会には、国旗・日の丸の旗がありません。
なぜなのか。その理由は、
それは一九九九年の「国旗及び国歌法案」の採決、これを思い出してください。
真っ二つでした。
このときはなんと賛成四五、反対四六ですよ。
真っ二つに分かれたんですよね。
そのときに採決前の衆議院本会議で民主党は、国旗のみを法制化する修正案を提出したんです。その趣旨説明をしたのは鳩山由紀夫さんですよ。
「君が代については、歴史観や世代間でさまざまな意見があり、慎重論が増えている」というのです。民主党は、修正案が否決されると、驚くことに「内閣提出の法案については自主投票」としたのです。自主投票するならば、最初から修正案を出さずに、内閣提出の法案について賛否を問えばよかった。民主党の行動は、時間の無駄としか言いようがない。
そして採決。賛否をしたら民主党は真っ二つだということなんです。
そういうことがあったから民主党は、安全保障の法案とかなんかについては、今度はそれ以来、「記名採決はもうしないでくれ」ということになった。それから一人ひとりの賛否がわかる採決方法でなく、起立採決となった。
だから最近のいろんな安全保障に関する法律が、民主党の中がどういうふうに分かれているかというのは全くわからないんですよ。
それはまさに、「国旗及び国歌法案」の採決のときにやった失敗を隠すという方向に 民主党は出てやっているということを注意して見ないといかんと思いますね。
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1. 民主党大会には国旗がない−「党あって国家なし」を象徴している [ 高峰康修の世直しブログ ] 2009年01月21日 18:37
自民党政務調査会首席専門員の田村重信先生が、ブログ『たむたむの自民党VS民主党』の中で、18日に同日に開かれた自民党と民主党の党大会の違いは壇上に国旗があるか否かであると指摘している。もちろん、国旗がないのは民主党のほうである。
些細なことをあげつらって....
この記事へのコメント
1. Posted by 高峰康修 2009年01月21日 18:34
小沢民主党の「党利党略あって国家なし」という本質をよく表す光景ですね。分かりやすく興味深い記事なので、私のブログにて紹介させていただきました。