2008年12月16日

2009年 資本主義大崩壊!(船井幸雄著、ダイヤモンド社)

船井この本は、今を、そして将来を考える上でのヒントになります。
以下、最初の箇所を引用しました。

いま私たちが直面している経済危機は、かつての世界大恐慌と比較にならないほど規模も大きく、進むスピードも速いようです。
まさにいま、資本主義そのものが、大音響とともに崩壊しようとしているのです。

二〇〇九年には、日本の金融機関が抱える不良債権の額が明らかになり、破綻や倒産が本格化することになります。
メガバンクだからといって安心できません。
さらにその影響は実体経済にも及び、驚くほどの売上減と業績悪化により、給与カット、人員整理、倒産の嵐が日本全国で吹き荒れることになります。
円高が一ドル五〇円まで進むとともに、日経平均は五〇〇〇円を割り込む可能性もあるでしょう。

この危機は五年や一〇年で終わることはなく、食糧危機という最悪の事態を迎えます。しかし、恐れることはありません。エゴを中心とした考え方を捨てて新しい時代の価値観を身につければ、素晴らしい時代の扉が開きます。すでに、大勢の人たちがそれに気づき、実際に動きはじめようとしています。いままさに、「百匹目の猿」現象が、起きはじめているのです。


 なお、本文にこんな箇所もありました。
 「かといって、小沢一郎党首の民主党が政権を握ったとしても、寄り合い所帯で意思統一ができないと思いますので、この経済危機を乗り越える断固とした政策が打ち出せるとも思えません。」(101ページ)

shige_tamura at 10:00│Comments(0)TrackBack(0)clip!本の紹介 

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