2008年11月06日
オバマ次期大統領の主要な政策(外交政策等)
今朝の自民党の外交部会・外交調査会・対外経済協力特別委員会会合同会議で、外務省から米国大統領選挙結果についての説明がありました。その中で、「オバマ次期大統領の主要な政策(外交政策等)」についての説明がありました。以下、その際、外務省が提出した資料を掲載します。ポイントがよくわかります。
【総論】
オバマ議員は、ブッシュ政権下で米国は世界の尊厳を失ったとして、国際社会と協調しつつ、「米国の国際的リーダーシップを再生する」ことを外交戦略の中核に位置付けている。
【金融対策】
金融機関に対する監視強化及び役員報酬の制限、納税者・住宅所有者の保護を主張。
【各論】
●日米間係
日米同盟の重要性を強調。世界的な安全保障パートナーシップの強化に向けたさらなる努力の必要性を指摘。
●北朝鮮
非核化を目標に直接的且つ厳しい外交を重視。拉致を巡る諸問題の解決が必要とも言及。
●中国
「敵でもなければ味方でもなく、競争相手」と位置付け。大国としての責任ある役割を求めつつ、より広範な協調関係を構築。
●イラク
政権発足後16か月以内に本格撤退を完了させることを提唱(小規模部隊の残留や戦術的調整の必要性にも言及)。政治的解決の前進に向けた外交努力の強化を重視。
●アフガニスタン、パキスタン
テロとの闘いの最前線はアフガニスタンとパキスタンの国境地域であると位置付けアフガニスタンに米軍を追加派兵し、NATOやパキスタンにもー層の行動を求めると主張。
●イラン
イランに対しては、圧力に加え直接対話を提唱。
●軍縮・不拡散
「核兵器のない世界の追求」を主張しているが、一方的核軍縮は行わず、世界に核兵器がある限り強い抑止力を維持するとの立場。
●エネルギー、気候変動
2050年までの長期目標(1990年比80%減)を掲げ、G8+5(伯、中、印、墨、南ア)からなるGlobal Energy Forumの設立を提唱。エネルギー自給への取組を最優先課題と位置付け、クリーンエネルギー開発への投資と環境関連雇用創出を主張。
●アフリカ開発
父親がケニア人で、外交顧問にアフリカ専門家を擁する。ミレニアム開発目標重視、対アフリカ援助倍増等を提唱。




