2008年10月30日
6月に実施したアフガニスタンの調査について
平成20年10月30日 内閣官房・外務省・防衛省
1.調査の趣旨
政府としては、従来より、我が国が「平和協力国家」として行い得る活動や、そのための枠組みとしてどのようなものがあるかについて、幅広く検討している。本年6月、その一環として、国際社会の関心が高く、約40か国もの部隊が派遣されて様々な活動が行われているアフガニスタンについて調査を行った。
調査の概要については別添のとおり。
2.調査の日程等、
・平成20年6月8日(日)〜6月18日(水)
・内閣官房(2名)、外務省(3名)及び防衛省(5名)の職員
・1SAF(国際治安支援部隊)の活動状況、PRT地方復興チーム)の活動状況、現地の 治安状況等の広範な事項について調査
(別添)
調査の概要
1.調査団の構成及び調査場所
(1)調査団の構成
内間宮房(2名)外務省(3名)防衛省(5名)
(2)調査場所
カブールを含む複数地域
2.調査内容
調査に当たっては、以下のような広範な事項について情報を収集した。
・ISAF(国際治安支援部隊)の活動状況
・PRT(地方復興チーム)の活動状況
・現地の治安状況
・その他
調査は、ISAFの活動に関する具体的かつ運用に係る情報を対象としており、関係国は、調査内容が明らかにならないことを前提に当方調査に協力したものである。
したがって、調査内容が明らかになれば、ISAF及びPRTの活動に支障を来すことになりかねず、かつ、関係国との信頼関係を著しく損なうことになるため、調査の結果判明した事実関係を明らかにすることは出来ない。その前提で、可能な範囲で調査した事項及びその概要を記せば、以下のとおり。
(1)ISAF(国際治安支援部隊)の活動状況
ISAFは、国連安保理決議第1386号に基づき設置され、アフガニスタン当局者及び、特に人道・復興分野に従事する国連要員その他国際文民要員等が安全な環境で活動できるよう、アフガニスタン国内の治安維持について同国政府を支援すること等を任務としている。
具体的な活動としては、アフガニスタン当局や国連をはじめとする国際機関、NGO、OEFに参加する連合各国軍隊などと密接に連携しつつ、パトロール等の治安維持活動や国軍・警察等の治安部隊の訓練、軍民協力プロジェクト(CIMIC)の調整、アフガニスタン政府の治安分野改革(非合法武装集団の解体(DIAG)、麻薬対策等)の支援等を実施している。
調査に当たっては、現地ISAF関係者(要員派遣国軍人、文民要員の代表者)より、ISAFの活動に閲し、主として以下のような事項について聴取した。
・各国部隊の具体的活動内容
一パトロールなどの実施状況
一関係国部隊間の役割分担や協力の在り方
一基地の警備の実施状況
一アフガニスタン国軍への訓練の実施状況
一アフガニスタン警察への訓練の実施状況
・各国部隊要員の生活環境
一基地内の生活関連施設(宿泊施設、食堂、売店、運動場、病院等)の状況
一各国部隊要員の基地内での生活ぶり
・各国部隊の装備、施設
一各国部隊が任務を遂行するに当たり使用している装備
一基地内の軍事施設(空港、防護壁等)の状況
一これらの運用状況
(2)PRT(地方復興チーム)の活動状況
アフガニスタンにおけるPRTは、その組織や活動の態様はそれぞれ様々である。一般に、各国が派遣している軍人及び文民復興支援要員から構成される軍民混成の組織であり、平均的には軍事要員が100名から200名程度、文民要員が数名から10数名で構成される。
文民要員については、外交官、開発関係政府機関等職員、警察官に加え、復興開発ニーズに沿った職員が派遣されている。
その任務は、治安が不安定なため復興活動にも支障が生じているアフガニスタンにおいて、治安改善と復興事業を同時に推進することによって、開発支援の成果を挙げ、もってアフガニスタン政府の影響力の地方への拡大を支援することである。
調査に当たっては、現地P R T関係者(主導国軍人、関係国文民要員の代表者)より、
PRTの活動に関し、主として以下のような事項について聴取した。
・各国部,隊及び文民要員の具体的活動内容
一各国部隊
一パトロールなどの実施状況
一基地の警備の栗施状況
一文民要員の移動に際しての警備の実施状況
一各国文民要員
→関係国文民要員の間の役割分担や協力の在り方
→実施している支援活動の内容と規模
・各国部隊及び文民要員の生活環境
一基地内の生活関連施設(宿泊施院、食堂、売店、運動場、病院等)の状況
一各国部隊要員の基地内での生活ぶり
・PRTの装備、施設
一各国部隊が任務を遂行するに当たり使用している装備
一基地内の施設(防護壁等)の状況
一これらの運用状況
(3)現地の治安状況
アフガニスタンの治安は不安定の度合いを強めており、今後の見通しは予断を許さない状態である。特に、パキスタンと国境を接する南部・南東部・東部の治安は懸念すべき状況にある。
調査に当たっては、こうした状況を踏まえ、現地ISAF関係者(軍人、文民代表)及びPRT関係者(主導国軍人、関係国文民要員の代表者)より、主として以下のような事項について聴取した。
・各国部隊等が活動を行うに当たり直面する具体的事案の状況
一部隊が活動する地域における、IED、自動車爆弾、自爆テロといった各種の手法を 用いて行われるテロや攻撃事案の発生状況
一上記の時間的、地理的分布
・PRTの文民要員が活動を行うに当たり直面する具体的事案の状況
一PR Tの要員(軍人及び文民)が活動する地域における、IED、自動車爆弾、自爆テ ロといった各種の手法を用いて行われるテロや攻撃事案の発生状況
一上記の時間的、地理的分布
・その他、一般的治安状況
一基地に対する攻撃事案の発生状況
一空港に対する攻撃事案の発生状況
一アフガニスタン全土での治安関連事案の発生状況
一上記の時間的、地理的分布
(4)その他
・各国部隊が運用上必要とする物資の輸送などの実施状況
一陸路での輸送の実施状況
一空路での輸送の実施状況
・各国部隊要員の交替(ローテーション)の状況等
一各国部隊要員の交替のサイクル
一各国部隊要員の交替に際しとられている手順
1.調査の趣旨
政府としては、従来より、我が国が「平和協力国家」として行い得る活動や、そのための枠組みとしてどのようなものがあるかについて、幅広く検討している。本年6月、その一環として、国際社会の関心が高く、約40か国もの部隊が派遣されて様々な活動が行われているアフガニスタンについて調査を行った。
調査の概要については別添のとおり。
2.調査の日程等、
・平成20年6月8日(日)〜6月18日(水)
・内閣官房(2名)、外務省(3名)及び防衛省(5名)の職員
・1SAF(国際治安支援部隊)の活動状況、PRT地方復興チーム)の活動状況、現地の 治安状況等の広範な事項について調査
(別添)
調査の概要
1.調査団の構成及び調査場所
(1)調査団の構成
内間宮房(2名)外務省(3名)防衛省(5名)
(2)調査場所
カブールを含む複数地域
2.調査内容
調査に当たっては、以下のような広範な事項について情報を収集した。
・ISAF(国際治安支援部隊)の活動状況
・PRT(地方復興チーム)の活動状況
・現地の治安状況
・その他
調査は、ISAFの活動に関する具体的かつ運用に係る情報を対象としており、関係国は、調査内容が明らかにならないことを前提に当方調査に協力したものである。
したがって、調査内容が明らかになれば、ISAF及びPRTの活動に支障を来すことになりかねず、かつ、関係国との信頼関係を著しく損なうことになるため、調査の結果判明した事実関係を明らかにすることは出来ない。その前提で、可能な範囲で調査した事項及びその概要を記せば、以下のとおり。
(1)ISAF(国際治安支援部隊)の活動状況
ISAFは、国連安保理決議第1386号に基づき設置され、アフガニスタン当局者及び、特に人道・復興分野に従事する国連要員その他国際文民要員等が安全な環境で活動できるよう、アフガニスタン国内の治安維持について同国政府を支援すること等を任務としている。
具体的な活動としては、アフガニスタン当局や国連をはじめとする国際機関、NGO、OEFに参加する連合各国軍隊などと密接に連携しつつ、パトロール等の治安維持活動や国軍・警察等の治安部隊の訓練、軍民協力プロジェクト(CIMIC)の調整、アフガニスタン政府の治安分野改革(非合法武装集団の解体(DIAG)、麻薬対策等)の支援等を実施している。
調査に当たっては、現地ISAF関係者(要員派遣国軍人、文民要員の代表者)より、ISAFの活動に閲し、主として以下のような事項について聴取した。
・各国部隊の具体的活動内容
一パトロールなどの実施状況
一関係国部隊間の役割分担や協力の在り方
一基地の警備の実施状況
一アフガニスタン国軍への訓練の実施状況
一アフガニスタン警察への訓練の実施状況
・各国部隊要員の生活環境
一基地内の生活関連施設(宿泊施設、食堂、売店、運動場、病院等)の状況
一各国部隊要員の基地内での生活ぶり
・各国部隊の装備、施設
一各国部隊が任務を遂行するに当たり使用している装備
一基地内の軍事施設(空港、防護壁等)の状況
一これらの運用状況
(2)PRT(地方復興チーム)の活動状況
アフガニスタンにおけるPRTは、その組織や活動の態様はそれぞれ様々である。一般に、各国が派遣している軍人及び文民復興支援要員から構成される軍民混成の組織であり、平均的には軍事要員が100名から200名程度、文民要員が数名から10数名で構成される。
文民要員については、外交官、開発関係政府機関等職員、警察官に加え、復興開発ニーズに沿った職員が派遣されている。
その任務は、治安が不安定なため復興活動にも支障が生じているアフガニスタンにおいて、治安改善と復興事業を同時に推進することによって、開発支援の成果を挙げ、もってアフガニスタン政府の影響力の地方への拡大を支援することである。
調査に当たっては、現地P R T関係者(主導国軍人、関係国文民要員の代表者)より、
PRTの活動に関し、主として以下のような事項について聴取した。
・各国部,隊及び文民要員の具体的活動内容
一各国部隊
一パトロールなどの実施状況
一基地の警備の栗施状況
一文民要員の移動に際しての警備の実施状況
一各国文民要員
→関係国文民要員の間の役割分担や協力の在り方
→実施している支援活動の内容と規模
・各国部隊及び文民要員の生活環境
一基地内の生活関連施設(宿泊施院、食堂、売店、運動場、病院等)の状況
一各国部隊要員の基地内での生活ぶり
・PRTの装備、施設
一各国部隊が任務を遂行するに当たり使用している装備
一基地内の施設(防護壁等)の状況
一これらの運用状況
(3)現地の治安状況
アフガニスタンの治安は不安定の度合いを強めており、今後の見通しは予断を許さない状態である。特に、パキスタンと国境を接する南部・南東部・東部の治安は懸念すべき状況にある。
調査に当たっては、こうした状況を踏まえ、現地ISAF関係者(軍人、文民代表)及びPRT関係者(主導国軍人、関係国文民要員の代表者)より、主として以下のような事項について聴取した。
・各国部隊等が活動を行うに当たり直面する具体的事案の状況
一部隊が活動する地域における、IED、自動車爆弾、自爆テロといった各種の手法を 用いて行われるテロや攻撃事案の発生状況
一上記の時間的、地理的分布
・PRTの文民要員が活動を行うに当たり直面する具体的事案の状況
一PR Tの要員(軍人及び文民)が活動する地域における、IED、自動車爆弾、自爆テ ロといった各種の手法を用いて行われるテロや攻撃事案の発生状況
一上記の時間的、地理的分布
・その他、一般的治安状況
一基地に対する攻撃事案の発生状況
一空港に対する攻撃事案の発生状況
一アフガニスタン全土での治安関連事案の発生状況
一上記の時間的、地理的分布
(4)その他
・各国部隊が運用上必要とする物資の輸送などの実施状況
一陸路での輸送の実施状況
一空路での輸送の実施状況
・各国部隊要員の交替(ローテーション)の状況等
一各国部隊要員の交替のサイクル
一各国部隊要員の交替に際しとられている手順











