2008年10月10日

朝日新聞も批判する民主党の給油法案への対応 ご都合主義 豹変 対案を堂々と論じる自信がないから

小沢 今朝(10日)の朝日新聞社説で、民主党の給油法案への対応を批判しています。
 朝日新聞は、民主党を
「あまりにご都合主義」
「驚かされるのは民主党の豹変(ひょうへん)ぶりだ」
「つまりは、対案を堂々と論じる自信がないから、早期解散を求めるためという口実のもとで早々に審議を閉じてしまおうというのではないのか。」
ーと批判するのです。

 この社説は面白いです。以下、掲載します。


「給油法案―駆け込み審議の異様さ」


 政治に駆け引きや打算はつきものだ。総選挙が近いとなればなおさらだろう。だが、それにしてもあまりにご都合主義に過ぎないか。
 インド洋での海上自衛隊の給油支援活動を1年間延長する特措法改正案をめぐる自民、公明の与党と民主党の対応のことである。

 驚かされるのは民主党の豹変(ひょうへん)ぶりだ。昨年の国会では給油支援は憲法違反と猛反対し、徹底審議を要求して越年決着となった。なのに今回、反対するのは同じだが、衆院でわずか2日の審議で採決しようと提案したのだ。
 民主党は参院でも早期の採決に応じる構えだ。これにより法案は衆院で可決、参院では野党の反対多数で否決されるが、与党は衆院で再可決し、今月中にも成立する可能性が強まった。
 法案審議を口実に、麻生首相や自民党が解散・総選挙を先延ばしするのは許さない。そんな狙いなのだろう。だが、だからといって駆け込みで法案を処理しようというのはどうだろう。
 民主党は昨年、給油支援への対案として、アフガニスタンでの民生支援を軸とするテロ根絶法案を国会に出した。なぜ、これを国会の場で主張し、国民の理解を求めようとしないのか。
 アフガンの治安が悪化するなか、民主党が言う民生支援の実現は難しく、結局は何もしないのと同じという批判がある。給油支援の方が現実的との声は党内でも聞かれる。

 つまりは、対案を堂々と論じる自信がないから、早期解散を求めるためという口実のもとで早々に審議を閉じてしまおうというのではないのか。そう勘ぐる見方さえある。

 与党もほめられたものではない。首相がこの法案の審議入りにこだわったのは、総選挙で「テロとの戦いで何もしない日本でいいのか」と民主党を攻撃する布石でもあった。公明党は衆院再議決に否定的だったのに、態度を一変させた。公明党の求める早期解散の実現にはその方が得策という思惑があるからと見られている。
 タリバーン政権の崩壊から7年がたつのに、アフガンはおろか、核兵器を持つ隣国パキスタンの政情まで混迷してきた。どうすればこうした状況を変え、「テロとの戦い」を好ましい軌道に戻せるのか。そのために日本は何をすべきなのか。本来ならこうしたことこそ論議すべきなのだ。
 給油支援は日本が憲法の下でできる貢献のひとつではあるが、その是非だけに論議を矮小化(わいしょうか)させてはならない。まして解散の時期をめぐる駆け引きの材料にするようでは恥ずかしい。
 与野党は総選挙でそれぞれの主張を掲げて戦うべきだ。そのうえで新政権の下で議論を深め、合意を見いだせばいい。来年1月の期限切れまで時間はまだある。

shige_tamura at 14:07│Comments(0)TrackBack(0)clip!民主党 

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