2008年09月05日

補給支援特措法に関するQ&A(その3)

船Q3、そもそもインド洋上での補給支援活動が何のために必要なのですか。

A 洋上での補給活動は、燃料の補給を行う船と補給を受ける船が、並んで航行しながら給油などを行うもので、高い技術と能力が必要とされます。
 このような洋上補給を長期間、安定的に提供できる国は、日本以外に数カ国しかありません。まさに日本としての特徴を最大限に活かしたに活動・貢献だと言えます。 
 従って、海上阻止活動に参加する各国への洋上補給という形で支援を行うことで「テロとの闘い」の一翼を担い、国際社会の一員としての責任を果たしているのです。
 海上自衛隊の補給支援活動は、補給支援特別措置法に基づき、海上阻止活動(OEF―MIO)に参加する諸外国の軍隊等の艦船に対して、燃料や水などの補給活動を行うものです。
 海上阻止活動は、テロリストによる武器・麻薬の密輸(注)、テロリストやその資金の移動といった活動が海を経由して行われるのを阻止・抑止しようとするものです。具体的には、各国の艦船が、海上の不審な船などを検査し、取り締まる一種の国際的な検査活動を行っています。

 そのために、広範な海域での常時監視が前提で、補給のたびに沿岸の港湾に寄港して給油を行うとなれば、活動効率が大きく低下します。そこで、洋上補給が不可欠となるのです。
 その各国の艦船に対して、洋上補給の活動を行ってきたのが我が国の海上自衛隊というわけです。
 これにより、各国の艦船は、燃料などの補給のためにいちいち港へ戻らずに活動を継続することができ、インド洋という広範な海域において絶え間なく監視活動を行うことが可能となります。また、洋上での補給活動は港での補給に比べてテロの標的にされにくく、より安全です。

(注)全世界のアヘン生産量の約9割がアフガニスタンで栽培されていると言われ、これがテロリストの資金源となったり、麻薬そのものが世界へ拡散したりすることは、国際社会にとって大きな脅威となると考えられます。

shige_tamura at 09:20│Comments(0)TrackBack(0)clip!安保・防衛政策 

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