2008年06月26日
教育再生のために ― 親子で『論語』を素読する気運を(終わり)
六、最後に
実は最後に、ちょっと宣伝になりますが、ベストセラー「国家の品格」の著者、藤原正彦さんに、本に「品格」という言葉を使わせて貰いましたので、一冊贈らせて頂きました。(そしたら田村さんのほうが先に(『人間の品格―論語に学ぶ人の道―』)という本に使われていたことを知りましたが。)
そうしましたら、大変うれしい返事をいただきました。
「この度はご高著『論語の百章』をご呈送いただき有難うございました。夕食後に読みはじめたら面白くて、三分の一を読んでこの手紙を書いています。」面白かったと言って頂きました。そして、こう続けられていました。
「このような良書を」―良書と言って頂きました。「日本中の子供たちが、テレビやゲームを捨てて読んでくれれば、日本は必ず変わると思うのですが。」と、藤原さんは文芸春秋の特集「教養立国ニッポン」にも、子供時代に本よみ、古典をしっかり素読するようにおっしゃっています。
今は、人を意味も無く刺し殺すという事件が頻発しています。あれは本当にバーチャルの世界、いわゆるゲームの世界と現実がごっちゃになっているからです。死んでも生き返ると錯覚している。
それから言葉の問題です。言葉の乱れは心の乱れに繋がります。人としてのこころの在り方というのは言葉ですから、人間力というのは言葉の力です。そういうしっかりとした言葉を、子供時代にインプットしていくという事が、人間力の復活、再生には非常に大事にことだと思います。
是非、親子で、またはお孫さんと『論語』を素読する気運を高め、周りの方にも広げてくださるなら、日本の教育は必ず再生すると信じます。そうした、願いを持ちまして私の話を終わらせていただきます。
どうもありがとうございました。




