2008年06月19日

岡田克也氏が本を出版

岡田民主党の岡田克也氏が本を出したというので、早速買って読んだ。
 タイトルは「政権交代」だ。
 榊原英資氏が先だって文藝春秋から「政権交代」という同じタイトルの本を出した。
 
 岡田本は、タイトルの”パクリ”かと思った?


 読んだ感想は、内容が昔話ばかりで、民主党が政権を取ったらどうなるか、といった具体的なことがない。
 政策がない。
 かつて小沢一郎氏が同じ講談社から「日本改造計画」を出したが、これは、内容のある政策本だった。
 それに比べ、岡田氏の本は、政策についてはスローガンだけが並んでいた。

 この本、迫力がない。「なんでかな」と思った。
 本には、

 「政治家になろう」
  その気持ちが固まっていったのは、三十歳を過ぎたころだったろうか。

と書いてあった。この辺が不明確だからである。

 政治家で大事なことは、何のために政治家になるのかという明確なビジョンである。彼には、それがない。


 榊原英資氏の「政権交代」の方が内容がある。

 でも、岡田本は、多くの人に読んでもらいたい。
 そして政治を考えてもらいたい。
 

shige_tamura at 09:29│Comments(0)TrackBack(0)clip!民主党 | 岡田克也

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