2008年06月13日
前原副代表 「離党しろ」と民主議員がメール
僕のブログでも既に述べたが、前原誠司副代表が「民主党が政権を取っても大変」、参議院選挙の民主党マニフェストがいい加減と指摘したことが党内で大騒ぎとなっている。
以下、関連記事を掲載した。
民主に激震 「マニフェスト批判」の前原氏に筒井氏らが「退場勧告」
2008.6.13 産経新聞
福田康夫首相への問責決議可決で結束を演出したばかりの民主党に12日、激しい党内対立が表面化した。小沢一郎代表が主導した同党の参院選マニフェスト(政権公約)などを月刊誌で批判した前原誠司副代表に対し、民主党の政策決定機関「次の内閣」の筒井信隆農水担当ら3氏が「退場」勧告をする文書を配布した。文書は電子メールで同党所属国会議員全員へ送信する念の入れようで、党幹部も事態収拾に動いた。前原氏は同日夜、記者団に「ノーコメント」と話した。
前原氏は月刊誌「中央公論」7月号で自民党の与謝野馨前官房長官らと対談し、民主党の参院選マニフェストを財源面で批判。看板政策の農家への戸別所得補償を含む公約の経費を18兆円とし「行革だけで捻出(ねんしゅつ)するのは絶対無理」と指摘。さらに「(民主党が)『君子豹変(ひょうへん)』しないかぎり、まともな政権運営はできない」と唱えた。
これらを「民主党の3大政策の1つである農家の戸別所得補償の否定」と受け取った筒井氏や篠原孝、山田正彦の両元農水担当は猛反発。「前原副代表の妄言を糾弾し、その『退場』を勧告する」との文書を送信し、「参院選マニフェスト批判を自民党と一緒になって展開している。民主党の農業政策はバラマキだといえる精神は理解しがたい。次期総選挙を考えても看過できない」と批判した。
さらに「(前原氏が)偽メール事件で危機管理能力、問題対応能力のなさをさらけ出し党に多大の損失を被らせて(代表を)辞任したことを思えば、謹慎蟄居(ちつきよ)こそ必要で、マスコミにこのような言動を公表する資格もない。出処進退を明らかにするよう勧告する」とこき下ろした。
党内には、前原氏の重なる“小沢批判”に対し「なぜ外で党の団結を損なうことを言うのか」(若手)との不満がくすぶる一方、「バラマキ批判」に理解を示す声もある。党幹部も同日、事態の収拾に乗り出したが、軋轢(あつれき)は収まりそうもない。
前原氏への“退場”勧告メール、民主3議員が真意説明
6月12日23時22分配信 読売新聞
民主党の筒井信隆・農水担当と、農水担当経験者である篠原孝、山田正彦両衆院議員の3氏は12日、前原誠司副代表が月刊誌「中央公論」7月号の記事の中で、昨年の同党の参院選公約の実現性に疑問を示したことに対し、「妄言を糾弾し、その『退場』を勧告する」などと批判する電子メールを党所属議員に送信した。
同党の農家への戸別所得補償制度創設案に前原氏が否定的な見解を示したとして、「副代表は自らの出処進退を明らかにされんことを勧告する」としている。ただ、筒井氏はメールの真意について記者団に、「副代表の辞任要求ではない。進退の勧告は削除したい」と説明した。
民主内紛?党政策批判の前原氏に身内から「退場勧告」(朝日新聞、6月13日)
「自党の公約批判」「怒る『次の内閣』農水相ら
民主党の前原誠司副代表が月刊誌の対談で同党の政策批判を展開したことに対して、筒井信隆「次の内閣」農水相らが12日、「前原副代表の妄言を糾弾し、その『退場』を勧告する」とした文書を党所属議員にメールで送った。
前原氏は10日発売の中央公論で自民党の与謝野馨・前官房長官と対談。農家の戸別所得補償や子ども手当など昨年の参院選のマニフェストについて「行革だけで財源を捻出(ねんしゅつ)するのは絶対無理」と指摘し、「このまま民主党が政権を取っても、まともな政権運営はできない」と批判した。
京都市で7日開いたパーティーでは、ばらまき批判に対し、「そう思う。もう少し前向きな農業政策を築き上げないといけない」と語った。
これに対し、民主党の農業政策を担当する筒井氏らが猛反発。農家の戸別所得補償は前原氏が代表のときからの政策で、「批判するなら、まず自己批判し政治家としての不明を恥じるべきだ」。ばらまき批判には「十分な政策効果が期待されるにもかかわらず、交付金の対象者が多いというだけで批判するのは言いがかりだ」と反論した。さらに、前原氏の代表辞任のきっかけがメール問題だったことにも触れ、「危機管理能力、問題対応能力のなさをさらけ出して民主党に多大の損失をこうむらせて辞任したことを思えば、謹慎蟄居(ちっきょ)こそ必要であって、マスコミにこのような言動を公表する資格もない」とも指摘した。
自民寄り、小沢批判の前原副代表 「離党しろ」と民主議員がメール
6月12日19時55分配信 J-CASTニュース
「退場勧告」が出た前原誠司副代表
民主党の前原誠司副代表に対し、「今すぐに民主党を離れろ」と受け取れる「退場勧告」を、民主党の国会議員有志3人が2008年6月12日にした。この勧告文は民主党国会議員全員にメールで送られた。前原副代表は月刊誌などに「民主党はまともな政権運営はできない」などとし、小沢一郎代表や党の批判を繰り返していた。
■「国民各位に対する重大な背信行為である」
「前原誠司副代表の妄言を糾弾し、その『退場』を勧告する」と題されたメールを民主党の国会議員全員に配信したのは、同党の「ネクスト農水担当相」筒井信隆氏、篠原孝氏、山田正彦氏の3氏。勧告の直接の引き金になったのは月刊誌「中央公論」08年7月号に掲載された「自民と民主は本当に違うのか」という座談会。
農家の所得支援1兆円を含む15兆3000億円の公的資金を投入、という07年の参院選の民主党マニフェストには「財源の根拠が希薄」という指摘があった、と前原副代表が言及。あやふやな状態なのに最後は小沢代表の「エイヤ!」で決まってしまったとし、「ですから、仮にこのまま民主党が政権を取っても大変です。私は『君子豹変』しないかぎり、まともな政権運営はできないと思いますよ」
とまで言い切った。
前原副代表が08年6月7日の京都市内での会合で、自民党の「民主党の農業政策はバラマキだ」と言う批判に対し、「私もそういう気持ちを強く持っている」と発言したことも問題だ、と指摘している。民主党の政策はバラマキには当たらず、もともと、農家の所得補償制度は前原副代表が代表だった時代に自ら了承したもので、農地制度改革に対する無知、無理解があると3氏は副代表を追及。しかも、自民党の主張に擦り寄っている、とし、「多くの同僚議員や民主党農政に対してご指示をいただいた国民各位に対する重大な背信行為である」
と結んでいる。
■「報道の内容は、前原の思いとは全然違う」
前原副代表は、小沢代表と距離を置くグループ「凌雲(りょううん)会」に参加。08年5月の会合で、08年9月に予定されている党代表選挙について、小沢氏の無投票再選に関し「そんなことになれば民主党は終わりだ」と発言。また、08年5月20日付けの読売新聞には、「中央公論」の座談会に出席した自民党の与謝野馨前官房長官の話として、前原副代表の発言を紹介している。
「(国会運営について)民主党が間違っている。国民のために一つずつ物事を決めないといけない。小沢代表が悪い。政策に興味がなく、政局にしか興味がない」
また、自民党寄りという批判は前からあった。07年8月22日には自民党の中谷元・元防衛庁長官と東京・有楽町の外国特派員協会で安全保障問題について共同記者会見をした時のこと。海上自衛隊がインド洋で行っている後方支援活動について、延長に批判的な小沢代表に対し、中谷氏が、「日本の国益よりも党利党略を考えた、自分たちのためにする議論」と批判する横で、前原氏は、「中谷さんは尊敬する好きな政治家」などと発言。民主党議員の中から前原副代表のスタンスを訝る声が出ていた。
今回の勧告文を出した筒井信隆氏の議員事務所はJ-CASTニュースの取材に対し、
「前原副代表に猛省を促すとともに、これからもその考え方について追及していく。『退場』の意味は前原副代表自身が考えるべきだ」
と話した。
前原副代表の議員事務所は、「小沢代表、党批判として前原の言動を報じているのは特定のメディアだけ。前原の実際の思いとは全然違っている」とJ-CASTニュースに話した。
以下、関連記事を掲載した。
民主に激震 「マニフェスト批判」の前原氏に筒井氏らが「退場勧告」
2008.6.13 産経新聞
福田康夫首相への問責決議可決で結束を演出したばかりの民主党に12日、激しい党内対立が表面化した。小沢一郎代表が主導した同党の参院選マニフェスト(政権公約)などを月刊誌で批判した前原誠司副代表に対し、民主党の政策決定機関「次の内閣」の筒井信隆農水担当ら3氏が「退場」勧告をする文書を配布した。文書は電子メールで同党所属国会議員全員へ送信する念の入れようで、党幹部も事態収拾に動いた。前原氏は同日夜、記者団に「ノーコメント」と話した。
前原氏は月刊誌「中央公論」7月号で自民党の与謝野馨前官房長官らと対談し、民主党の参院選マニフェストを財源面で批判。看板政策の農家への戸別所得補償を含む公約の経費を18兆円とし「行革だけで捻出(ねんしゅつ)するのは絶対無理」と指摘。さらに「(民主党が)『君子豹変(ひょうへん)』しないかぎり、まともな政権運営はできない」と唱えた。
これらを「民主党の3大政策の1つである農家の戸別所得補償の否定」と受け取った筒井氏や篠原孝、山田正彦の両元農水担当は猛反発。「前原副代表の妄言を糾弾し、その『退場』を勧告する」との文書を送信し、「参院選マニフェスト批判を自民党と一緒になって展開している。民主党の農業政策はバラマキだといえる精神は理解しがたい。次期総選挙を考えても看過できない」と批判した。
さらに「(前原氏が)偽メール事件で危機管理能力、問題対応能力のなさをさらけ出し党に多大の損失を被らせて(代表を)辞任したことを思えば、謹慎蟄居(ちつきよ)こそ必要で、マスコミにこのような言動を公表する資格もない。出処進退を明らかにするよう勧告する」とこき下ろした。
党内には、前原氏の重なる“小沢批判”に対し「なぜ外で党の団結を損なうことを言うのか」(若手)との不満がくすぶる一方、「バラマキ批判」に理解を示す声もある。党幹部も同日、事態の収拾に乗り出したが、軋轢(あつれき)は収まりそうもない。
前原氏への“退場”勧告メール、民主3議員が真意説明
6月12日23時22分配信 読売新聞
民主党の筒井信隆・農水担当と、農水担当経験者である篠原孝、山田正彦両衆院議員の3氏は12日、前原誠司副代表が月刊誌「中央公論」7月号の記事の中で、昨年の同党の参院選公約の実現性に疑問を示したことに対し、「妄言を糾弾し、その『退場』を勧告する」などと批判する電子メールを党所属議員に送信した。
同党の農家への戸別所得補償制度創設案に前原氏が否定的な見解を示したとして、「副代表は自らの出処進退を明らかにされんことを勧告する」としている。ただ、筒井氏はメールの真意について記者団に、「副代表の辞任要求ではない。進退の勧告は削除したい」と説明した。
民主内紛?党政策批判の前原氏に身内から「退場勧告」(朝日新聞、6月13日)
「自党の公約批判」「怒る『次の内閣』農水相ら
民主党の前原誠司副代表が月刊誌の対談で同党の政策批判を展開したことに対して、筒井信隆「次の内閣」農水相らが12日、「前原副代表の妄言を糾弾し、その『退場』を勧告する」とした文書を党所属議員にメールで送った。
前原氏は10日発売の中央公論で自民党の与謝野馨・前官房長官と対談。農家の戸別所得補償や子ども手当など昨年の参院選のマニフェストについて「行革だけで財源を捻出(ねんしゅつ)するのは絶対無理」と指摘し、「このまま民主党が政権を取っても、まともな政権運営はできない」と批判した。
京都市で7日開いたパーティーでは、ばらまき批判に対し、「そう思う。もう少し前向きな農業政策を築き上げないといけない」と語った。
これに対し、民主党の農業政策を担当する筒井氏らが猛反発。農家の戸別所得補償は前原氏が代表のときからの政策で、「批判するなら、まず自己批判し政治家としての不明を恥じるべきだ」。ばらまき批判には「十分な政策効果が期待されるにもかかわらず、交付金の対象者が多いというだけで批判するのは言いがかりだ」と反論した。さらに、前原氏の代表辞任のきっかけがメール問題だったことにも触れ、「危機管理能力、問題対応能力のなさをさらけ出して民主党に多大の損失をこうむらせて辞任したことを思えば、謹慎蟄居(ちっきょ)こそ必要であって、マスコミにこのような言動を公表する資格もない」とも指摘した。
自民寄り、小沢批判の前原副代表 「離党しろ」と民主議員がメール
6月12日19時55分配信 J-CASTニュース
「退場勧告」が出た前原誠司副代表
民主党の前原誠司副代表に対し、「今すぐに民主党を離れろ」と受け取れる「退場勧告」を、民主党の国会議員有志3人が2008年6月12日にした。この勧告文は民主党国会議員全員にメールで送られた。前原副代表は月刊誌などに「民主党はまともな政権運営はできない」などとし、小沢一郎代表や党の批判を繰り返していた。
■「国民各位に対する重大な背信行為である」
「前原誠司副代表の妄言を糾弾し、その『退場』を勧告する」と題されたメールを民主党の国会議員全員に配信したのは、同党の「ネクスト農水担当相」筒井信隆氏、篠原孝氏、山田正彦氏の3氏。勧告の直接の引き金になったのは月刊誌「中央公論」08年7月号に掲載された「自民と民主は本当に違うのか」という座談会。
農家の所得支援1兆円を含む15兆3000億円の公的資金を投入、という07年の参院選の民主党マニフェストには「財源の根拠が希薄」という指摘があった、と前原副代表が言及。あやふやな状態なのに最後は小沢代表の「エイヤ!」で決まってしまったとし、「ですから、仮にこのまま民主党が政権を取っても大変です。私は『君子豹変』しないかぎり、まともな政権運営はできないと思いますよ」
とまで言い切った。
前原副代表が08年6月7日の京都市内での会合で、自民党の「民主党の農業政策はバラマキだ」と言う批判に対し、「私もそういう気持ちを強く持っている」と発言したことも問題だ、と指摘している。民主党の政策はバラマキには当たらず、もともと、農家の所得補償制度は前原副代表が代表だった時代に自ら了承したもので、農地制度改革に対する無知、無理解があると3氏は副代表を追及。しかも、自民党の主張に擦り寄っている、とし、「多くの同僚議員や民主党農政に対してご指示をいただいた国民各位に対する重大な背信行為である」
と結んでいる。
■「報道の内容は、前原の思いとは全然違う」
前原副代表は、小沢代表と距離を置くグループ「凌雲(りょううん)会」に参加。08年5月の会合で、08年9月に予定されている党代表選挙について、小沢氏の無投票再選に関し「そんなことになれば民主党は終わりだ」と発言。また、08年5月20日付けの読売新聞には、「中央公論」の座談会に出席した自民党の与謝野馨前官房長官の話として、前原副代表の発言を紹介している。
「(国会運営について)民主党が間違っている。国民のために一つずつ物事を決めないといけない。小沢代表が悪い。政策に興味がなく、政局にしか興味がない」
また、自民党寄りという批判は前からあった。07年8月22日には自民党の中谷元・元防衛庁長官と東京・有楽町の外国特派員協会で安全保障問題について共同記者会見をした時のこと。海上自衛隊がインド洋で行っている後方支援活動について、延長に批判的な小沢代表に対し、中谷氏が、「日本の国益よりも党利党略を考えた、自分たちのためにする議論」と批判する横で、前原氏は、「中谷さんは尊敬する好きな政治家」などと発言。民主党議員の中から前原副代表のスタンスを訝る声が出ていた。
今回の勧告文を出した筒井信隆氏の議員事務所はJ-CASTニュースの取材に対し、
「前原副代表に猛省を促すとともに、これからもその考え方について追及していく。『退場』の意味は前原副代表自身が考えるべきだ」
と話した。
前原副代表の議員事務所は、「小沢代表、党批判として前原の言動を報じているのは特定のメディアだけ。前原の実際の思いとは全然違っている」とJ-CASTニュースに話した。












